社員研修とセミナーはどこがどう違うの？

セミナーと社員研修について理解しよう

まずは、セミナーと研修とはそもそも何かということを理解しましょう。両者の内容を見れば、似ているようで実は異なるものであることがわかるはずです。

セミナーとは？

セミナーとは、特定のテーマに関するレクチャーのことです。そのテーマに興味があれば、応募して参加する形になります。

セミナーは会社や団体など、特定の組織を単位にして実施されることは少ないです。広く人材を募集し、会社や団体などの所属先に関係なく参加できるものです。この場合、主催者が講師を選んで招聘します。そして、いろいろな企業から参加者を募ります。

社員研修とは？

一方、社員研修とは、企業の人材育成施策の一環として実施されるものです。よって実施されるのは会社単位です。会社で実施される勉強会で、業務をするにあたって必要な知識やスキルを学ぶために開催されます。

研修は業務の一環として開催されるのが、セミナーと大きく異なる点です。ですから参加対象になった従業員は、絶対に参加しなければなりません。

社内研修といっても、いろいろな種類があります。これから働く新卒を対象にした社内研修もあれば、新たに管理職に就く人のための研修もあります。企業の中には段階をおっていろいろな社内研修を用意して、社員のスキルアップを狙うところもあります。

助成金の出る・出ないも違いの一つ

社内研修とセミナーの違いとして、助成金が出るかどうかも一つのポイントです。社内研修の場合、内容によっては助成金が下りる可能性があります。

社内研修に関する助成金は、厚生労働省が主に管轄しています。ただし、社内研修をすればなんでも助成金が下りるわけではありません。受給するためにはいくつか要件があって、それを満たしてはじめて助成金が給付されます。

例えば人材開発支援助成金があります。研修を通じて人材育成を図った場合に給付される助成金です。助成金は融資ではなく給付されるもので、返済の必要がないので会社にとっては大きな資金源になるかもしれません。

社内研修と外部研修

自社の従業員のために研修を実施しようと思うのであれば、2種類のうちのいずれを選択するかも問題になるでしょう。研修には社内研修と外部研修の2種類があります。

社内研修とは文字通り、会社の中で実施する研修プログラムのことです。つまり、会社の役員や上司が講師になって部下にレクチャーするものです。

一方、外部研修とは研修の内容や講師などを社外の組織に委託する方式です。セミナーや研修を専門に行っている会社があるので、こちらに希望の内容を伝えて部下にレクチャーしてもらう形になります。社内研修と外部研修にはそれぞれ、メリットとデメリットがあります。

社内研修のメリットとデメリット

社内研修のメリットとして大きいのは、ほとんどコストのかからないところです。なにせ自前でほとんどの部分を担いますから、特別に予算を用意する必要はありません。

また会社の事情に明るい自社の社員が講師を務めます。よって、会社にとって何が必要か、社員にどのようなスキルを身に着けてほしいか理解しています。そして、その部分にピンポイントでレクチャーできるのがメリットの一つです。

社内研修の場合、知った顔が参加者だというのもメリットです。気軽に話ができるので、交流する中でいろいろな意見が活発に出て会社にとってプラスに働く可能性もあります。デメリットもメリットと紙一重で、知っている者同士が参加する点です。会社によってはなれ合いになってしまって、ただ社内研修をやっているだけという結果にもなりかねません。

中小企業のような従業員数があまり多くないところだと、目新しいものを出すのは難しいです。またスキルや知識について、社内の情報に限定されるのもデメリットの一つです。このため、一定のところで頭打ちになってしまう恐れがあります。

外部研修のメリットとデメリット

外部研修のメリットは、社内の枠にとらわれない新しい価値観やスキルに触れることができる点です。外部の講師を招くことで、新しい空気を取り込めるかもしれません。社内にはない新しいスキルを従業員がマスターできるかもしれません。結果的に、会社を背負って立つリーダー候補を効率よく育てられる可能性があります。

新卒相手の研修では、外部の人材を招聘するのも一つの方法です。ビジネスマナーなど、基本的なことをレクチャーするノウハウを豊富に持っている講師を招けば、新卒をスピーディに一人前にできるでしょう。

外部研修の場合、プログラムなど内容の一切をそのアウトソーシングに任せる形になります。すると、細かなところで会社の望む研修内容とずれが生じる可能性があります。ですから研修を行う前に、しっかり意見のすり合わせを行いましょう。

また外部に委託するので、そのための費用が掛かるのもデメリットです。多人数が参加する研修をお願いする場合には、ある程度まとまった金額が必要になる場合も考えられます。

おすすめの研修・セミナーサービスを紹介

外部研修をお願いしたい、セミナーに参加したいと思っている人はどう情報収集すればいいかわからないかもしれません。ここでは、おすすめの研修サービスやセミナーについてみていくので、参考にしてください。

おすすめ研修サービス

研修で実績のあるところとして、7つの習慣Innovative Mind研修があります。こちらは「7つの習慣」と呼ばれる研修アプローチによって、社員教育をします。全世界で人気のプログラムで、書籍は累計で3000万部の売り上げを記録しています。

xDriveもおすすめの研修サービスプログラムです。PDCAサイクルの定着を目的としたプログラムで、月1回・1年かけて指導を進める研修方法です。PDCAサイクルは、いろいろなビジネスシーンで必要とされるモデルです。営業力の向上や今後の人材を育成したい、コスト圧縮したいなど、さまざまなニーズに応えることができる思考法です。

おすすめセミナー

セミナーの情報を収集するのであれば、専門のサイトがあります。こちらで情報収集して、興味のあるセミナーをピックアップしてみてください。

例えばセミナー情報.comなどは多種多様なジャンルのセミナーを紹介しています。どのセミナーに参加すればいいかわからなければ、おすすめセミナーをチェックしてみるといいでしょう。セミナー情報.comが厳選しているので、質の高いセミナーばかりです。

セミナーズもチェックしておきたいサイトの一つです。ビジネスセミナーに関する情報量では、国内でもトップクラスです。地域やカテゴリーなどで絞り込みができます。無料で参加できるセミナーも多数掲載されているので、セミナーがどのようなものかとりあえず体験してみたければ、無料のセミナーから参加してみるといいでしょう。

まとめ

セミナーと社内研修は、対象や内容などが異なるところがいろいろあります。また、研修でも社内研修と外部研修の2種類があるので、研修を検討しているのならどちらがいいかを十分検討しましょう。セミナーや社内研修の情報はネットにいろいろ掲載されています。興味があれば、まずはネットで検索してみるといいでしょう。

待っているだけで仕事が獲得できる「比較ビズ」とは

最後に「比較ビズ」の告知をさせて頂きます。

• 忙しくて新規開拓できない
• 営業せずに案件を増やしたい
• 月額数万で集客できるツールが欲しい

比較ビズはこんな悩みを抱えた経営者・営業マンにピッタリなサービスです。 多種多様な業界でお仕事の発注・見積依頼が日々大量に行われているので、比較ビズに掲載するだけで、 新規開拓をすることができます。

まずは下記のボタンより、お気軽に資料のご請求を頂ければと思います。しつこい営業等は一切ございません。