仕事を受けたい企業と仕事を依頼したい企業を繋ぐ

日本最大級のビジネスマッチングサービス

待っているだけで仕事の依頼が届く
比較ビズに御社も掲載してみませんか?

行政書士の廃業率は高い?成功するための3つのポイントやおすすめの通信講座を紹介

更新日:2024年07月23日
行政書士の廃業率は高い?成功するための3つのポイントやおすすめの通信講座を紹介
この記事で解決できるお悩み
  • 行政書士の廃業率や廃業する理由とは?
  • 行政書士には将来性はある?
  • 行政書士の資格取得におすすめの通信講座は?

行政書士は廃業率が非常に高く、3年以内に9割の行政書士が廃業するといわれていますが、実際にはそこまで高くありません。独占業務も多く将来性のある仕事ですが、廃業する人には多くの共通点が存在します。廃業しないためにも、開業前にしっかりと廃業理由を把握しておくことが重要です。

本記事では、行政書士として開業したいと考えている方向けに、行政書士が廃業する主な理由や成功するためのポイントを紹介します。資格取得におすすめの通信講座も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

記事を読み終わった頃には、行政書士の将来性や開業時の注意点などのイメージを明確にしたうえで学習に取り組めるようになるでしょう。

集客でお困りごとはありませんか?

もしも今現在、

  • 受注数を増やしたいが、営業があまり上手くいかない
  • ホームページを作ったが反響が来ない
  • 営業人員を抱えるほどの余裕がない

上記のようなお困りがありましたら、比較ビズへの掲載をご検討ください。毎日様々な地域・業界のお仕事の見積もり相談が発生しており、それに対応できる企業様(受注者様)を募集しております。費用は月額料金のみで、それ以外の費用は一切発生しません。まずはお気軽にご利用ください。

行政書士の仕事を探す

行政書士の廃業率:約3%

「行政書士の廃業率は高い」「行政書士の3年以内の廃業率は9割」という噂がよく見られますが、実際の廃業率は約3%程度です。絶対廃業しないとは言い切れませんが、廃業率が特別高い士業とはいえないでしょう。

令和4年度の行政書士の登録状況をみると、行政書士の登録者と廃業者は以下のように記載されています。

a:令和4年度当初における行政書士の登録者数 50,286人
b:令和4年度中の新規の行政書士登録者数 2,713人
c:廃業届を提出した行政書士の数 1,592人

以上より、行政書士の廃業率は、c÷(a+b)×100=3.00%と計算できます。

廃業率が高いわけではありませんが、行政書士の登録者数は年々増加傾向にあり、顧客の獲得競争は激しくなっています。廃業率の数字だけを見て安心するのではなく、集客に力を入れて自分なりの強みや専門性を磨くことが重要です。

行政書士が廃業する主な3つの理由

行政書士が廃業する主な理由は、以下の3つが挙げられます。

  1. 継続的な業務依頼が来ない
  2. プライドが高くすべての業務を一人で請け負ってしまう
  3. 開業に伴う資金が不足している

いずれも、行政書士として開業する前に注意することで十分対策できるでしょう。特に、業務を継続的に獲得するために「集客方法をどう行うか」はしっかりと固めてから開業する必要があります。

1. 継続的な業務依頼が来ない

行政書士は、ひとつ業務を獲得できたとしても、継続的な業務依頼につながりにくい特徴があります。

税理士や社労士などは、一度顧客がつけば長期的・継続的に業務を請け負うことになりますが、行政書士は単発の業務が多くを占めます。書類作成や官公署への申請などの業務を請け負ったとしても、経験と実績が少ないうちは次も仕事を依頼してもらえるとは限りません。

業務を継続的に獲得するためには、集客に注力する必要があります。以下の手法を使い、開業前に具体的な集客プランを策定しておきましょう。

  • ホームページやサイトでの情報発信
  • SNSでの情報発信
  • YouTubeでの情報発信
  • 飛び込み営業
  • ポスティング
  • セミナー開催
  • 交流会への参加

特に、ホームページやSNS・YouTubeなどのWebでの情報発信はおすすめです。必要な初期費用や固定費が少なく、飛び込み営業やリアルでの人脈づくりよりも効率的に多くの方へ自身をアピールできます。サイト運営やWebマーケティングを実践しながら学べる点もメリットです。

2. プライドが高くすべての業務を一人で請け負ってしまう

廃業する行政書士の多くは、プライドが高くすべての業務を1人で請け負ってしまう傾向にあります。

行政書士は、正当な事由がない限り業務の依頼を断ることができないと行政書士法に定められています。しかし個人から依頼される細々とした業務や苦手な業務をなんでも引き受けると、業務をさばけなくなり、最悪の場合懲戒請求につながる可能性があります。

専門外の業務や苦手な案件を依頼されて困ったときは、自身だけで解決しようとせず、他者を頼ることが重要です。自分が苦手とする分野を得意とする行政書士とのつながりを作ったり、先輩の行政書士へ相談できる体制を作ったりするといいでしょう。

頼り頼られを繰り返し、仕事の品質を上げて地道に業務を遂行することが、廃業を防ぐための大切な考え方のひとつです。

3. 開業に伴う資金が不足している

行政書士として開業する前に、開業後の資金が不足して廃業につながってしまうケースも存在します。

行政書士として開業した直後は業務実績が少ないため、仕事の獲得が難しく、収入が不安定になります。生活資金が十分に確保できていないと、資金不足により経営が立ち行かなくなり、廃業リスクが高まってしまいます。

事業が軌道に乗るまで時間がかかることを想定し、半年分〜1年分くらいの生活資金を必ず確保しておきましょう。

行政書士の仕事に将来性がある3つの理由

行政書士が廃業する理由を先んじて紹介しましたが、それでも行政書士の仕事には将来性があるといえます。主な理由は以下の3つです。

  1. 市場規模が拡大している
  2. 業務範囲が拡大している
  3. 独占業務が多い

行政書士しか遂行できない業務は多数存在し、活躍できるフィールドは年々幅広くなっています。

1. 市場規模が拡大している

行政書士の市場規模(売上金額)は、年々拡大しています。

以下は総務省統計局が発表している経済センサス‐活動調査のデータを抜粋したものです。行政書士の市場規模は、2012年から2021年の10年間で、2倍以上に成長していることがわかります。

  売上金額
(百万円)
事業所数 1事業所あたりの売上
(百万円)
2012年度 30,802 3,984 7.73
2016年度 40,744 5,004 8.14
2021年度 62,260 6,717 9.27

今後も新たな法律や条例が制定されることで、業務の幅はますます広がり、市場規模もさらに増加することでしょう。

2. 業務範囲が拡大している

行政書士が作成できる書類は多岐に渡りますが、行政書士の業務範囲は今後さらに拡大するでしょう。

新たな法令や条例が制定されることで、行政書士が作成できる書類も新たに追加される可能性があります。近年の例でいうと「民泊の申請代行」や「ドローンの飛行許可」など、行政庁の許認可を得るために必要な申請の数が増えています。

特に、相続関係・外国人労働者の入管業務などは、今後の将来性が特に期待されている分野です。今後の需要の拡大が見込めるうえに、既存のやり方が確立されていないジャンルも存在するため、これから開業する人にとっても大きなチャンスといえるでしょう。

3. 独占業務が多い

弁護士や税理士などのように、行政書士には独占業務が多数存在します。許認可に関する申請書類や不動産に関する申請書類など、行政書士が作成できる書類は1万種類以上あるといわれているほどです。

官公署に提出する書類には書き方のルールやフォーマットが厳格に定められており、少しでも不備があれば再提出を求められます。書類作成に慣れていない個人や企業が対応しようとすると、膨大な労力と時間がかかるでしょう。ミスなく迅速に書類を作成するためには、行政書士へ依頼するほうが確実であるため、行政書士のニーズは非常に高いといえます。

今後新たに法律や条例が制定されたら、行政書士の活躍フィールドはますます広がるでしょう。

将来も長く活躍する行政書士になるためのポイント

開業後に廃業することなく、長く活躍する行政書士になるためのポイントは以下のとおりです。

  • 特定行政書士になる
  • 行政書士と関連のある資格を取得する
  • 特定ジャンルの専門性を磨く

多数存在する行政書士の中から自分に業務を依頼してもらうためには、他者との差別化が非常に重要です。これらのポイントは、いずれも他者との差別化を図るための具体策といえます。

特定行政書士になる

特定行政書士とは、法定の研修課程を修了することにより、許認可に関する行政不服申し立ての手続きの代理業務を行えるようになる行政書士のことです。特定行政書士の資格があると、許認可申請から不服申立ての手続きまでを一貫して行えるため、書類作成のみ行える行政書士よりも業務の幅が広がります。

例として「クライアントから依頼されて建設業の営業許可を申請したが、管理者の常勤性に疑いがあり不許可となった」というケースを考えてみましょう。

通常の行政書士であれば「不服申し立て」ができないため、諦めるか弁護士へ業務を引き継ぐことしかできません。特定行政書士であれば、管理者の常勤性や経験に関する判断を見直す余地があると判断した場合、不許可処分に対して「不服申立て」ができます。

特定行政書士になることで業務の幅が広がり、他者との差別化がはかれるでしょう。

行政書士と関連のある資格を取得する

行政書士と関連のある資格を取得することで、扱える業務範囲が広がり、他の行政書士との差別化につながります。特に、司法書士や社会保険労務士の資格を別途持っていると、活躍の幅が広がるためおすすめです。

例として、行政書士と司法書士のダブルライセンスを取得した場合の相続業務を考えてみましょう。行政書士は「遺産分割協議書の作成」を行えますが、司法書士は「相続登記」が行える形となっており、片方の資格しかないと自分だけで業務を完結できません。ダブルライセンスを取得することで、自分だけで業務をワンストップで行えるようになります。

依頼者の多くは、なるべく一度に業務を済ませたいと考えています。行政書士と司法書士それぞれに依頼するよりも、1人だけに依頼して済ませられる行政書士がいたら、その人に業務を依頼したいと考えるでしょう。

特定ジャンルの専門性を磨く

特定ジャンルの専門性を磨くことでも、他者との差別化を図れます。

幅広い業務に対応できることも大切ですが「このジャンルなら誰よりも詳しい」というものがあれば信頼度が上がり、新規顧客の獲得がしやすくなります。広く浅く業務を受けていると、専門性が身に付かず、継続案件やリピーターの獲得が難しくなるでしょう。

特定のジャンルに絞った方がより早く専門性が身につき、ブランディングもしやすくなります。継続的に業務を獲得するためにも、特定のジャンルを極めてみることを検討してみるといいでしょう。

行政書士の資格取得におすすめの通信講座3選

行政書士の資格を取得できる講座やスクールは多数存在しますが、本記事でおすすめの通信講座を紹介します。

  • ユーキャン
  • アガルートアカデミー
  • スタディング

どの講座を受講すべきかわからない・通信講座でも合格できるのか不安とお悩みの方は参考にしてください。

ユーキャン

ユーキャン

  • 充実したサポートと全7回の添削課題
  • スマホで視聴できる講義動画
  • 無駄を省いた最小限の努力で合格できるカリキュラム

ユーキャンは、10年間で2,687名もの合格者を輩出している人気の通信講座です。テキストや講義がわかりやすいだけではなく、添削やサポートが充実している点が特徴です。問題の解説や解法のみならず、弱点補強のコツや得点力アップのためのポイントなどのアドバイスももらえます。

講義動画はスマホで視聴でき、1本あたり平均6分と短いため、スキマ時間を活用しながら学習できます。テキストも初学者が学習しやすい構成となっており、学習量がミニマムになるよう内容が絞られているため、資格取得の勉強がはじめての方にもおすすめです。

アガルートアカデミー

アガルート

  • 臨場感のある映像授業
  • 自身の学習経験に応じて複数のカリキュラムから選択可能
  • 初学者でもわかりやすい高品質なテキスト

アガルートアカデミーは、2015年に開校した比較的新しい通信講座です。映像授業に臨場感があり、受験生が悩みやすい箇所や重要なポイントを抑揚のある話し方でていねいに教えてくれると好評です。

アガルートには、行政書士の講座だけでも複数のカリキュラムが存在しています。初学者向けカリキュラムのほか、資格試験の学習経験がある方向け・行政書士の学習経験がある方向けなどが用意されています。自身の学習経験に応じて、ぴったりの講座が選べるでしょう。

スタディング

スタディング

  • スキマ時間学習に特化したカリキュラム
  • AIによる学習効率アシストで効率よく復習
  • 48,400円〜と安価な受講料

スタディングは、スマホを使って効率よく・短期間で資格を取得するためのカリキュラムに特化したオンライン講座です。5分ほどのスキマ時間でも手軽に学べるビデオ講座が充実しており、通勤時間や休憩時間を使って勉強できます。

AI技術を取り入れた学習方法も特徴的で、AIが最適なタイミングで復習問題を出題してくれる機能も存在します。勉強を継続しやすくするための工夫が盛り込まれており、多忙な方でも行政書士の資格取得を目指せる講座になっています。

まとめ

「行政書士の廃業率は9割」という情報がネット上でよく見受けられますが、実際の廃業率は3%程度です。もちろん廃業のリスクが全くないわけではありませんが、決して高い廃業率であるとはいえないでしょう。

むしろ、行政書士の市場や業務範囲は今後もますます拡大することが予想されます。集客に力を入れつつ、自身と他の行政書士との差別化を図ることで、継続的に業務を獲得できるようになるでしょう。

比較ビズでは、忙しくて新規開拓できない方や案件を増やしたい方にぴったりのサービスです。 多種多様な業界で業務の発注・見積依頼が日々大量に行われているので、比較ビズに掲載するだけで、 新規開拓ができます。行政書士として業務を獲得したい方は、ぜひ比較ビズを利用してください。

待っているだけで仕事が獲得できる「比較ビズ」とは

最後に「比較ビズ」の告知をさせて頂きます。

  • 忙しくて新規開拓できない
  • 営業せずに案件を増やしたい
  • 月額数万で集客できるツールが欲しい

比較ビズはこんな悩みを抱えた経営者・営業マンにピッタリなサービスです。 多種多様な業界でお仕事の発注・見積依頼が日々大量に行われているので、比較ビズに掲載するだけで、 新規開拓をすることができます。

まずは下記のボタンより、お気軽に資料のご請求を頂ければと思います。しつこい営業等は一切ございません。

山近 百花
執筆者

法政大学法学部政治学科卒業後、アパレル系の販売職に勤める。全国の店舗対抗の接客スキルを競う大会にて審査員特別賞を受賞した。現職のワンズマインドでは前職の接客経験を活かし前期の営業成績TOPになるまでに至る。営業業務を行う傍ら、現場で見聞きした意見や見地をもとにメディア運用業務も行う。

行政書士の案件一覧

  • 契約書・書類作成の見積もり依頼

    行政書士 > 契約書・書類作成
    • 総額予算 5万円まで
    • 依頼地域 東京都

    [作成書類の種類] 企業間の商取引 [事業の場合選択] サービス業 [対応スピード] 緊急 [相談内容] コンサルタント契約 業務委託契約書 フランチャイズ契約 [ご希望・ご要望]

    ヒアリング済
  • 債権回収の相談・提案依頼

    行政書士 > 債権回収代行・ファクタリング
    • 総額予算 予算上限なし
    • 依頼地域 愛知県

    [希望する対処内容] 費用と相談 調査 債権回収管理 [債権の内容] 5000万円以上の大型債権 [債権総額] 8000万 [回収先の事業] その他 [対応スピード] 緊急 [相談内容] 不動産の担保付きで8000万の借用書があります。返済期限は2024年11月末日です。先方とのLINEのやり取り、口座のやり取りなど残っています。高齢の母から借りた資金も含まれているので、早急に回収したいです。 [ご希望・ご要望]

  • 債権回収の相談・提案依頼

    行政書士 > 債権回収代行・ファクタリング
    • 総額予算 5万円まで
    • 依頼地域 神奈川県

    [希望する対処内容] 費用と相談 [債権の内容] 個人向け小額債権 [債権総額] 750,000×利率18%÷365日×2023/12/17〜返済期間+550,000 [回収先の事業] その他 [対応スピード] 緊急 [相談内容] 個人で貸したお金ですが、何度催促しても返していただけません。債権を買い取っていただける業者様を探しております。こちらは早く返済していただきたく、ストレスから日々病状を悪化させています。何とか貸したお金を返して欲しく、 …

  • 債権回収の相談・提案依頼

    行政書士 > 債権回収代行・ファクタリング
    • 総額予算 7万円まで
    • 依頼地域 東京都

    [希望する対処内容] 債権回収管理 [債権の内容] 個人向け小額債権 [債権総額] 26万 [回収先の事業] その他 [対応スピード] 近いうち [相談内容] 金銭消費貸借契約書を書いてもらったが、最初の10,000円のみ返済されて連絡がつかなくなりました。 [ご希望・ご要望] 回収したお金から支払いたいので 全部でいくらかかるのか知りたい

    ヒアリング済
  • 債権回収の相談・提案依頼

    行政書士 > 債権回収代行・ファクタリング
    • 総額予算 1000万円まで
    • 依頼地域 神奈川県

    [希望する対処内容] 費用と相談 [債権の内容] 140万以上の債権 [債権総額] 15,946,388 [回収先の事業] 建設業 [対応スピード] 緊急 [相談内容] 1社太陽光 請負代金未払い額が 4,890,058 2社目が鳶 請負代金未払い額が 7,458,200 3社目が塗装 請負代金未払い額 3,598,130 になります。 [ご希望・ご要望] 買取額に寄っては全て売ってしまってその後懲らしめてほしいです。

    ヒアリング済

案件・仕事を探す

  • 業種
  • 分野
  • 予算帯(月額は年額換算)
  • フリーワード

発注を、ひもとく。仕事がひろがる。

note

比較ビズでお仕事を受注したい方へ

資料請求はこちら

比較ビズはお仕事を依頼したい企業と、
お仕事を受けたい企業をマッチングするサービスです

比較ビズのビジネスマッチング

「営業が苦手だ」「忙しくて新規開拓ができない」・・などお困りではありませんか??

比較ビズは年間案件流通額360億円、発注確定度85%と日本最大級のビジネスマッチングサイトとなっております。

毎月大手企業様等にも多くの案件をいただいています。新規開拓案件を探すなら「比較ビズ」にお任せください。

  • Point-01

    月間アクセス数

    800,000PV
  • Point-02

    マッチング実績数(累計)

    180,000
  • Point-03

    年間流通総額

    3,600,000万円