新規顧客の獲得を目指して！展示会でのスマートな名刺交換方法

展示会での名刺交換のやり方

展示会では情報収集を目的に来場している人が大半ですので、興味のある人なら比較的簡単に名刺を受け取ってもらえるでしょう。

ただし、名刺をばらまけばそれでいいというわけではなく、逆に、誰かれかまわずに名刺をばらまいている姿は来場者にとってあまり好ましく映らないでしょう。

来場者としても、興味のある企業と名刺交換することはやぶさかではありませんが、興味のない企業にまで名刺を渡したいとは思いません。興味のない企業に名刺を渡しても、後日かかってくる営業の電話やメールが煩わしいだけです。

ですので、こちらから名刺を渡す際にも、ただ数を配ればよいという姿勢ではなく、相手の気持ちに多少は配慮して適切なタイミングで行うべきでしょう。

自社ブースに来てくれた人との名刺交換

自社のブースに来てくれた人と名刺を交換するのは難しいことではありません。

そもそも自社の製品やサービスに興味を持ったからこそブースに入ってきてくれたわけですから、そこで声をかけても失礼でないどころか、声をかけない方が不自然でしょう。ですので、自社のブースに入ってきてくれた人には積極的に声をかけて名刺交換をしましょう。

ただ、相手にとってみれば、知らない人に声をかけられることに変わりありません。確実に自分に対して声をかけているとわからない限り、知らない人からの声かけに快く耳を貸してくれる人は少ないでしょう。

ですので、人に声をかける際は、「あなたに話しかけていますよ」ということがはっきり相手にわかるように目線を合わせて声をかけましょう。

今、目線の話が出ましたが、人に話しかける際は相手の目を見て話しかけることが大切です。当たり前のマナーのようであってけっこう難しいことでもあり、初対面の人との会話では特に意識する必要があります。

相手としっかり目を合わせていると、こちらが名刺を交換したいタイミングで相手もそれを察知してスムーズに交換できます。そのために、名刺はすぐに取り出せる場所に持っておきましょう。来場者に配るパンフレットの裏側に添えて持っておくというのもよい方法です。

展示会場を歩いている人との名刺交換

自社のブースに入ってきてくれた人に声をかけるのは難しくありませんが、難易度が高いのが、展示会場をただ見て回っている人にこちらから声をかけて名刺交換に持ち込む方法です。

こちらに興味を持っていない人に声をかけて足を止め、興味を持ってもらって名刺交換に至るわけですから、人によってはかなり難しいと感じられるのも仕方ありません。しかし、声をかけなければ始まらないので、勇気を出して一歩を踏み出してみましょう。

その際、下手に躊躇しないのがポイントです。声をかけようかかけまいか、グループならどの人に声をかけようかとキョロキョロしていると怪しく見えてしまいます。まずは「こんにちは！」と明るくはっきり声をかけましょう。

無視されることも少なくないでしょうけれど、しつこく引き下がったり落胆したりする必要はありません。「失礼いたしました」と軽くお辞儀をしてスマートに立ち去りましょう。

自社のブースの外で声をかけた人が立ち止まってくれた場合、いきなり商品やサービスの説明を始めるのではなく、まずは軽く自己紹介から始めましょう。「突然声をかけて失礼いたします。〇〇社の××と申します」などと始めてから、展示会に来た目的やどこから来たのかなど相手のことを尋ねます。

相手が答えてくれるのであれば、自社の商品やサービスを案内して、さらに、より詳しく知っていただくためということで名刺交換に進みます。

展示会の名刺交換は準備と勇気が大切

自社のブースに入ってきてくれた人、会場を歩いている一般の人、それぞれに対する声のかけ方と名刺交換の仕方を見てきました。

しかし、たとえ何人と名刺交換をしても、自社のターゲット層と異なる相手では望む成果は得られにくいです。しっかりターゲットを引き付けるために事前準備をしておきましょう。

まず、ブースの外からでも自社では何を誰に伝えたいのかわかるように、看板やキャッチフレーズなどを工夫します。チラシやパンフレットなどを配る際には、ターゲットに響きそうな言葉を選んで声をかけるとよいでしょう。

こうすることで、自社の商品やサービスに関心が高い相手が興味を示しやすくなります。興味を示してくれた相手との名刺交換は難しくありませんし、すぐにでも商談に発展する可能性も高いです。

大切なのは声をかけるのを恐れないことです。自社のブースに来てくれた人はともかく、ふつうに歩いている一般の来場者に声をかけるのには不安もあるでしょう。

しかし、そもそも展示会という場所ですから、出展する方も来場する方も互いに情報交換のためにいることは理解しています。ですので、無視をされることはあっても声をかけられたからといって怒られるようなことはないでしょう。自社のブース以外でも積極的にたくさんの人に声をかけ見込み客を獲得してください。

展示会で交換した名刺は分類して管理する

展示会で交換した名刺はそのままにしていてはいけません。ちゃんと分類して管理しましょう。できれば、紙の名刺のままではなくデータ化するのがおすすめです。

商談にすぐにでもつなげられそうなホットな見込み客、今すぐは難しいが将来的には可能性がある見込み客、将来的にもその望みが薄いターゲット層から外れる相手の3つに分類するとアプローチがしやすくなります。

いちばんホットな見込み客に対しては、展示会の後、すぐにでもフォローアップしましょう。早いほどよいです。時間が経つほど相手にとってこちらの印象は薄くなるものですので、反応がよかった相手ほど速やかにアプローチしてください。

将来的に可能性がある見込み客の場合、すぐに熱心なフォローをする必要はありませんが、興味を引きそうなメールを定期的に送るなどして継続的にフォローしておきましょう。

まとめ

展示会の目的は企業によって若干の違いはあるものの、やはり大きいのは顧客を獲得して売上につなげることではないでしょうか。そのためには、ターゲットになりそうな人を見つけたら、できるだけたくさんの人と名刺交換をすることが大切です。

展示会のその場ですぐに商談に進める機会はあまりないので、名刺交換した相手にはその後のフォローアップをしっかり意識してください。

待っているだけで仕事が獲得できる「比較ビズ」とは

最後に「比較ビズ」の告知をさせて頂きます。

• 忙しくて新規開拓できない
• 営業せずに案件を増やしたい
• 月額数万で集客できるツールが欲しい

比較ビズはこんな悩みを抱えた経営者・営業マンにピッタリなサービスです。 多種多様な業界でお仕事の発注・見積依頼が日々大量に行われているので、比較ビズに掲載するだけで、 新規開拓をすることができます。

まずは下記のボタンより、お気軽に資料のご請求を頂ければと思います。しつこい営業等は一切ございません。