オフィス用品・機器・回線会社を比較・見積もりする

継続的に取引関係のお客様にOA機器や回線の業務を行うのがOA機器・回線会社です。OA機器と回線はそれぞれ別会社が担当していることもあります。ネットワークエンジニアやルーターを設定する技術者ほか、さまざまに所属していますが、広範囲に技能者として設定できる人材が望まれる傾向にあります。

多くはオフィスへの設置や設定ですが、営業とかねて出来る技術営業のような社員がいる一面、それぞれの分野で独立して対応する会社もあるなど、会社の人材によって違います。大手メーカーや通信企業であるNTTグループの下請け企業や商流としては関連の子会社であることが多く、結局のところ、系統がどこか大手の通信企業につながることが少なくありません。回線だけでなくOAの設置や設定も行う場合は、電気設備資材・照明器具・空調機器などの提案もできることがあり、トータルでのオフィス回線や電気設備を請け負う場合もあるようです。

営業の場合には、情報提供、提案、立案・実施などが主な業務となっていて、オフィスの通信機器の整備や回線の開通作業をメインで行うことが多くなっています。技術者は当然ながら、直接に通信機器に触れる機会が多いため、電源を落とす作業などが発生することも多く、特に就業中に行う場合には通信機器からケーブルを引き抜かなければならず、慎重にやることが求められるほか正確さも必要となります。ヒューマンエラーでお客さんに迷惑をかけることが無いように、高い技術や集中力で作業を行うことが必要になります。

主な通信、技術の回線会社の年収の平均は、500万くらいと言われています。一般サラリーマンとほぼ変わりなく、年収推移は400〜700万円と幅広くなっています。職種も営業から技術まで様々にわかれていますので通信サービス、事業用オフィス機器のサービスや商品の提供、インターネットなど情報通信全般の内容で見るとこのあたりが多いという金額になります。中には多角経営で多くのサービスを抱えているところもありますが、純粋にOA機器をやっているところや、やっていないところでは当然ながら、業務分野が異なってきますので年収や会社の規模、売り上げも変わってくることになります。

ビジネスフォンと複数の回線をまとめることや、業務用電話システムが提案・設置出来たり、複数の電話機や複数の回線を効率よく利用することを提案してもらえるような回線会社が理想です。またついでにOA機器との繋がりや、ひかり電話などの複数の回線を同時にまとめることができること、システムの保守などもできることなどがポイントになると思います。また工事期間や時間が短縮ででき、業務に支障が無いように調整してもらえる会社はありがたいですね。FAXなどもシステムに組み込むことができますので、一度に便利な回線を設定してもらえる、調整してもらえるような技術のあるところが良いでしょう。

インターネットなどの回線もやってもらえますか？

通常、ひかりやISDNなどネットの回線は電話回線と情報通信を媒介し、様々なサービス提供することが出来るようになっています。ネットの回線も同時に調整ができるはずなので確認してみて下さい。

コンピューターネットワークも調整してもらえる場合、複合機などは？

OA機器のネットワークケーブルや回線といったモノにも幅広く精通するなど、最近ではOA機器との連携や情報処理関連分の機器へ対応できる作業員も多くなりました。当然コピーやファックス、スキャナーといった複合機も回線を通じて設定することが出来ますので一緒に設置してもらったり、調整してもらうことが可能でしょう。

回線工事と設置中には業務への支障があるのでは？

最近では、たとえば業務時間中であればある代表回線だけを残して順番に対応設置してもらえるところや、代替え機、一時的な不通（就業後等）に対応してもらえるところも多くなっています。ネットワークシステムの顧客提案や構築工事のスケジュール調整業務などが可能になっています。会社によっては長時間の回線工事を不便に思うところも多いため、効率的に業務に支障が無いような形で工事を始めてくれるところが前提になることがほとんど。営業の人に確認をし、最低限の時間で済むようにリクエストをすればよいでしょう。

ビジネスフォンと同時に回線の調整や設置をしてもらえますか？

もちろん可能です。新しくビジネスフォンを入れ替えたり既存のものを移転で新しい回線につなげる場合もOA機器や回線会社を上手く使うことが出来ます。また中小企業や小規模なオフィスであれば必要最低限の設置や設備で対応してもらえることも多いので内線の仕組みを含めて事前にいろいろ相談しておくとよいでしょう。電話はビジネスに欠かせません。きちんとした回線の設置や使いやすさなどをメインに、回線会社とは事前の打ち合わせをきちんと済ませておきましょう。その日からスムーズに電話対応できるような形にしておかないと営業の効率が下がってしまいます。今はたくさん便利な機能が付いたビジネスフォンも多いので、導入の際には月々の費用を含めて金額的な部分と工事についての詳細を詰めておくと良いでしょう。