会計ソフトJDLに強い税理士10事務所を紹介！依頼先選びの3つのポイントとは？

JDLとは会計システムの総合メーカー

JDLとは「日本デジタル研究所」の略称であり、財務会計ソフトウェアを研究・開発・販売している総合メーカーです。多様なニーズに適応した会計ソフトを提供しており、多くの企業・事務所がJDL提供のソフトを活用しています。

JDLの製品には、会計の知識がそれほどなくてもデータ入力のみで記帳が行えるもの、膨大な量の会計データを処理できるものなどがあり、会社のニーズにあった会計ソフトを選べるのがうれしいポイントです。

JDLの会計ソフトと料金

JDLが提供する会計ソフトには、主に以下の5つがあります。

JDLの会計ソフトは「ネット版」と「パッケージ版」があるのが大きな特徴です。ネット版はインターネットを通じて会計ソフトが使える製品、パッケージ版はCDパッケージからインストールするタイプです。

ネット版はインターネットがあればどこでも利用でき、パッケージ版は必要に応じてオフラインでも利用できるため、情報漏洩リスクを最小限に抑えられます。

当記事で紹介している商品はネット版の人気製品です。それぞれの製品によって対象や価格が異なるため、自社のニーズにあったものを選びましょう。

1. JDL IBEX会計net

JDL IBEX会計netは、大量のデータ処理を目的とした会計ソフトであり、インボイス制度にも対応した処理が行える人気の製品です。本店と支店の連携も簡単に行えるため、経営のスピード化が図れます。

月額税抜3,610円とリーズナブルな点も魅力の1つです。USBメモリを使うことで、インターネットに接続していないパソコンでも利用できるメリットがあります。

2. JDL IBEX出納帳net

JDL IBEX出納帳netは、勘定科目を意識せずにデータ入力することで出納帳を作成できる便利な会計ソフトです。月次損益計算書や試算表、法人用決算書も作成可能で、幅広い業務に利用できます。

月額利用料は税抜890円で、常に最新のバージョンが利用可能です。仕訳や勘定科目の知識があまりない経営者・経理担当者でも使いこなせます。

3. JDL IBEX給与net2

JDL IBEX給与net2は、給与計算が簡単に行える本格的な給与ソフトです。月給、日給、時給が混在していても対応できることに加え、給料明細書、賃金台帳の作成も簡単に行えます。

月額利用料は税抜1,340円で、最大300人までの給与計算に活用可能です。マイナンバーの安全な管理や昇給・賞与のシミュレーションにも対応している点が魅力です。

4. JDL IBEX出納帳 Major

JDL IBEX出納帳 Majorは、記帳や決算書の作成などを行える便利な会計ソフトです。レシート整理や銀行の取引明細を取り込みデータとして管理が可能です。仕訳機能も搭載されており、経理担当者のスキルアップにもつながります。

JDL IBEX出納帳 Majorは無償でダウンロードできるため、JDL製品のお試しとして使うのもいいでしょう。財務諸表を作るのにも役立ち、会計ソフトとして非常に優秀です。

5. JDL IBEX Book Keeper

JDL IBEX Book Keeperは、5つの入力方式から最適な記帳方法を選んで使用する統合記帳ソフトです。記帳作業を行わずに、CSVデータやイメージ画像を会計事務所に送信し記帳処理を外部に委託する方法をはじめ、各処理状況に合わせた柔軟な運用で記帳の手間を大幅に削減できます。

JDL IBEX BookKeeper伝票モバイルとJDL IBEX BookKeeper日計表モバイルがあり、それぞれ税込1,800円で購入可能です。導入から運用まで会計事務所がサポートしてくれるため、ソフトに詳しくない経営者も安心です。

JDLに強い税理士の選び方5つ

JDLに強い税理士を探す場合、以下の5つのポイントを考慮しましょう。

JDLの知識と税理士としての能力の両方を確認しつつ、税理士選びを進めるべきです。

1. 請け負っている業務内容を確認する

税理士選びでは、どの業務範囲に対応しているのかを知らなければなりません。税理士であればどのような業務も行えるわけではなく、それぞれの得意分野があります。

税務申告を依頼したい、経営のアドバイスが欲しい、経理担当者のサポートをしてほしいなど、自社のニーズを把握してから税理士を探しましょう。自社のニーズにあっている、経営課題を解決してくれる税理士を探すのがポイントです。

2. 事務所の規模を確認する

JDLに強い税理士を探す場合、事務所の規模を確認することも重要です。事務所の規模によってサポートの価格やきめ細かさが変わります。

大規模な税理士事務所の場合、JDLに通じた税理士が在籍している可能性が高く、幅広いサポートを受けることが可能です。一方、大規模事務所は料金がやや高くなる傾向があります。

小規模な事務所、あるいは個人事務所の場合、よりきめ細かな対応をしてくれるところも少なくありません。ただし、すべての税理士がJDL製品に詳しいわけではないことを覚えておきましょう。

3. 税理士との相性を確認する

能力に加えて経営者や経理担当者との相性は、税理士選びで非常に重要です。税理士は経営者の相談相手や経営のパートナーの働きをします。税理士と経営者は腹を割って話せる間柄になれることが理想です。

経理担当者が領収書や経費について疑問を持ったときに、気軽に質問できるかどうかも税理士選びで重要なポイントです。高圧的、専門用語を多用するなどの税理士は、あまり相性がいいとはいえないでしょう。

4. 初めての場合はソフト導入のサポートがあるか確認する

税理士選びでは、JDLの導入サポートがあるかを確認するといいでしょう。JDL製品をよく知っている税理士の場合、導入から使い方の説明までサポートしてくれる可能性があります。

JDLもサポートを行っていますが、税法の専門家の立場から使い方を説明してもらえればさらに効果的に使用できるでしょう。税理士のノウハウを吸収することができ、経理担当者のスキルアップにも活かすことができます。

5. JDL以外の会計ソフト対応可否を確認する

JDLに強い税理士を探す際、それ以外のソフトへの対応可否を確認する必要があります。これからJDL製品を導入する企業の場合、現在使用している会計ソフトからJDL製品への移行が必要です。

JDLにまったく対応していない税理士の場合、現在のシステムからの移行が難しくなるおそれがあります。複数の会計ソフトを使いこなせる税理士も少なくないため、対応できるソフトの種類を確認しましょう。

【実績が豊富】JDLに強い税理士事務所5選

参照元：後藤越郎税理士事務所

• JDL会計ソフトの導入支援に注力
• 三重県・愛知県の地域に密着した税理士事務所
• 会計指導から税務調査立会いまでていねいにサポート

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参照元：元橋公認会計事務所

• 税務会計から相続税対策まで幅広く対応
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• 医療機関や宗教法人などの特殊法人会計に特化

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参照元：磯貝会計事務所

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参照元：税理士法人アクシス

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参照元：税理士法人アンシア

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【丁寧なコミュニケーション】JDLに強い税理士事務所3選

参照元：市川惠一税理士事務所

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• JDL会計ソフト活用による自計化支援に注力

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参照元：色木路貴税理士事務所

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参照元：税理士法人トライ

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• 相続・税務会計・経営支援に特化

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【柔軟な対応】JDLに強い税理士事務所2選

参照元：山崎克巳税理士事務所

• モットーは「事業経営者と二人三脚」
• JDL IBEX会計ソフト活用と導入支援に注力
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参照元：税理士法人小林会計事務所

• ZoomによるWEB面談にもフレキシブルに対応
• 税務会計・経営支援・相続に強い税理士事務所
• 横浜の中小企業に密着して35年以上の実績

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まとめ

JDLはJDL IBEX会計netやJDL IBEX出納帳など、複数の会計ソフトを扱っているメーカーです。税理士のなかにはJDLを得意とする方もいます。とくに導入サポートや現在のシステムからの移行まで行ってくれる税理士を見つけることで、安心して税務業務を任せられます。

比較ビズでは、JDLに強い税理士を比較し、自社にぴったりの人材を見つけられます。無料で利用できるだけではなく、2分程度で条件を設定して税理士を比較できるため、すぐに税理士を探したい方におすすめです。

顧問税理士を探している、会計ソフトの導入をサポートしてほしい経営者は、ぜひ1度比較ビズを利用してください。

監修者のコメント

小西裕也税理士事務所

税理士 小西裕也

1990年生　大阪府出身　大阪大学経済学部卒業。個人事務所、200人規模の税理士法人で実務経験を積み、2021年に独立。「お客様との対話を大事にする」をモットーに、クラウド会計を活用し、顧客に合わせた節税策や資金繰り対策を積極的に提案。ZOOMを使ったオンライン顧問サービスを行い、クライアントは全国に。

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飲食店、美容業、小売業、建築業、製造業、IT業、卸売業、医業など、それぞれの業界によって扱う勘定科目が変わったり、必要書類が変わったりする場合があります。

税理士を選ぶ基準として「自社で利用している会計ソフト」で、どの税理士と付き合っていくのかを決める場合、税理士事務所がそのソフトを使用しているかどうかホームページや実際に問い合わせをして、契約する前に確認しましょう。

顧問契約を結ぶ場合は、お互いのオフィスや事務所の距離が近いと定期的な打ち合わせをしやすいでしょう。 また、距離が近い事務所を選ぶことで、会計ソフトの使用に関する疑問や質問についても、問い合わせをしやすいですし、担当者もフットワークが軽くなり、早急に対応してもらいやすくなります。

執筆者

比較ビズ編集部では、BtoB向けに様々な業種の発注に役立つ情報を発信。「発注先の選び方を知りたい」「外注する際の費用相場を知りたい」といった疑問を編集部のメンバーが分かりやすく解説しています。