圧着はがきにかかる費用はいくら?メリットや注意点について解説!
- 圧着はがきにかかる費用はどのくらい?
- 圧着はがきを使うメリットは何?
- 圧着はがきを依頼する際の注意点はある?
圧着はがきを集客に役立てる方法があります。「圧着はがきって本当に効果があるの?」「費用が結構かかるんじゃない?」と不安に思っている営業担当者や個人事業主も多いでしょう。
この記事では、圧着はがきにかかる費用や郵便料金、割引率について基本的なことから解説します。圧着はがきにどんなメリットがあるのかも紹介するので、圧着はがきを使ってDMを送りたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
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圧着はがきの費用を解説
1000部あたりの費用 | |
---|---|
V型(二つ折り) | 1万5,000円〜2万5,000円 |
Z型(三つ折り) | 2万円〜3万5,000円 |
圧着はがきの費用相場は1,000部あたり1万5,000円〜3万5,000円
圧着はがきの費用相場は1,000部あたり1万5,000円〜3万5,000円です。
圧着はがきの印刷は作成部数が増えれば増えるほど1部あたりのコストが下がります。圧縮はがきを利用する場合は、まとめて依頼した方がコスト削減にもつながるでしょう。
圧着はがきの費用相場は、V型とZ型、はがきのサイズ、使用する色の数によっても変動します。コストを抑えたい場合に歯、サイズを小さくする、使用する色を減らすことを検討しましょう。
圧着はがきの郵便料金と割引率
圧着はがきはダイレクトメール(DM)でよく用いられ、広告郵便物の割引を受けられる可能性があります。
郵便局のホームページによれば、広告郵便物とは次のようなものです。
郵便物(手紙またははがき)のうち、差出人自身の「商品の広告」、「役務の広告」、「営業活動に関する広告」を目的とし、同一内容で大量に作成された印刷物として認められたもの
引用:郵便局HP
はがきの郵便料金は通常1部あたり63円ですが、圧着はがきの場合、郵送を依頼する部数によって割引が受けられます。
割引率 | |
---|---|
2,000部〜 | 8% |
3,000部〜 | 11% |
5,000部〜 | 14% |
7,500部〜 | 15% |
1万部〜 | 17% |
1万5000部〜 | 18% |
2万部〜 | 19% |
郵便区分機用のカスタマーバーコードの有無、配達猶予の期間によってさらなる割引が受けられる場合もあります。
圧着はがきの種類を解説
圧着はがきには以下の2つの分類があります。
- 接着方式による分類
- 用紙の折り方とサイズによる分類
接着方式による分類
圧着はがきの接着方式による分類は以下のとおりです。
先糊方式 | 糊を塗った用紙に印刷し圧着。重要な情報の通知に適している。 |
---|---|
後糊方式 | 印刷後に糊を塗り圧着。フルカラー印刷に適しているが、対応していない業者もある。 |
UVニス圧着方式 | 印刷後にUVニスを塗り圧着。印刷面がきれいに仕上がるが、粘着力が弱い。 |
PP熱圧着方式 | 印刷後にラミネート加工して圧着。高級感があるが、割高で粘着力が弱い。 |
粘着力が弱いUV圧着方式やPP熱圧着方式は、美しく印刷できるものの粘着力が弱いため、個人情報や重要な情報が記載された通信物には不向きです。
用紙の折り方とサイズによる分類
圧着はがきの折り方とサイズによる分類は以下のとおりです。
V型(二つ折り) | A5用紙を半分に折るタイプ。 |
---|---|
C型(内三つ折り) | A4用紙を三つ折りにするタイプ。3つの面のうち2つの面が圧着されている。 |
Z型(外三つ折り) | A4用紙を三つ折りにするタイプ。はがきの両面が圧着されているタイプ。 |
C型は往復はがきや受取人の返信が必要なケースによく用いられます。V型やZ型は公共機関や企業の広告などによく見られるタイプです。
圧着はがきのメリット4つ
圧着はがきのメリットは以下の4つです。
1. 通常より多くの情報を掲載できる
圧着はがきのメリットは、通常のはがきと比べて多くの情報が掲載できる点です。通常のはがきの場合、表面は宛先を記載するため、伝えたい情報は裏面に印刷するしかありません。
二つ折りの圧着はがきなら、宛名を書く面を別にして、2面に多くの情報を記載できます。三つ折りの圧着はがきを利用すれば、情報を掲載できるスペースがさらに増えるため、ダイレクトメールとしてさらなる効果を期待できるでしょう。
2. 情報漏洩を防げる
圧着はがきを使えば、折りたたまれている部分に重要な情報を記載できるため情報漏洩を防げます。通常、はがきでは大切な情報を送ることが難しいですが、圧着はがきであれば高いセキュリティに守られているので安心です。
圧着はがきは一度開封してしまうと元に戻すことができません。受取人以外が開封しにくい作りになっているのもメリットといえます。
3. コストパフォーマンスに優れている
圧着はがきはコストパフォーマンスに優れているメリットもあります。封書に比べるとはがきの郵便料金は安く、より多くの情報を載せられる圧着はがきのコストパフォーマンスは魅力的です。
圧着はがきは広告郵便物として割引が適用される可能性もあり、お得に大量のダイレクトメールを送付できます。加えて、封書と比較するとコンパクトで、保管コストを抑えられる点も利点です。
4. 開封率が高い
圧着はがきは、封書と比べると開封率が高くなります。通常のはがきとは異なり、中身を確認するために開封したくなる人の心理をうまく利用した方法です。
封筒と違い、手間をかけずにその場で開封できる点も、開封率が高くなる理由といえます。 開封率の高さから、圧着はがきは集客や販売促進を目的とした営業活動でよく用いられる手法です。
圧着はがきを使う際の注意点3つ
圧着はがきを使う際の注意点は以下の3つです。
1. 長期保管には不向き
圧着はがきは、長期間保管することが難しいデメリットがあります。糊付けされているため、長期間保管されていると劣化してしまうのです。
明確な使用期限はありませんが、長くても印刷から1ヶ月程度で使用するのが望ましいでしょう。長期保管しなくて済むよう、印刷を依頼するスケジュール調整を行うことも重要です。
2. 高温多湿に弱い
圧着はがきは、高温多湿に弱い性質があります。圧着はがきにとって水分は大敵です。圧着はがきが濡れると、糊が剥がれたり、粘着力が弱まったりします。無理に開封しようとすると破れてしまうこともあるので注意が必要です。
直射日光が当たる場所を避け、気温が20度から26度、湿度が50%以下の場所に保管するようにしましょう。送付する場合も、雨に濡れてしまわない場所に投函することが重要です。
3. 細かな郵便規定をクリアしなければならない
圧着はがきは、細かな郵便規定をクリアしなければならない点にも注意しなければなりません。たとえば、圧着はがきでは糊付けされている面がはみ出していますが、このはみ出している部分に「POST CARD」と記載する必要があります。
郵便料金の割引を受けるためにはあらかじめ申請をしなければならず、はがきの重さによっては追加料金が加算されるケースも。広告郵便物として認められ、割引を受けるためにも、細かな郵便規定について把握しておくことが重要です。
圧着はがきを使った発送代行会社の選び方3つ
圧着はがきを使った発送代行会社の選び方は以下の3つです。
1. 得意分野を確認する
圧着はがきの印刷や発送を依頼する場合、それぞれの会社の得意分野を確認することが必要です。会社によって得意とする圧着はがきの種類や印刷方法が異なります。
たとえば、圧着はがきの印刷スピードを売りにしている会社や納期が短くても対応可能な会社があるでしょう。PP熱圧着方式のはがきの印刷には特殊な機械が必要になるため、対応している会社が限られていることも覚えておくべきです。
2. 依頼可能な業務を確認する
圧着はがきの発送代行会社を選ぶ際には、依頼可能な業務を確認することも重要です。圧着はがきに限らず、印刷・発送会社によって対応しているはがき加工の種類や色には違いがあります。
「こんな圧着はがきにしたい」というイメージがあっても、依頼先の会社がその業務に対応していなければ実現できません。依頼可能な業務をあらかじめ確認しておくことで、スムーズに圧着はがきの作成・発送を進められます。
3. セキュリティ対策を確認する
圧着はがきは個人情報や機密情報を取り扱うこともあるため、発送代行会社のセキュリティ対策を確認することを怠ってはいけません。圧着はがき自体はセキュリティに優れているとしても、発送代行会社のセキュリティ対策が不十分であれば情報漏洩の危険があります。
デザインの入稿から印刷まで、大切な情報をしっかり守ってくれる保証があるか確認し、圧着はがきの印刷・発送を依頼するようにしましょう。
圧着はがきの費用まとめ
圧着はがきの費用はおよそ以下のとおりです。
1000部あたりの費用 | |
---|---|
V型(二つ折り) | 1万5,000円〜2万5,000円 |
Z型(三つ折り) | 2万円〜3万5,000円 |
使用する紙質や色の数、印刷部数によってコストが変わる点に注意しましょう。多くの情報量を掲載でき、開封率が高い圧着はがきを効果的に使えば、集客や販売促進に役立てられるのです。
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通常のはがきより記載できる情報量は多いですし、秘匿情報を送るにも保護して送付できる安心感があります。それに先糊式やUVニス圧着式などはランニングコストが安いので、通知業務で用いたり多く配布する用途であれば大量生産に優れていてオススメです。
圧着方式の選び方ですが、秘匿情報などの送付なら糊の強度のある方式が最適ですし、印刷面の自由度が高く、凝ったデザインで目を引いてすぐに見てもらいたい宣伝目的などであれば接着力が比較的弱い方式を選ぶと開封率も読了率も期待できますので、用途で方式を選ぶといいと思います。
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