請求管理システムのおすすめ開発会社5選!構築の流れや費用相場も解説
- おすすめの請求管理システム開発会社は?
- 請求管理システムの開発の流れは?
- 請求管理システムの開発費用はいくら?
自社に最適化された請求管理システムを開発・導入することで、大幅なミス削減や業務効率化が期待できます。200万円以上の費用がかかるため、発注前に開発会社を比較・精査することが重要です。
この記事では請求管理システムの開発を依頼できるおすすめ開発会社や開発の流れ、費用相場などを解説します。記事を読み終わった頃には、自社での請求管理システム構築をイメージできるようになるでしょう。
「請求管理システムを導入して業務を効率化したい」と考えている方は、ぜひ参考にしてください。
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請求管理システムのおすすめ開発会社5選
請求管理システムの開発を依頼できるおすすめの開発会社は次の5社です。
- 株式会社GeNEE
- 株式会社エスユーエス
- AMELAジャパン株式会社
- 株式会社ボンクレ
- ARIA株式会社
会社ごとに特徴が異なります。比較したうえで自社に適した開発会社に依頼しましょう。
社名 | 3つの特徴 | 住所 |
---|---|---|
株式会社ボンクレ |
| 千代田区飯田橋3-11-13 飯田橋 i-MARK ANNEX 8F |
株式会社エスユーエス |
| 京都市下京区四条通烏丸東入ル長刀鉾町8 京都三井ビルディング5F |
株式会社GeNEE |
| 港区六本木1-4-5 森ビルアークヒルズサウスタワー |
AMELAジャパン株式会社 |
| 江東区亀戸1-40-6 アズ亀戸ビル6F |
ARIA株式会社 |
| 南青山3-10-41 ジュエル青山6F |
株式会社ボンクレ
参照元:株式会社ボンクレ
- システム制作費50%削減
- 従量制の保守サービス費
- さまざまな企業に対応可能
株式会社ボンクレはオリジナル業務システムの導入・リニューアルに特化したシステム開発会社です。飲食や製造、人材などさまざまな企業のオーダーメイドシステム導入を支援しています。クライアントが要件定義やテストに関わることで開発費を50%削減する「フィフティメソッド」を提供。費用を抑えて請求管理システムを開発したい場合におすすめな会社です。
株式会社エスユーエス
参照元:株式会社エスユーエス
- 幅広い領域のエンジニアが多数在籍
- AIや最新技術の導入
- 開発プロジェクトにチームで対応
株式会社エスユーエスは、東証グロース市場に上場している大手のシステム開発会社です。大規模な開発実績も多いですが、費用感にあわせて小規模な提案にも対応してくれます。豊富な人材を抱えているため、企画から機能まで提案の幅が広い点も特徴です。どのような請求管理システムの開発が自社に適しているかお悩みの方は、ぜひ相談してみましょう。
株式会社GeNEE
参照元:株式会社GeNEE
- オーダーシステムやPOSシステム、社内SNSシステムなどの開発実績
- システム稼働後の保守・運用
- 24時間365日対応の監視復旧サービス完備
株式会社GeNEE(ジーン)は、基幹システムや業務システムの開発を得意領域としているシステム開発会社です。東証一部上場企業や学校法人など、高度なセキュリティを求められるクライアントの開発実績があります。言われたとおりに開発するだけではなく、システムの最適化を追求する「伴走する開発体制」も特徴の1つです。機能面の提案から開発・保守運用まで一貫して任せられる開発会社を探している方におすすめできます。
AMELAジャパン株式会社
参照元:AMELAジャパン株式会社
- エンジニアチームの拠点がベトナムのため低コスト
- 日本にも拠点があるため相談しやすい
- 新規事業立ち上げや業務効率化をサポート
AMELAジャパン株式会社は、Webサービスから業務システムまで幅広く構築を行なっている開発会社です。書類共有システムや販売管理システムなど、さまざまな業務システムの開発実績があります。ベトナムに多くのエンジニアチームを抱える企業であり、低コストでの開発が可能です。日本には大手の金融機関やコンサルファーム出身のスタッフがいるため、コミュニケーションやクオリティが問題となる心配もありません。
ARIA株式会社
参照元:ARIA株式会社
- ECトータルマネジメントシステム「MIECRU」の提供
- 企画から運用まで手厚くサポート
- ECサイト用の請求管理システムにおすすめ
ARIA株式会社は、EC事業でのシステム開発を得意としているシステム開発会社です。業務システム開発を中心に、Web・ECサイト制作からVR構築まで幅広く対応しています。請求書管理だけではなく売上管理や顧客管理まで対応したオールインワンECシステム「MIECRU」を提供。ECサイト用の請求管理システム開発を検討している方におすすめの開発会社です。
請求管理システムを導入したい3つの状況
次の状況が発生している場合、請求管理システムの導入をおすすめします。
上記の条件と費用対効果を総合して、請求管理システムの導入を検討しましょう。
1. 請求管理業務でのミスが多発している
請求業務において、データ入力や計算などの単純作業でミスが発生している場合、システムの導入をおすすめします。システムを導入して業務を自動化し、ヒューマンエラーが起きうる箇所を減らすことでミスの抑制が可能です。
販売管理・在庫管理と請求管理をシステムで自動的に結びつけられる点も、ミスの抑制に寄与しているといえます。
2. 請求管理業務の効率化・コスト削減を実現したい
請求管理業務の効率化・コスト削減にもシステム導入がおすすめです。請求管理システムの導入によって業務を効率化・省力化できれば、繁忙期でも残業が少なくなるためコストを削減できます。
システム導入に初期費用がかかるため、中長期的な残業削減によって投資回収する視点が必要です。
3. ペーパーレス化を推進したい
請求管理システムはペーパーレス化の推進にも役立ちます。紙コストの削減だけではなく、SDGsを意識した経営・事業展開の意味でもペーパーレス化は有意義です。
現状では電子請求に対応していない企業も多く、完全なペーパーレス化は現実的ではありません。まずは社内での請求書管理をシステムに一元化するところから始めましょう。
請求管理システムの開発の流れ【5ステップ】
請求管理システムを開発する流れは次の5ステップです。
実務は開発会社に任せることになりますが、大まかに把握しておくことでスムーズに進められます。
1. 要件定義
請求管理システム開発の1つ目のステップは要件定義です。具体的には必要となる下記機能やその実装方法などを定義します。
- 請求データ検索、参照
- 請求書発行
- 請求書発送(eメール、郵送、Web)
- 入金消込
- 支払督促
- 他システムとの連携
要件定義が曖昧ではスケジュール遅延やコスト増加が発生するため、打ち合わせを重ねて厳密に行わなくてはなりません。
要件定義書の作成実務は開発会社の責任領域となります。開発の目的や必要な機能などを社内で取り決め、開発会社に伝えられるように準備しておけば十分です。
2. 設計
2つ目のステップはシステム設計です。要件にあわせて、システムの構成や機能の実現方法、内部の処理などを具体的に定めます。
ヒアリングは要件定義の段階で完了しているため設計以降は開発会社に丸投げですが、スケジュールや進捗状況はこまめに確認しましょう。
3. プログラミング
請求管理システム開発のステップの3つ目は、プログラミングです。設計をもとにコードを書いてプログラムを作り上げる作業で「コーディング」とも呼ばれます。
フレームワークを利用して作業を削減することで、プログラミングの工程を短縮させられる場合もあります。
システム開発に必要な機能が組み上げられている枠組み(コードの集まり)のこと。
4. テスト・公開
プログラミングが完了したら、設計どおりになっているかテストします。あらかじめ挙動を確認してバグや不具合があれば修正することで、完成度の高いシステムの導入が可能です。
どれだけ熟練したエンジニアであっても、ミスが発生する可能性はゼロではありません。フレームワークを組みあわせてはじめて確認できる不具合もあるため、開発会社は必ず引き渡し前にテストを行います。
テストが完了したらシステムの公開を導入して運用開始です。
5. 保守運用
導入後は、システム開発会社のサポートを受けます。システムは公開して終わりではありません。従業員の操作ミスによる不具合やパソコンのOSアップデートにあわせたシステム修正が必要です。
安定したシステムを使い続けるために、保守運用は欠かせません。目安として、1年あたり開発費用の5%〜15%の費用がかかります。
請求管理システムの開発費用相場
請求管理システムの開発費用相場は、パッケージ製品を利用するか独自開発するかによって異なります。
費用相場 | メリット | デメリット | |
---|---|---|---|
パッケージ製品 | 30万円〜 | ・一般的な機能であれば低コストで構築できる ・年間ライセンス契約であれば初期費用を抑えられる |
・自社業務への最適化に大きなコストがかかる(もしくはできない) ・パッケージ更新により業務の変更が必要になる場合がある |
独自開発 | 200万円〜 | ・自社に最適化したシステムを構築できる ・ハードウェアと自由に連携できる |
・コストが大きくなりやすい ・規模によっては開発期間が長くなる場合がある |
近年増加しているクラウド型の請求管理システムは、低価格でどこからでもインターネット経由で接続できるメリットがあります。一方でデータの消失や悪意のあるサイバー攻撃による情報漏洩のターゲットとなるリスクもあります。
強固な情報セキュリティを備えたクラウド型システムもありますが、外部からの見極めは困難です。顧客情報や売上など機密性の高いデータを扱う請求管理システムでは、パッケージ製品もしくは独自開発による自社システムの構築をおすすめします。
参照:総務省
パッケージ製品を利用する場合|30万円〜
パッケージ製品を利用して請求管理システムを開発する費用相場は30万円〜です。パッケージ本体価格が30万円〜で、さらに下記の費用がかかります。
- カスタマイズ費用
- セットアップ費用
- ハードウェア設備費用
請求管理は業務が明確なため、自社に導入できるパッケージを見つけやすいです。パッケージの導入・カスタマイズを組み合わせたプランを持っているシステムベンダーに相談してみると、費用感がより明確になります。
独自開発する場合|200万円〜
請求管理システムを独自開発する場合の費用相場は200万円〜です。多くの場合、パッケージ製品を用いたシステム開発よりも費用が高くなります。
コンパクトなシステムで十分な場合や、要件定義が厳密に行われて修正が少なく済む場合はコスト削減が可能です。独自開発をする場合は保守運用費用(開発費用の5%〜15%/年)やハードウェア設備費用がかかるため注意しましょう。
請求管理システム開発費用の見積もり例
下記の機能を実装すると想定した場合の見積もり例を紹介します。
機能 | 種別(実装内容) |
---|---|
請求データ検索、参照 | 画面 |
請求書発行 | 画面、帳票 |
請求書発送(eメール、郵送、Web) | バッチ |
入金消込 | 画面、口座連携 |
支払督促 | バッチ、メール |
※バッチ=データの一括処理
上記システムをフレームワークを活用して独自開発する場合、開発費用の見積もりは「160万円(=2人月)」です。
作業量を表す単位。1人月は1人のエンジニアが1カ月間稼働する作業量を意味する。
特殊な機能を実装したい・利用者が多いフレームワークはセキュリティ面が不安などの理由でフルスクラッチ(ゼロから)開発する場合は、さらに費用が高くなります。設備(例:自社サーバー)にも費用がかかるため、詳しくはシステム開発会社にご相談ください。
請求管理システムを開発する際の注意点
請求管理システムを開発・導入する際は、システム利用者の教育に注意しましょう。開発会社は扱いやすい請求管理システムを構築してくれますが、初心者では使いこなせない場合があります。実際の業務に活かせなければシステム導入で見込んだ効率化は実現できません。
教育が不十分なままシステム導入を強行すると、業務の非効率化やヒューマンエラーによるシステムに不具合の発生などが懸念されます。請求管理システムを開発・導入する際は、教育計画を立ててスムーズに業務が実施できるように事前に準備しておきましょう。
まとめ|自社に合った請求管理システムを開発しよう
請求管理システムを導入することで、ミスが起きやすい作業を自動化して業務の効率化やコスト削減を図れます。特に請求関連業務が多い製造業や販売業では、積極的に導入したいシステムです。
業務効率化を実現するには、自社に合った請求管理システムの導入が必要です。クラウド型の既製品もありますが、自社業務への最適化を優先するのであれば独自開発をおすすめします。自社の商材や業務の特性を分析したうえで、正確性のある効率化・自動化が可能です。
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そうはいっても、既存システムからのデータ移行や業務への組み込み、カスタマイズなどシステムの導入はかなり大掛かりとなります。導入においては、自社の業種への理解や実績が豊富な開発会社へ依頼するというのもスムーズに進める手段として有効です。
私自身の経験でも印税管理や権利収入など特有の手続き・取引がある業界の組み込みをしたことがありますが、業務のシステムへの落とし込みが一番コストがかかりました。
業務システム全般にいえることですが、ある程度「業務をシステムに合わせる」判断も必要です。そのバランスをきちんと指摘してくれる開発会社であれば安心して任せる事が出来るでしょう。
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もしも今現在、
- どの開発会社に依頼したらいいかわからない
- カスタマイズ費用の見積もりが知りたい
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