WordPressでランディングページを作るには?使えるテーマを紹介!
- WordPressでランディングページを作る方法は?
- ランディングページ制作で使えるテーマやプラグインは?
- ランディングページ制作のポイントは?
WordPressでサイトを運営している場合、ランディングページ(LP)を制作すれば集客に役立てられます。制作費を抑えつつ、効果の高いランディングページを作りたい方は、テーマやプラグインを使うと便利です。
この記事では、WordPressでランディングページを作るための方法について解説します。おすすめのテーマやプラグインも紹介するので、WordPressを使っている方はぜひ参考にしてください。
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WordPressでランディングページを作る方法
ランディングページは、Web広告で集客したユーザーを資料請求や会員登録へ誘導するために重要なページです。通常は1枚完結型のWebページとして制作します。
WordPressを使えば、低コストで高品質なランディングページを制作可能です。WordPressでランディングページを制作する方法には上記の4つが考えられます。
1. デフォルトのテーマをカスタマイズ
WordPressは、ホームページ制作に役立つテンプレートが無料で利用可能です。 WordPressでは、テンプレートのことを「テーマ」と呼び、標準装備されているテーマを「デフォルトテーマ」と呼びます。
ランディングページをコストを抑えて作りたい場合、デフォルトテーマをカスタマイズするのが効果的な方法です。1からランディングページを作る必要がないため、時間の節約にもなります。
WordPressのテーマは「コンテンツエリア」「サイドバー」にレイアウトされているため、1枚完結型のWebページにカスタマイズするにはプログラミングやコーディングのスキルが必要です。HTMLやCSSができる方はぜひチャレンジしてみましょう。
2. ランディングページ制作に適したテーマを活用
WordPressでは、全世界のパートナーが開発した数千種類以上のテーマを活用できます。
海外では、すでにWordPressで制作したランディングページが主流になりつつあるので、今後も新たなテーマが利用可能になるでしょう。
WordPress初心者の方でも、ランディングページに適したテーマを活用すれば簡単に魅力的なページを制作できます。
3. ページビルダープラグインを活用
「プラグイン」とは、標準装備されていない機能を拡張するソフトウェアを指します。 気に入っているテーマにランディングページ制作機能がない場合には、「ページビルダー」というプラグインをインストールしましょう。そうすることで、特定のテーマのイメージを壊すことなくランディングページを制作できます。
注意点
プラグインとテーマの相性によっては、ランディングページ制作ができなかったり正常に動かなかったりするケースもあります。使用する前に互換性テストを行うとトラブルを防げるでしょう。
4. ゼロからデザイン・コーディング
WordPressのテーマやプラグインをまったく使わずに、ゼロからデザイン・コーディングしてランディングページを制作する方法もあります。すでにプログラミングやコーディングのスキルがある方におすすめです。
すでに用意されているWordPressのテーマを使用すると、完全にオリジナルのランディングページを制作することはできません。自分らしさやオリジナリティを重視するのであれば、ゼロからのデザイン・コーディングにチャレンジしてみましょう。
自由度の高いランディングページを作るには?
WordPressを使って自由度の高いランディングページを制作するには、プログラミングやコーディングのスキルがどうしても必要です。テーマに頼らず、自分で好きなようにカスタマイズできるため、自由度の高いランディングページができます。
自分で作るにはスキルも時間も足りないと感じるのであれば、制作会社に依頼するのがもっとも効率的です。費用がかかるのがデメリットですが、完成度の高いランディングページを制作してくれます。
WordPressでランディングページを作るメリット
WordPressでランディングページを制作することのメリットを知っておくと、より効果的なランディングページが制作できるでしょう。
WordPressでランディングページを制作するメリットは主に上記の4つです。
1. 低コストで使える
サーバー費用やドメイン費用など最低限のコストで質の高いランディングページを制作できます。
金銭的なリスクがあまりないので、誰でも気軽にチャレンジが可能です。
2. いつでも修正できる
ランディングページの制作後、急な変更が必要な際もすぐに対応できるのが大きなメリットです。パソコンだけでなくスマートフォンでの修正が可能です。
3. カスタマイズが簡単
WordPressはカスタマイズが簡単であることで有名です。膨大な量のテーマが用意されていることに加え、インターネット上にはWordPressのカスタマイズ情報が溢れています。
理想のランディングページを制作するため、世界中のユーザーの助けが得られるのです。
4. SEOに強い
WordPressはSEOに強いので、ランディングページ制作に適しています。WordPressでランディングページを制作すれば自動的に検索順位が上がるわけではありませんが、良質なコンテンツを作る土台が用意されているのです。
SEO対策のためのプラグインを利用したり、SEOを考慮して作られたプラグインを選んだりして、検索順位を上げる工夫ができるでしょう。
ランディングページに使える有料テーマ8選
WordPressでランディングページを制作する際には、テーマを使うのが効果的です。有料テーマは費用がかかりますが、その分クオリティが高くカスタマイズしやすいのが特徴です。
以下のおすすめ有料テーマ8選をご紹介します。
- LIQUID LP
- THE・THOR
- ALBATROS
- OOPS!
- Colorful
- KITEKITE
- MeVIUS
- Mysong
1. LIQUID LP
「LIQUID LP」は、ランディングページ制作に特化したWordPressテーマです。WordPress公式有料サポートテーマに登録されているので安心して使用できます。
人気の秘密は「プロダクト」「リード」「サービス」という3つのサンプルページが用意されていること。複数のランディングページが展開できる点もユーザーから評価されています。SEO対策・SNS連携も万全なので、ランディングページ制作にはぴったりです。
料金
料金は税込10,890円とシンプル設定です。
2. THE・THOR
「THE・THOR」の大きな特徴は、洗練されたデザインとアクセス・収益アップにこだわっている点です。タグ管理機能を含む「集客・収益化支援システム」が搭載され、SEO対策をしつつランディングページ全体を美しく仕上げられます。独自技術で国内最高水準の高速表示ができるのもメリットです。
料金
プランが2つあり、テーマ&サポートプランが税込16,280円、初心者におすすめのらくらくサーバーセットプランは税込30,140円となっています。サーバーセットプランは、2年目以降サーバー・ドメイン代として年間19,140円かかるので注意しましょう。
3. ALBATROS
「ALBATROS」は、初心者でもランディングページを美しく仕上げられるモバイルファーストデザインが採用されたWordPressテーマです。ショートコードに標準対応しているため、HTMLやCSSの知識があまりなくても簡単に編集できます。
ユーザーを会員登録や商品購入に導くCTA設置機能やSNSシェアボタンの設置が可能で、効果的なランディングページが作れます。広告・バナー設置も簡単、商用サイト・アフィリエイトサイト構築にも最適です。
料金
税込7,980円で、レスポンシブ対応のテーマを導入できるのも嬉しいポイントです。
4. OOPS!
「OOPS!」は、デモサイトのように美しく、成約率に特化したランディングページを簡単に素早く制作できるテーマです。「ショーケース」「ギャラリーコンテンツ」など、高性能な7つのコンテンツが入ったコンテンツビルダーで、ランディングページを簡単に構築できます。
特徴の1つがインプレッション・クリック率・CVRの計測機能が搭載されていること。ご自身でデータ分析、改善が行えるため、成約率の向上につながりやすいメリットがあります。記事の拡散に有効なSNSボタンも標準搭載。
料金
税込19,800円とシンプルな料金設定です。
5. Colorful
「Colorful」は、パズル感覚と直感操作でランディングページが作れるシステムです。ランディングページ制作に必要なオリジナルブロックデザインを組み合わせるだけで簡単に美しいページが作れます。 成約率を高めるためのスマホ表示最適化機能や画像設置装飾機能など、25種類以上の機能を搭載しているのもポイントです。
料金
カラフル通常版は税込9,800円となっています。1クリックでランディングページのレイアウトとデザインが完成する「カラフルテンプレーツ」機能が付いた上位版は税込12,800円です。
6. KITE KITE
「KITE KITE」はデザインを重視し、集客に特化したランディングページ制作ができるシステムです。デザイン集客コンサルタントが作成したオリジナルパーツが使い放題で、短時間のうちにランディングページが制作できるため高い人気を誇ります。
フッター誘導コンテンツやメルマガフォーム、SNSシェアボタン、ナビゲーションメニューなどの便利な機能も充実。
料金
価格は税込12,800円で、アップデートのたびに最新バージョンを無償で利用できます。
7. MeVIUS
「MeVIUS」は、200種類以上のヘッダーと80種類以上のボタン画像を使って、多彩なデザインのランディングページが制作できるシステムです。10パターンのランディングページのテンプレートだけでなく、300種類以上のパーツ素材が用意されているので、誰でも簡単に理想的なページが作れます。
好きなデザイン素材を選び、組み込み、テキストを書き換えるという3つのステップでランディングページが制作できるのが特徴です。
料金
価格は税込7,980円で、定期的に新しいデザインやコンテンツが無料で提供されます。
8. My song
「My song」は、シンプルさを追求したランディングページ制作システムです。ロゴやメニュー、背景、ウィジェットなどはドラッグ&ドロップやコピー&ペーストの簡単操作でカスタマイズできます。
シンプルなシステムですが、PCにもスマホにも表示が自動最適化されるレスポンシブデザインの採用やSEO対策など厳選された機能は搭載済みです。
料金
プランは一つのみで税込9,999円です。
ランディングページ制作に使える無料テーマ2選
WordPressでランディングページ制作が初めての方は、有料テーマの活用をためらうかもしれません。WordPressで使える無料テーマもあるので、そちらを利用してランディングページを制作するのもよいでしょう。
おすすめの無料テーマは以下の2つです。
- Lightning
- Xeory Extension
1. Lightning
「Lightning」は、WordPress公式サイトにも登録されている、シンプルでカスタマイズしやすい無料テーマです。ランディングページでよく使うブロックパターンがあるので、コンテンツを並べ替えて簡単にWebページを作れます。 無料のオンライン学習サイト「ベクトレ」でテーマやプラグインの使い方を学べる機会やオンライン勉強会などのサポートも充実しているのが特徴です。
シンプルな機能に加え、デザイン拡張キットがあるので、より高度なランディングページ制作も行えます。より機能の充実した有償版「Lightning G3 Pro Pack」を利用すれば、使えるデザインや機能の幅が広がってさらに便利です。
2. Xeory Extension
「Xeory Extension」は、企業サイトとコンテンツマーケティングの融合を可能にした無料テーマです。企業の特徴やサービス紹介、会社情報、お問い合わせなどの設定が簡単で、素早くランディングページが制作できます。
5つのカラーバリエーションと、「1カラム」「右サイドカラム」「左サイドカラム」という3つのレイアウトで、コンテンツに合った見せ方が選べるでしょう。ランディングページに欠かせないCTAの設定も管理画面から実行可能という優れものです。
ランディングページ制作に使えるプラグイン4選
WordPressのテーマは気に入っているのに、ランディングページ制作機能がないこともあります。プラグインを使えば、テーマにランディングページ制作機能を加えることが可能です。
ランディングページを制作するのに役立つプラグインを4つご紹介します。
- Elementor Page Builder
- Landing Page Builder
- Divi
- Dangan
1. Elementor Page Builder
「Elementor Page Builder」は、ドラッグ&ドロップで簡単にランディングページを制作できるプラグインです。テーマのデザインイメージを利用しながらランディングページを制作できます。テーマに縛られないデザインを採用してランディングページにすることも可能。自由度の高いページデザインを実現できます。
スライドショーなどを含む30種類のパーツが用意され、ランディングページに自在に配置できるのも人気のポイント。
料金
基本的に無料ですが、WooCommersビルダー、フォームビルダーが搭載された有料版を利用する場合は年額49ドルです。
2. Landing Page Builder
「Landing Page Builder」は、ドラッグ&ドロップでランディングページを作成できるレイアウトビルダー機能を持つ無料のプラグインです。定期的に更新されるランディングページのテンプレートが提供されており、ワンクリックの簡単操作でカスタマイズできます。
ウィジェットを使ってランディングページを自由にデザインできるのもうれしいポイントです。WordPressのテーマとの互換性がチェックされているためトラブルが起きにくく、使いやすいプラグインといえます。
3. Divi
「Divi」は、豊富なデザインテンプレートと直感的に編集できる高い操作性が特徴の有料プラグイン・テーマです。購入後のニーズに合わせて、テーマかプラグインの好きな方を選んで活用できます。ゼロからランディングページを作りたいならテーマを、既存テーマを活かしたいならプラグインを利用しましょう。
800以上のデザインテンプレート、アコーディオン・スライダーなどのエフェクトを標準で使えるのもポイント。
料金
プランは2種類あり、年間アクセスプランは年間89ドル、生涯アクセスプランは1回限り249ドルです。
4. Dangan
「Dangan」は、デザイン済みのパーツを組み合わせて簡単にランディングページが作れる有料プラグインです。Danganをインストール後、ページビルダーの表示に切り替えるだけでランディングページ制作、カスタマイズができます。
日本語Webフォント対応、メール配信サービスとの連携、カウントダウン機能など、日本人にうれしい機能が揃っているのも魅力的です。
料金
価格は税込12,800円で、使用方法を解説したマニュアルも付帯します。
WordPressでランディングページを制作するポイント3つ
WordPressでは、プラグインやテーマを利用することで簡単にランディングページが制作できます。ただし、制作時にはいくつかのポイントを押さえておくべきです。
ランディングページ制作時のポイントは上記の3つです。
1. ランディングページ制作の目的を明確にする
ランディングページは目的によってデザインや内容が大きく変わります。
商品を販売するためのランディングページであれば、商品の情報をテキストで丁寧に説明しなければなりません。結婚式場や美容院のランディングページの場合には、写真や動画を多く用いるべきでしょう。目的を明確にして、その目的に合わせたランディングページ制作が必要です。
2. ペルソナを設定する
ペルソナとは、ランディングページを見ると思われる架空の人物像を指します。ペルソナが具体的であれば、デザインやテキストの内容を決めやすくなるのです。
ペルソナの設定は商品やサービスによって大きく異なります。たとえば化粧品のランディングページであれば、25歳、独身、会社員、事務職、食品メーカー勤務、年収450万円、肌の乾燥に悩んでいるなどのペルソナ設定ができるでしょう。
3. 訪問者のニーズを見極める
訪問者のニーズを見極める際に重要なことは、商品やサービスによって消費者が得られる恩恵や利益を考えることです。
購入者にどんなメリットがあるかを強調し、利用者の声や専門家の意見などを使って説得力を加えます。商品によって自分のニーズや課題を解決できると納得してもらえれば、効果的なランディングページになっているといえるのです。
まとめ
WordPressでは、テーマやプラグインを用いることで効果的なランディングページが制作できます。プログラミングやコーディングのスキルがあまりない方でも、有料テーマを使えば簡単に制作できるでしょう。
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テーマの相性があるため、テーマ選定や若干のカスタマイズは必要になるものの、デザインやアニメーションを付けることができたり、PC/スマホ/タブレットで表示ができる「レスポンシブデザイン」に対応しているのも魅力です。
WordPressは直感的な操作方法で扱えるため、初心者の方でもページを作ることは可能です。もしも、自社でサーバを契約していたり、既にホームページをWordPressで開設している方であれば、WordPressを活用してランディングページの制作を検討してみてはいかがでしょうか。
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