断熱リフォームの費用相場はいくら?利用できる補助金・減税措置も解説!
- 断熱リフォームの種類と費用相場は?
- 断熱リフォームの費用を抑えるポイントは何?
- 断熱リフォームで使える補助金や減税措置には何がある?
断熱リフォームによって冷暖房効率を上げたい場合、どの程度の費用がかかるのか理解しておくことが重要です。断熱リフォームにはいくつかの種類があり、費用も大きく異なります。
この記事では、断熱リフォームにかかる費用相場を種類ごとに解説します。費用を抑えるポイントや利用できる補助金も紹介するため、断熱リフォームを検討している方はぜひ参考にしてください。
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断熱リフォームの種類と費用相場
断熱リフォームの種類はさまざまで、費用相場も異なります。施工する場所ごとに、どの程度の費用がかかるのか把握しておきましょう。よく行われる断熱リフォームと費用相場は以下の5つです。
- 床の断熱リフォーム:30万円〜120万円
- 天井の断熱リフォーム:20万円〜90万円
- 壁の断熱リフォーム:90万円〜500万円
- 外壁塗装の断熱リフォーム:80万円〜120万円
- 窓の断熱リフォーム:5万円〜15万円
1. 床の断熱リフォーム:30万円〜120万円
床の断熱リフォームの費用は工法や床面積によって異なり、相場は30万円から120万円です。床下に断熱材を充填することで、冬の寒さ対策に効果を発揮し、底冷えの軽減が期待できます。床の断熱リフォームでは主に2つの工法が用いられます。
- 床下から断熱材を充填する方法
- 床材を剥がして断熱材を充填し、床材を張り直す方法
工法別の1平方メートルあたりの費用相場は次のとおりです。
床下に潜る方法 | 床材を剥がす方法 | |
---|---|---|
1平方メートルあたりの費用目安 | 5,000円〜8,000円 | 10,000円〜20,000円 |
床下から断熱材を充填する工法は、床下に簡単に潜れる戸建てでよく用いられる方法です。工期が短く費用も抑えられるのが特徴です。
床下を張り替える工法は、床下に潜れないマンションや断熱性の低い床材を使っている戸建てで採用されます。床材の張り替えが発生する分、費用が高くなるのが特徴です。
2. 天井の断熱リフォーム:20万円〜90万円
天井の断熱リフォーム費用相場は、工法によって20万円から90万円と幅があります。天井に断熱材を充填するため、夏は屋根から熱が伝わりにくく、冬は屋根へ熱が逃げにくくなるのが特徴です。床の断熱リフォームと同様に2つの工法があります。
- 屋根裏に入って断熱材を充填する方法
- 天井を剥がして断熱材を充填し、天井を張り直す方法
工法別の1平方メートルあたりの費用相場は次のとおりです。
屋根裏に入る方法 | 天井を剥がす方法 | |
---|---|---|
1平方メートルあたりの費用目安 | 3,000円〜8,000円 | 7,000円〜15,000円 |
屋根裏に入って断熱材を充填する工法は、作業量が少ないため費用が安く工期も短く済みます。天井を剥がして張り直す工法は、工期が2週間から1カ月ほどになり、費用も高額になりがちです。
3. 壁の断熱リフォーム:90万円〜500万円
壁の断熱リフォームは、大規模な工事になることが多いため、費用相場は90万円から500万円です。壁は面積が大きく工期が長い分、人件費も高くなります。壁の断熱リフォームには内張り断熱と外張り断熱があり、それぞれの違いは以下のとおりです。
内張り断熱 | 外張り断熱 | |
---|---|---|
方法 | 壁を剥がして断熱材を充填し、壁を張り直す | 壁を囲むように断熱材を張り付ける |
1平方メートルの費用目安 | 5,000円〜10,000円 | 7,000円〜30,000円 |
メリット |
・費用や工期を抑えられる ・断熱材の経年劣化が遅い |
・断熱効果が高い ・工事中の仮住まいが必要ない |
デメリット | 断熱効果が低い |
・費用と工期が膨らむ ・住宅の厚みが増す |
壁の断熱リフォームでは、使用する断熱材の価格によっても費用が大きく変動します。壁の内部に水道管や電線が埋め込まれている場合には、工事が複雑になり費用が高額になる可能性があるでしょう。
4. 外壁塗装の断熱リフォーム:80万円〜120万円
外壁塗装による断熱リフォームも可能で、費用相場は80万円から120万円です。外壁に熱伝導率の低い塗料を塗ることで、暑さ・寒さ両方の対策に効果が期待できます。
よく似た塗料に遮熱塗料がありますが、遮熱塗料は光を反射して熱の発生を抑える塗料であるため、冬の保温は行えません。 外壁塗装の断熱リフォームでは、塗料の価格が費用のかなりの部分を占めます。よく用いられる断熱塗料の特徴と費用相場は以下のとおりです。
概要 | 費用 | 耐用年数 | |
---|---|---|---|
ガイナ | 特殊セラミックで高い断熱効果 | 65,000円〜70,000円(14kg) | 15年〜20年 |
断熱コートEX | 仕上げ塗料不要で低価格 | 15,000円〜17,000円(10kg) | 8年〜10年 |
ドリームコート | 防水・透湿・断熱の3つの効果 | 12,000円〜16,000円(14L) | 12年〜15年 |
ロハスコート | 高い粘着力で劣化に強い | 37,000円〜42,000円(16L) | 15年〜20年 |
5. 窓の断熱リフォーム:5万円〜15万円
窓の断熱リフォームは、費用相場が5万円から15万円で、比較的低価格で行える断熱工事です。窓は家の中で最も熱が出入りしやすいため、夏の暑さ・冬の寒さのどちらにも効果があります。よく行われる窓の断熱リフォームは次の3つです。
- 内窓を取り付けて二重にする
- 断熱性の高い複合ガラスに交換する
- アルミサッシを樹脂サッシに交換する
それぞれの費用相場は以下のとおりです。
二重窓にする方法 | 複層ガラスに交換する方法 | 樹脂サッシに交換する方法 | |
---|---|---|---|
1カ所あたりの費用目安 | 80,000円〜150,000円 | 50,000円〜100,000円 | 50,000円〜100,000円 |
窓やサッシの交換では、もともとあったガラスやサッシの処分費用がかかるものの、全体的にリーズナブルにリフォームが行えます。特定の部屋や窓だけを交換することも可能であるため、断熱リフォームの最初の1歩に適しているといえるでしょう。
断熱リフォームの費用を抑える方法4つ
断熱リフォームの多くは高額な費用がかかるため、少しでも費用を抑える方法を知っておくことは重要です。断熱リフォームの費用を抑える方法は主に4つあります。
- 解体工事なしでリフォームする
- 内窓の設置を検討する
- 部分断熱を採用する
- 相見積もりを請求する
1. 解体工事なしでリフォームする
断熱リフォームの費用を抑える重要なポイントの1つは、解体工事なしでリフォームを行うことです。解体工事を伴うリフォームは、工程が多くなるだけではなく、人件費や廃材処分費などが加算されるため、費用が高額になってしまいます。
床や天井の断熱リフォームの場合、解体工事をせずに断熱材を充填することが可能です。費用を抑えたいのであれば、リフォーム業者に相談して、既存の床材や天井材を解体せずに工事できないか相談してみましょう。
2. 内窓の設置を検討する
窓の断熱リフォームを考えている場合、内窓の設置を検討することで費用を抑えられます。窓の断熱リフォームでは、ガラスやサッシの交換が行われるため、費用が高額になりがちです。内窓は取り付けるだけであるため工程が少なく、断熱効果が高い特徴があります。
内窓の設置によってカーテンの位置が変わる、部屋がやや狭くなる、窓枠に物が置けなくなるなどのデメリットもあります。メリットとデメリットをよく考慮して内窓を付けるか決めることが重要です。
3. 部分断熱を採用する
部分断熱を採用することで、断熱リフォーム費用を抑えられます。部分断熱とは、リビングや寝室など過ごす時間が長い部屋に絞ってピンポイントで断熱リフォームを行うことです。ヒートショック予防が目的であれば、脱衣所・お風呂・トイレなどを優先しましょう。
生活空間が限られている方の場合、家全体を暖かくする必要はありません。部分断熱でも日常生活を送るうえで十分な断熱効果が得られます。部分断熱によって施工面積は狭く、施工期間は短くなるため費用も少なくて済むでしょう。
4. 相見積もりを請求する
断熱リフォームでは、相見積もりを取ることで費用を抑えられます。相見積もりとは、複数の業者に見積もりを取り、金額や内訳を比較する方法です。リフォームの適正価格を知り、どの業者が信頼できるかある程度把握できます。
相見積もりを取る際、1番安い業者がもっともいいとは限りません。手抜き工事をしたり粗悪な材料を使ったりしているおそれもあるため、見積もりの詳細をしっかり確認しましょう。
断熱リフォームで使える補助金・減税制度4つ
断熱リフォームには補助金や減税制度が設定されていることがあります。補助金や減税制度を賢く活用することで、断熱リフォームの費用を抑えられるでしょう。断熱リフォームで使える補助金は以下の4つです。
- 既存住宅における断熱リフォーム支援事業
- 住宅の断熱性向上のための先進的設備導入促進事業
- こどもエコ住まい支援事業
- 省エネ改修に係る所得税額の特別控除
1. 既存住宅における断熱リフォーム支援事業
「既存住宅における断熱リフォーム支援事業」は、環境省が設置している補助金です。既存の住宅において、省エネ効果が期待できる断熱材を用いた断熱リフォームに対して支給されます。補助率や補助額は以下のとおりです。
補助率 | 1戸あたりの上限額 | |
---|---|---|
既存住宅における断熱リフォーム支援事業 | 補助対象経費の1/3以内 | 120万円 |
断熱リフォームだけではなく、家庭用蓄電システムや熱交換型換気設備などにも補助金が支給されます。戸建住宅のみならず集合住宅にも補助金が支給される可能性があるため、断熱リフォームを行う際にはぜひ活用しましょう。
くわしくは環境省「既存住宅における断熱リフォーム支援事業」をご覧ください。
2. 住宅の断熱性向上のための先進的設備導入促進事業
「住宅の断熱性向上のための先進的設備導入促進事業」は、経済産業省が設置している補助金です。断熱性の高い窓への回収に対して、費用の半分が補助されます。補助対象となるのは以下の3つの工事です。
- 内窓設置
- 外窓交換
- ガラス交換
補助率や補助額は以下のとおりです。
補助率 | 1戸あたりの上限額 | |
---|---|---|
住宅の断熱性向上のための先進的設備導入促進事業 | 1/2相当を定額補助 | 200万円 |
「住宅の断熱性向上のための先進的設備導入促進事業」は、リフォームを行う業者が申請して住宅所有者に全額還元される補助金です。リフォーム業者が補助金に詳しくないと支給を受けられないため注意しましょう。
くわしくは経済産業省「住宅の断熱性向上のための先進的設備導入促進事業」をご覧ください。
3. こどもエコ住まい支援事業
「こどもエコ住まい支援事業」は、国道交通省が設置している補助金です。住宅の新築に加え、リフォームに対して支給されます。対象となるリフォーム工事は以下の3つです。
- 開口部の断熱改修
- 外壁、屋根・天井または床の断熱改修
- エコ住宅設備の設置
補助額の上限は1戸あたり30万円ですが、以下に該当する世帯は上限が60万円に引き上げられます。
- 子育て世帯:申請時点において、2004年4月2日以降に出生した子を有する世帯
- 若者夫婦世帯:申請時点において夫婦であり、いずれかが1982年4月2日以降に生まれた世帯
断熱リフォームを行う工事発注者に支給される補助金であるため、対象となっている工事を行う際には忘れずに申請を行いましょう。
くわしくは国土交通省「こどもエコ住まい支援事業」をご覧ください。
4. 省エネ改修に係る所得税額の特別控除
「省エネ改修に係る所得税額の特別控除」は、国土交通省が設定している減税措置です。自分が住んでいる住宅において、断熱リフォームを行った場合、工事費用の250万円までの10%と250万円を超える部分の5%が所得税から控除されます。対象となるのは以下の工事です。
- 窓の断熱改修工事(必須)
- 床の断熱工事、天井の断熱工事、壁の断熱工事
- 太陽光発電装置の設置工事
- 高効率空調機の設置工事、高効率給湯器の設置工事、太陽熱利用システムの設置工事
ただし、床面積が登記簿上で50平方メートルあること、合計所得金額が3,000万円以下であることなど細かい要件があります。住宅ローン減税とは併用不可であるため、適用を受けられるかどうかしっかり確認しましょう。
くわしくは「省エネ改修に係る所得税額の特別控除」をご覧ください。
断熱リフォームのメリット3つ
断熱リフォームを行うと、生活にさまざまな利益があります。断熱リフォームの主なメリットは以下の3つです。
- 光熱費の節約
- 健康の促進
- ストレスの軽減
1. 光熱費の節約
断熱リフォームを行うと、冷暖房の効率が良くなり光熱費を節約できる点がメリットです。断熱性が低い住宅は、冷暖房を使用していても冷気や暖気が外に逃げてしまいます。夏や冬に快適な室温を保つためには、エアコンや暖房器具を常に稼働させていなければなりません。
断熱リフォームによって冷気や暖気を室内に留めることで、冷暖房の使用頻度や使用時間を減らせます。夏や冬でも少ない電力で室温を保つことができるため、光熱費を節約できるでしょう。
2. 健康の促進
断熱リフォームによって、自分や家族の健康を促進できる点もメリットです。断熱性の低い住宅では、ヒートショック現象による健康被害のリスクが高まります。脱衣所やトイレなど暖房がない場所の断熱効果を高めることで、ヒートショック現象を予防できるでしょう。
急激な気温の変化によって血圧が上下し、心筋梗塞や脳卒中が起こる現象のこと。暖かいリビングから寒い脱衣所やトイレに移動した際にリスクが高まります。
断熱リフォームを行って室温を一定に保つと、カビやダニによるアレルギーのリスクも軽減可能です。カビやダニは水分が多いところを好みますが、断熱リフォームによって壁や天井の表面温度を保つことで窓や床の結露を防げます。
3. ストレスの軽減
断熱リフォームは、ストレスの軽減にも役立ちます。断熱性の低い住宅では、以下のストレスがあるでしょう。
- 部屋がなかなか適温にならない
- 2階の部屋がムワッと暑い
- 冬の廊下が寒い
断熱性の低い住宅は、壁や天井、床から冷気が侵入してくるため暖房が効きにくくなります。暖房を付けていても体感温度が低くなるため、なかなか体が温まらずストレスを感じるでしょう。断熱リフォームによってストレスの少ない快適な生活を楽しめます。
断熱リフォームする際の注意点3つ
断熱リフォームを依頼する際には、いくつかのポイントに注意しなければなりません。とくに以下の3つの点に注意しましょう。
- 断熱リフォームでは気密性が重要
- 内断熱と外断熱の違いに注意
- 断熱リフォームの優先順位を把握
1. 断熱リフォームでは気密性が重要
断熱リフォームでは、気密性が非常に重要です。床や天井、壁に断熱材を充填する際には、すき間がまったくないように施工しなければなりません。高い気密性を持つように工事するためには、熟練した技術が求められます。
断熱リフォームを依頼する際には、熟練した職人がいる業者を選ぶことが重要です。実績が豊富で、いい評価を得ている業者を探して依頼しましょう。
2. 内断熱と外断熱の違いに注意
断熱リフォームでは、内断熱と外断熱の違いをよく理解しておくことが重要です。内断熱とは、昔からよく行われる断熱工事で、柱の間に断熱材を充填する方法です。外壁に影響が出ずデザイン性を損なわない一方、気密性に不安が残る工法です。
外断熱は、建物を断熱材ですっぽりと覆う工法です。気密性が高く省エネ効果は抜群です。柱や梁などの構造体を保護できるため建物が長持ちするメリットもあります。壁が厚くなり換気がしにくくなる点がデメリットです。
壁や天井の断熱リフォームでは、どのような工法を採用するのかよく検討しなければなりません。
3. 断熱リフォームの優先順位を把握
断熱リフォームは優先順位を付けることも重要です。断熱リフォームにはさまざまな種類があるため、通常すべての工事を行うことはできません。優先順位の高い工事から行っていくのが賢い方法です。
一般的には窓→天井→床→壁の順番に優先順位が高くなります。窓の断熱リフォームは低価格で行え、補助金も設定されているため、検討しやすいでしょう。必要に応じて天井、床、壁の順に断熱リフォームを進められます。
まとめ
断熱リフォームの費用相場は、工事の場所に応じて変化します。窓の断熱リフォームは比較的費用を抑えられる一方、壁の工事はやや高額になるでしょう。断熱リフォームに対しては補助金や税制優遇も設定されているため、賢く活用しながら快適な住宅を手に入れましょう。
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一級建築施工管理技士、宅地建物取引士、マンション管理士、インテリアコーディネーター、JSHI公認ホームインスペクター、日本不動産仲裁機構ADR調停人、明治大学工学部建築学科卒業後、東証一部上場企業グループの不動産・建設会社の建築部門に33年間勤務。注文住宅、賃貸マンション、官庁工事等の施工管理を12年間行った後に、住宅リフォーム事業を立ち上げ責任者となる。(最終役職:取締役)分譲マンションの専有部分、戸建住宅のリノベーションを中心に事業部全体で年間1,000件以上の工事を手掛ける。2015年10月よりホームインスペクション(建物調査・住宅診断)の専門会社を運営する傍ら、小規模リフォーム会社の顧問として活動中。
そのため断熱リフォームを行う方が増えていますが、ポイントを抑えておかなければ費用をかけた割に効果が実感できないということにもなりかねません。ひと口に断熱リフォームといっても様々な種類や方法があり、施工する部位によっても効果や費用相場が異なるので、事前に予算や目的を明確にしておくことが大切です。
また断熱リフォームを行う際に活用できる「既存住宅における断熱リフォーム支援事業」、「次世代省エネ建材の実証支援事業」などの補助金制度や、地方自治体独自の補助金・助成金制度があるので、事前に確認しておくと良いでしょう。
そして断熱リフォームは外装や内装などのリフォームとは異なり、施工業者には多くの専門知識や技術力が求められるものです。中には「気流止め」や「Q値、UA値」といったことさえ知らない業者もいるので、断熱リフォームの施工実績が豊富な業者に依頼することが大切だと思います。
比較ビズ編集部では、BtoB向けに様々な業種の発注に役立つ情報を発信。「発注先の選び方を知りたい」「外注する際の費用相場を知りたい」といった疑問を編集部のメンバーが分かりやすく解説しています。
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