【施工内容別】玄関リフォームの費用相場|費用を抑えるポイント3つや補助金を紹介

最終更新日:2025年03月04日
【施工内容別】玄関リフォームの費用相場|費用を抑えるポイント3つや補助金を紹介
この記事で解決できるお悩み
  • 玄関リフォームの費用相場は?
  • 玄関リフォームの費用を抑えるポイントは?
  • 玄関リフォームに使える補助金・助成金は?

「玄関のリフォームをしたいが、費用相場がわからない…」という方必見!

この記事では、自宅や店舗の玄関をリフォームしたい方に向けて、玄関リフォームの費用相場を紹介。玄関リフォームの費用を抑えるポイントも解説します。

素人が行うリフォームでは、仕上がりにばらつきが出ることがありますが、業者は精密な施工を行い、長期間使用できるように仕上げてくれます。玄関リフォームに使える補助金・助成金も紹介しているので、玄関の使い勝手や安全性を改善したい方もぜひ参考にしてください。

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玄関リフォームの費用相場

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玄関リフォームの費用は、リフォームの内容や使用する製品により大きく変動します。一般的な玄関リフォームの内容と費用は、以下のとおりです。

費用相場
ドアの交換のリフォーム20万円〜40万円
下駄箱のリフォーム20万円〜45万円
土間のタイルのリフォーム1万円〜3万円/1平方メートル
土間を広くするリフォーム30万円〜50万円
土間にドッグ用水栓を作るリフォーム要件により異なる
玄関を明るくするリフォーム2万円〜3万円
引き戸の交換や取り付けリフォーム20万円〜50万円
玄関の増築リフォーム要件により異なる

具体的な見積もりを得るために、複数のリフォーム会社に相談し、詳細なプランと費用を比較検討することをおすすめします。

【施工内容別】マンションの玄関リフォームの費用相場

施工内容別のマンションの玄関リフォームの費用相場は、以下のとおりです。

  1. ドア交換のリフォーム:20万円〜40万円
  2. 下駄箱のリフォーム:20万円〜45万円
  3. 土間のタイルのリフォーム:1万〜3万円/1平方メートル
  4. 土間を広くするリフォーム:30万円〜50万円
  5. 土間にドッグ用水栓を作るリフォーム:要件により異なる
  6. 玄関を明るくするリフォーム:2万円〜3万円

ドア交換のリフォーム:20万円〜40万円

玄関のドアは、見た目やセキュリティ、機能性を大きく左右する部分です。ドア交換では、古くなったドアを新しいものに交換することで、断熱性や防犯性の向上が期待できます。

ドアの材質やデザイン、機能(例:オートロック機能)により価格が異なり、一般的には20万円〜40万円の費用がかかります。

下駄箱のリフォーム:20万円〜45万円

下駄箱のリフォームは、収納力の向上や見た目の改善を目的として行います。収納スペースを増やすことやデザインを新しくすることで使い勝手がよくなり、玄関の印象も一新されます。

費用は下駄箱のサイズや素材、カスタマイズの程度により異なりますが、20万円〜45万円が相場です。

土間のタイルのリフォーム:1万円〜3万円/1平方メートル

土間部分のタイルリフォームは、耐久性や美観を改善するために行われます。タイルの種類やデザイン、施工の難易度により価格が変動します。

一般的には、1平方メートルあたり1万円〜3万円が相場です。タイルを新しくすることで、玄関全体の清潔感や高級感がアップします。

土間を広くするリフォーム:30万円〜50万円

玄関の土間部分を広げるリフォームは、限られたスペースを有効活用したい場合に行います。土間の広さを増すことで、収納や動線が改善され、より使いやすい玄関になります。

壁の取り壊しや新しい床の設置が必要になるため、30万円〜50万円の費用が一般的な相場です。

土間にドッグ用水栓を作るリフォーム:要件により異なる

ペットを飼っている家庭では、土間にドッグ用の水栓を設置するリフォームが考えられます。玄関でペットの足を洗うための水栓を取り付けることで、清潔を保ちやすくなります。

設置する場所や水道の工事内容により費用が異なるため、要件に応じて見積もりを取ることが重要です。

玄関を明るくするリフォーム:2万円〜3万円

玄関を明るくするリフォームは、照明の改善や窓の追加などを通じて、玄関内の明るさや雰囲気を改善する工事です。比較的低予算でできるため、コストパフォーマンスが高い玄関のリフォームです。

予算が限られていても、照明の交換や壁・床の色を工夫することで、手軽に実施できます。

【施工内容別】戸建住宅の玄関リフォームの費用

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施工内容別の戸建住宅の玄関リフォームの費用相場は、以下のとおりです。

  1. 引き戸の交換や取り付けリフォーム:20万円〜50万円
  2. 玄関の増築リフォーム:要件により異なる

引き戸の交換や取り付けリフォーム:20万円〜50万円

玄関の照明や窓を工夫して、空間を明るくするリフォームです。LED照明を取り入れることで、省エネにもつながり、明るく清潔感のある玄関を作り出すことができます。

照明の種類や設置場所により、費用は2万円〜3万円となります。

玄関の増築リフォーム:要件により異なる

玄関の増築リフォームは、既存の玄関スペースを拡張して新たな機能を追加する工事です。玄関に収納スペースを増やしたり、より広い空間を確保するために壁を取り壊して新しい部分を加えたりできます。

建物の構造や地盤、周囲の環境により費用が大きく異なり、設計や許可が必要な場合もあります。要件に応じた詳細な見積もりを依頼することが重要です。

玄関リフォームの費用を抑えるポイント3つ

ここでは、玄関リフォームの費用を抑えるポイントを3つ紹介します。

  1. 既存の設備を活用する
  2. 時期を選ぶ
  3. 複数の業者から見積もりを取る

1. 既存の設備を活用する

玄関リフォームの費用を抑えるためには、既存の設備をできる限り活用することが重要です。古くなった玄関ドアを交換する際、完全に新しいドアを導入するのではなく、既存のドアを修理したり塗装を施したりすることで、見た目を改善できます。

既存の下駄箱や収納を再利用し、棚の位置を調整したり、リフォームしたりすることで、無駄なコストを避けられます。既存の設備をうまく活用することで、大きな費用をかけずにリフォームを行うことが可能です。

2. 時期を選ぶ

リフォームの費用は、需要と供給に大きく影響されます。業者が忙しい繁忙期(春や秋など)にリフォームを依頼すると、料金が高くなることがあります。

リフォームの需要が低い時期(冬季や年始など)に行うことで、業者の空き状況が増え、値引きや割引を受けやすくなるでしょう。業者が余裕を持って作業を行えるため、スムーズな施工が期待でき、結果的にコストを抑えることができます。

3. 複数の業者から見積もりを取る

リフォーム費用は業者により異なるため、複数の業者から見積もりを取ることは非常に重要です。見積もりを比較することで、同じリフォーム内容でも価格に大きな差があることがわかります。

複数の見積もりを集めていることを伝えた場合、業者が値引きや特典を提供してくれる可能性もあります。事前に十分な情報収集を行い、信頼できる業者を選ぶことが、コストを抑えながら品質の高いリフォームを実現するためのポイントです。

玄関リフォームに使える補助金・助成金3選

ここでは、玄関リフォームに使える補助金・助成金を3つ紹介します。

  1. 子育てグリーン住宅支援事業
  2. 先進的窓リノベ事業
  3. 断熱リフォーム支援事業

1. 子育てグリーン住宅支援事業

子育てグリーン住宅支援事業は、主に省エネ改修や子育て対応改修を行うための支援制度ですが、玄関リフォームに関しても利用できる場合があります。

「開口部の断熱改修」や「バリアフリー改修」が関連する工事として含まれています。玄関ドアの交換やバリアフリー対応の改修(段差解消や手すり設置など)が対象となる可能性があるため確認しましょう。

2. 先進的窓リノベ事業

先進的窓リノベ事業は、高断熱な窓への改修を支援する国の補助金制度です。主な目的は、住宅の断熱性能を向上させることで、省エネ効果を高め、快適な住環境を実現することです。

窓のリフォームが主な対象ですが「ドア交換」も条件を満たせば補助の対象となることがあります。たとえば、玄関ドアを高性能な断熱仕様のものに交換する場合、一部補助が適用される可能性があります。

3. 断熱リフォーム支援事業

断熱リフォーム支援事業は、住宅の断熱性能を向上させる改修工事を対象とした補助金制度です。主に、外壁や床、天井、開口部(窓・ドア)の断熱工事が対象です。

玄関ドアの交換を行い、高断熱仕様のドアを導入することで、補助の対象になる場合があります。玄関ホールや土間部分の断熱改修(断熱材の施工)を含めることで、さらに補助を受けやすくなるでしょう。

まとめ

玄関のリフォームをすることで、収納スペースを増やせたり、バリアフリーに対応したりと、使い勝手がよくなります。専門業者に依頼することで、専門的な知識と技術を活かしたリフォームが可能になり、品質の高い仕上がりが期待できます。

比較ビズには、玄関のリフォームに特化した業者が多数在籍しているため、数分の条件入力のみで最適な外注先を探すことが可能です。比較ビズの利用は完全無料でできるため、ぜひ活用してください。

監修者のコメント
タクトホームコンサルティングサービス
代表 亀田 融

一級建築施工管理技士、宅地建物取引士、マンション管理士、インテリアコーディネーター、JSHI公認ホームインスペクター、日本不動産仲裁機構ADR調停人、明治大学工学部建築学科卒業後、東証一部上場企業グループの不動産・建設会社の建築部門に33年間勤務。注文住宅、賃貸マンション、官庁工事等の施工管理を12年間行った後に、住宅リフォーム事業を立ち上げ責任者となる。(最終役職:取締役)分譲マンションの専有部分、戸建住宅のリノベーションを中心に事業部全体で年間1,000件以上の工事を手掛ける。2015年10月よりホームインスペクション(建物調査・住宅診断)の専門会社を運営する傍ら、小規模リフォーム会社の顧問として活動中。

玄関は住まいの顔といわれる様に、玄関をリフォームするだけで来訪者の第一印象が大きく変わります。それだけに万一リフォームに失敗することにでもなれば、致命的といえます。

玄関リフォームの目的は、防犯対策、収納の充実、老朽化対策(玄関ドアの交換、壁紙やフローリングの張替えなど)等さまざまですが、近年では断熱対策、通風対策、採光対策などの機能面の向上や、バリアフリー、高齢者の介護の目的で行われることも多いようです。

このように玄関リフォームの工事内容は多岐に渡るので、工事を行う前にはどんなリフォームが必要なのかを良く見極めた上で、目的に応じて工事の優先順位をあらかじめ決めておくことが大切です。

また同居している家族がいる場合には事前に家族内の意見をまとめておかなければ、リフォーム後に不満が出ることにもなりかねません。特に玄関は住まいの中では共用部分になるので、この点には十分注意する必要があります。

さらにマンションにお住まいの場合には、自由にリフォームできる部分とできない部分があります。玄関ドアの交換などはできないことが多いので、まずはマンションの管理規約などで確認して、不明な点があれば必ず管理組合や管理会社に確認しておきましょう。
比較ビズ編集部
執筆者

比較ビズ編集部では、BtoB向けに様々な業種の発注に役立つ情報を発信。「発注先の選び方を知りたい」「外注する際の費用相場を知りたい」といった疑問を編集部のメンバーが分かりやすく解説しています。

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