和モダンな店舗内装を紹介！依頼する場合のデザイン会社の選び方や費用相場を解説

和モダンとは

和モダンとは、日本の伝統的な和風デザインや美意識を取り入れつつ、現代的な要素を融合させたスタイルのことです。日本独自の美意識である「侘び寂び」や「静寂」を活かしつつ、現代のライフスタイルにもあうように設計されており、国内外でも人気が高まっています。

和モダンの内装では、木材、竹、石などの自然素材がよく使われます。無垢材のフローリングや和紙の壁紙など、自然の風合いが感じられる素材を取り入れることで、落ち着いた雰囲気を演出できることが特徴です。

和モダンな店舗の内装を依頼できるデザイン会社の選び方3つ

ここでは、和モダンな店舗の内装を依頼できるデザイン会社の選び方を3つ紹介します。

1. デザイン会社のコンセプトが自社のイメージにあう

デザイン会社が持つコンセプトやスタイルが、自社のイメージにあっているかが重要です。和モダンな内装を実現するために、和の要素とモダンなテイストをどのように融合させるかがポイントです。

デザイン会社のポートフォリオから、自店舗に近いデザインを手がけた経験があるか、和モダンに対して独自のアプローチをしているかを確認しましょう。自社のニーズに寄り添って柔軟に対応してくれるかも確認することで、仕上がりに納得のいくデザインを実現しやすくなります。

2. 提案内容にオリジナリティがある

和モダンの内装をただ実現するだけではなく、他とは違う個性的なデザインを持たせたい場合は、提案内容のオリジナリティが大切です。和の要素（木材や障子、畳、竹など）を現代風にアレンジする力があるか、和とモダンを新しい形で融合させるアイデアがあるかを重視しましょう。

提案の中に独自の視点があり、自社のイメージに新しいインスピレーションを与えてくれるかも判断基準となります。初期段階で、クリエイティブなアイデアや実現したいビジョンを積極的に意見を出してくれる会社は、期待を超える仕上がりを提供してくれるでしょう。

3. デザインから施工まで一貫して依頼できる

デザインと施工を一貫して依頼できる会社を選ぶことで、デザインの意図が施工の段階で失われるリスクが少なくなります。一貫したサービスがあることで、デザインと施工の間でのやり取りが密接になり、細かなニュアンスやイメージのズレが生じにくくなるでしょう。

スケジュール管理やコスト調整も効率的に行え、全体の進行が把握しやすくなるメリットもあります。和モダンの内装は細かなディテールが重視されるため、デザインから施工まで一貫して依頼できる会社を選ぶと、より理想に近い仕上がりが期待できます。

店舗デザインを依頼する際の費用相場

店舗デザインを依頼する際の費用相場は、以下のとおりです。

店舗デザインを依頼する際の費用は、物件の状態（スケルトン物件や居抜き物件）、業種、店舗の広さ、デザインの複雑さなどにより大きく変動します。具体的な費用は、複数のデザイン会社や施工業者から見積もりを取り、比較検討することをおすすめします。

店舗デザイン設計の費用相場に関しては、以下の記事で詳しく紹介しているため参考にしてください。

店舗デザイン設計の費用相場は？料金が決まる要素と業者選びのポイントを解説

神楽坂　梅助

ひっそりとした落ち着いた佇まい

東京の花街であ神楽坂にある梅助。路地に入ると芸妓さんの三味線の音が聞こえるそうです。そんな路地の奥にある梅助は隠れ家のようです。

接待にピッタリの雰囲気の内装

和と言えば畳。そんな完全個室には壁に照明がついていて、さりげない和の風情を大切にし、さらに落ち着いた雰囲気を味合わせてくれます。

うしまる

お洒落な一軒家のような入り口

まるで京都の祇園に来たかのような落ち着いた入口。和という言葉がピッタリで、和服を着たデートにも似合いそうです。

高級感あふれるカウンター席

牛丼、すき焼きのお店ですが、牛丼から想像される大衆感を振り払うかのような内装で、カウンター席の間隔等からも計算しつくされた設計を伺えます。

みぜん

洗礼された外観

前を通る全ての人の目を引き付けるような洗礼されたデザインの外観。穏やかなデザインで訪れる人の心を癒してくれるかのようですね。

様々なシチュエーションに合う内装

木のぬくもりを感じる内装で、ほっこりと温かみを感じるように照明を落とされスタイリッシュになっています。

雨ニモマケズ

木のぬくもりのある内装

池袋にある小料理屋ですが、都会にいることを忘れさせてくれるような雰囲気の内装で、カウンター席から、畳の完全個室まであります。

アマン

シンプルかつモダン

シンプルだがどこか重圧感のある外観。一見冷たい雰囲気があるがなぜか落ち着くという不思議な感じのエントランスです。

石と木を基調とした内装

和を意識したインテリアの数々が広々とした空間に広がっているのが特徴。石を基調にした重厚感と、木を基調にした風情が感じられるデザインです。

おばちゃん割烹 ただいま

落ち着いた雰囲気の外観

東京の世田谷区に、ひっそりと佇む落ち着いた外観。東京にいるとは思えない雰囲気を出しています。シンプルかつお洒落なのれんと照明が出す雰囲気に思わずただいまと言ってしまいそうです。

木を基調とした内装

照明を暖色系にすることで、木のテーブルとのバランスが程よい雰囲気を出しています。壁にあるメニューも色のトーンを合わせることで、落ち着いた居心地の良い店内となっています。

割烹ひさご

どこか心奪われる外観

入り口と外壁の間に斜めの切り口を入れることにより動きが出て独特の雰囲気が出ています。さらに照明や盆栽が和の穏やかさを引き出しています。

スタイリッシュな内装

ベージュを基調とし、天井を丸くすることにより和なのにスタイリッシュな内装。廊下を石畳風にし、ワンランク上へ。

四季の味ぎんなん

隠れ家的外観

大阪にあるとは思えないようなひっそりとしたモダンな外観。照明の位置であったり、入り口の扉の細部にまでこだわりが感じられます。

京都にいるかのような内装

カウンター席から見えるキッチンの照明もお洒落だったり、個室の畳や壁など、外観同様に内装の細部にまでこだわっており、時を忘れて食事を楽しめるような内装になっています。

菜庭料理尚起

外壁と照明が絶妙なバランス

山中湖のそばにひっそりと佇む隠れ家的な外観。外壁の塗装がどこか特徴的で、夜訪れると照明が照らされ 優しい雰囲気が醸し出されます。

和で統一された内装

畳、障子、木目のテーブル、座布団と和で統一することにより、くつろげる空間を演出し、温かみのある優しい雰囲気になっています。

まとめ

和モダンの内装デザインには、和の要素と現代的なデザインを融合させる独自の美的センスが求められます。専門のデザイン会社は、和モダンデザインに関する知識と経験が豊富で、洗練された空間を提案してくれるでしょう。

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執筆者

比較ビズ編集部では、BtoB向けに様々な業種の発注に役立つ情報を発信。「発注先の選び方を知りたい」「外注する際の費用相場を知りたい」といった疑問を編集部のメンバーが分かりやすく解説しています。