株式会社ロバスト・スチュワード

大きく、クラウド会計を利用した管理会計運用の構築支援、補助金の申請に係る事業計画の策定のご支援、そして融資のご支援からなりました。

同社では既に新規事業の計画が具体的にあり、その先行投資に係る資金ニーズについてどうするか検討していた段階でいらっしゃいました。元々はクラウド会計（会計freee及びfreee人事労務）を使い管理会計により資金繰り管理を強化したいとの希望をお持ちだったところ、既存の顧問税理士様では3ヶ月ごとの税務会計のための記帳代行しかされておらず単月の損益の動きが把握しづらい状態にありました。当社ではクラウド会計を適切に利用し単月の損益が翌月の5営業日以内でおおよそ財務会計と乖離しない状態で把握できるよう月次決算の業務フローを整備し、足元の資金繰り管理を強化しました。これにより期末の納税資金の可視化も可能となり、後述の融資に効果的な取り組みとなりました。

同社の具体的事業プランをヒアリングし、マネタイズモデルの提案とそれによるKPIを用いた5年後までの財務モデル（売上モデル）の構築を実施し、アクションベースでの具体的な事業化への道筋をつけました。本計画をもって事業再構築補助金の事業計画書を作成し、申請し、無事採択、交付決定を同社は受けられました。

なお、補助金はあくまで必要経費を支払い後に精算として補助が受けられるため、一時的に資金残高が逼迫することを見据え、金融機関からの借入も伴走し、無事希望されていた金額の融資を引き出すことに成功いたしました。

上述の通り、愚直に受託サービスにより事業競争力を身につけられてきたお客さまが新規事業に向け必要な投資資金を得るお手伝いができたこと、また投資資金を定義するにあたり足元の損益と財政状況を可視化する”クセ”をつけていただいたことは我々としても非常に喜ばしい事例だと感じております。

「ロバストさんへの一緒にやってもらってるという信頼感、ハンパないっす」