パスファインダーズ株式会社

日沖　博道

東京都港区芝4-13-4　田町第16藤島ビル2階

■多様な戦略開発アプローチ・市場分析・検証法を事業のタイプに即して柔軟に適用
■新市場を切り拓く手段としての先進技術に関する豊富な適用経験を持つ
■PE業者の評価に堪えられるビジネスデューデリ(深掘り調査)の実行能力を持つ

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【新規事業開発】情報技術系ベンダー:ブロックチェーン技術適用市場の探索

ブロックチェーン技術が注目され始めた初期タイミングで、「技術は習得できたが、どこに応用するのか?」という疑問に答えることができました

業種: 企業向けサービス業
地域: 東京都
規模: 3000人以上
費用: 総費用1000万～3000万円

■ 「ブロックチェーン技術の適用市場候補」というだけでは広範過ぎて「抜け」だらけになる恐れが高いため、本プロジェクトでは「電子バウチャー」として「権利移転」領域での適用に絞ることになった。
■ 特に工数の掛かる市場規模推計の対象を絞り込むため、2つのフェーズに分けて進めることとした。
Phase1:「ビジネス機会の洗い出しと1次評価」
Phase2:「深掘り検討と優先領域決め」

依頼を受けたカテゴリ: 経営戦略・事業計画書策定経営戦略・事業計画書策定マーケティング・営業戦略産業カウンセラー

業務の種類: 経営顧問経営診断・改善経営計画策定マーケティング・営業戦略経営相談・スポットコンサル企業カウンセリング

業務の概要: クライアントは有力情報技術系ベンダーの1社。いち早くブロックチェーン技術を習得、実証実験も積極的に全国で展開し、大きなポテンシャルを感じていた。
しかし具体的な適用市場とそこでのユースケースの検討が社内だけでは進まず、偏りも懸念された。そこで以前に別件で新規事業立ち上げを支援した弊社に声が掛かった。

特に力を入れたポイント: 事業計画策定対応スピード調査・分析

ポイントの概要: ■ 広い候補セグメントの洗い出しから始めて、結局最終的には5つの有力な適用領域候補に落とし込むことができた。
■ とりわけ2つの優先領域候補を推奨し、次点および次々点(中長期視点)までの優先順位づけまで決めた。

備考: 【コンサルタントの役割】
1)「権利移転」という適用領域の初期絞り込み、そこでの領域候補の洗い出しにおける方向づけの整理
2) 各領域候補における市場規模の推計
3) 各領域候補における適用ユースケース洗い出しに必要な情報収集の指示、検討議論のファシリテーション

実績・事例画像

実績・事例の詳細

■ プロジェクト実施当時には存在しない市場ばかりなので、市場規模推定にはフェルミ推定を大胆に行った。
■ 0.5次絞り込みで18種類の適用市場候補に絞られた後、1次評価では結局、優先候補は7つに絞られた。2次評価では市場規模期待値を評価軸に加え、1次評価を通過した候補をさらに絞り込んだ。

成果・結果

■ 2つの優先領域候補を推奨し、次点および次々点(中長期視点)までの優先順位づけまで決めた。
■ これによりクライアントとして事業推進の焦点が定まり、某顧客企業と組んで、実証実験を皮切りに事業化に取り組むこととなった。

お客様の声

「社内だけではこんなに明確な判断材料は出せなかった。特に、現存しない先端技術サービスの将来の市場規模を推計するのは『こうやってやるものなのか』と「目から鱗」だった。仮にそこまでできたとしても、そこから自分達の力を発揮できるセグメントを絞って優先順位をつけるまで、社内だけだったら議論ばかりでずっと決まらなかっただろう」(プロジェクトの責任者)

カテゴリ

経営戦略・事業計画書策定経営戦略・事業計画書策定マーケティング・営業戦略産業カウンセラー