株式会社神谷商店

コンテナ輸入貨物の物流スキーム変更により、大幅なコストダウンを実現しました。

過去のスキームでは、輸入コンテナ貨物を港湾にてデバンニング（バン出し）を行い、一時保管後、輸送トラックへ積み替え、倉庫や物流センターへ配送するという状態でした。そこで、港湾でのデバンニングを止め、当社へ直接コンテナを納入し、当社でデバンニングを行い、即貨物を保管、必要に応じて流通加工を行い市場へ出荷というスキームへ変更しました。

まず、港湾でのコンテナ取扱料金より地方倉庫での料金の方が格段に低価格であることで、デバンニング費用の削減ができました。
また、港湾業者や、港湾近辺の都市部倉庫の保管料と地方の保管料を比べると、地方の方がはるかに低価格であるため、輸入のみに関わらず国内倉庫諸費用の削減も併せて実現できました。

コンテナ貨物の取扱は、通関を行う港湾業者でしかできないと勘違いされているお客様が多数いらっしゃいます。輸入であれば輸入許可後、輸出であれば輸出許可前であれば地方倉庫でもコンテナ貨物の取扱は可能です。通関と国内（輸出向け貨物含む）で取り扱う貨物の区分けが可能であれば、必ずしも港湾業者に全て任せるという必要はなく、その分コスト削減も可能です。