弁護士法人シティ総合法律事務所

検事約5年、弁護士約14年の経歴を有する、札幌と東京にオフィスを持つ弁護士法人シティ総合法律事務所の代表弁護士です。
私の両親は、大学に行っておらず、学はありません。ねずみの住む古アパートで、父はファミレスの皿洗いや新聞配達などのアルバイトで働き、生まれたばかりの私を育ててくれました。父は、その後、水道工事業を経て保険代理店を立ち上げ、度々学が無いことで冷たい視線を浴びながら、ひもじい想いだけは絶対にさせたくないとの責任感を持って、必死に働いてくれました。私は、学や地位などで色眼鏡を付けて見る人が、大嫌いです。父や友だち、ひいては自分自身を否定されていることにほかならないからです。そのため、学や地位などない、でもいつも本音でぶつかってきてくれる男気や優しさあふれる友達関係のみが、自然と広がっていきました。
私の行動原理が、ここにあります。
父からは、「何をやっても絶対に負けるな」、「男は孤独だ、責任しかない」と、引きずり回され殴られながら、男の責任感と負けん気をいつも教えられました。 「お前、お客さんから電話をもらったら、電話を切ってから掛け直してるか？」などと、いつも心にぐさりと突き刺さることを言われていました。
そんな父が病に倒れ、父のお客様や同僚や関係者らが、父の身を案じ、入院前に横浜ランドマークのスイートルームを予約してくれた話を聞き、いかに父がお客を大切にしてきたか、目に浮かぶようでした。「父さん、癌になっちゃった。何かあったら頼むな」との電話を受け、私は頭が真白になり、入院先がもう決まっているのに、必死に、「この人に頼んで駄目だったら仕方ないと諦められる医師に頼みたい」、そのような思いで、権威とされる医師を探し廻りました。
でも、各病院の電話口での対応は実に冷たいものでした。人生を託す想いで弁護士に相談される依頼人の皆様の不安いっぱいで切実な想いを、自身の身をもって認識した瞬間でした。 自分が弁護士に頼むならば、自分の身にふりかかったことと同じく親身に考えてくれ、そして、この人に頼んでも駄目だったのであれば、誰に頼んでもどうにもならなかったということなのだから、こればかりは仕方がない、諦めるしかないんだ、そのように思える力量と気概ある弁護士に頼みたいと思うはずです。自分がその人生を託す時に頼むであろう弁護士を目指し、既成概念を打破しながら研鑽に努め、今日に至っています。

札幌弁護士会所属
北海道社会保険労務士会所属

職歴
平成１１年　４月　　司法研修所入所
平成１２年１０月　　東京地方検察庁検事
平成１３年　４月　　仙台地方検察庁検事
平成１４年　４月　　札幌地方検察庁検事
平成１６年　４月　　東京地方検察庁検事
平成１７年　４月　　太田三夫法律事務所
平成１９年　４月　　中村総合法律事務所開設
平成２６年　３月　　北海道社会保険労務士会へ社労士登録

主な案件
中国人共犯者による強盗殺人事件捜査
羊蹄山ツアー遭難死亡事故公判立会
暴力団員による拉致監禁強盗殺人抗争事件捜査
六本木ヒルズ自動回転ドア死亡事故捜査
駒大苫小牧高校暴力事件事実調査委員会
道内初の裁判員裁判
JR北海道データ偽装事件

所属団体・役職
札幌弁護士会犯罪被害者支援委員会元委員長
札幌開発建設部入札監視委員会委員
各企業コンプライアンス委員会
技術倫理指導員資格認定委員会委員
札幌弁護士会紛議調停委員会副委員長
北海学園法科大学院非常勤講師

メディア出演履歴
行列のできる法律相談所、とくだね、どさんこワイド、イチオシその他多数出演

業務内容及びご料金のご詳細は事務所ホームページをご確認ください

・企業法務、顧問業務
・刑事事件
・労働紛争事件
・M＆A、事業承継
・飲食業・ホテル・旅館業支援
・飲食創業支援（利酒師＆ワインコーディネーター有資格者）
・相続案件
・不動産案件
・マンション管理
・事実調査業務
・法人破産案件
・交通事故
・債務整理
・離婚案件
・更生支援
・犯罪被害者支援
・DV・ストーカー案件
・船舶事故案件
・就業規則作成
・助成金申請