株式会社Chef’s Room

新規店舗開発でのご依頼のため、コンセプトメイクからブランディングをディレクション。
オープン後はコンサルティングをしながら現場にシェフとして伴走し自走化。

事務所として購入したテナントの一階フロアを飲食店として開業。
オーナー様のやりたいイメージの店舗をヒアリング後、市場調査をした上で何パターンかご提案した結果、花屋併設のカフェにすることに決定。
物件取得後、空家賃が発生してしまうとのことで地元密着型のマルシェを開催し収益化を図り、潜在顧客の獲得に尽力。
オープン後はマルシェに出店していた店舗様やお客様が多く来られ、連日満席になるほど。
ふるさと納税ランキングでワースト4位になったこともあるこのエリアで「全国に自慢できる、魅力ある商品を蟹江町で。」というオーナーの強い想いが詰め込まれた商品を開発し、現在ではふるさと納税の返礼品に認定されました。

パートスタッフによるカフェの完全自走化

愛知県海部郡蟹江町という人口4万人ほどの地域を中心に美容室やエステサロンを5店舗運営しております。
「お洒落なカフェがあったらな、蟹江町ふるさと納税ワースト4位なんだって」といったお客様の声を聞いておりました。各店舗の中心エリアに築50年ほどの喫茶店が閉店すると聞き、飲食店の開業を検討し始めました。専門的なシェフが開業のサポートをしてくれる点や実際に現場に立ってもらえる点に安心感がありお仕事の依頼を決めました。一番良かったことは飲食店開業だけでなく菓子製造の許可を取得して蟹江から名古屋名物をつくろうと企画や提案をしてくれたことです。店舗だけでの売上に頼らずオリジナルの焼き菓子を日本全国に届けると同時に蟹江町のふるさと納税返礼品に認定し地域にも貢献することが飲食店経営の未来継続と感じました。全くの未経験、新業態という不安はあったが現在では正社員一名とパートスタッフのみで運営しております。シェフがいなくても自走する組織つくり、ここがポイントかと思います。

お打ち合わせの時からオーナー様と町の人たちの距離が近いのに気づき、地元密着の土地に根付いた人間関係を大事にお店づくりをしたいと思いました。
蟹江町のランドマークとなるお店にしたく高級路線やリピートが数ヶ月に一度、といったジャンルではなく、毎日でも訪れやすいジャンルを選びました。
カフェスタッフ、カニアンヌ製造、花屋とあえてジャンルを増やすことで地元の方々の雇用を産み出し、UNKanyeというお店のエンゲージメントを上げるように働きかけました。
今では完全自走化に成功し、オーナー様は美容師としてのサロンワークをしながらカフェの経営をしております。