（株）ジェイアール東日本建築設計事務所

ジェイアール東日本建築設計事務所（ＪＲＥ設計）は、ＪＲ東日本の建築設計部門が独立するかたちで、1989（平成元）年4月に設立いたしました。その後20年あまり、駅や駅ビルをはじめ、ホテル、オフィスビル、住宅や文化・スポーツ施設など、幅広いジャンルの設計あるいは監理に携わり、ＪＲ東日本グループの発展に寄与してまいりました。業務の拡大に応じて社員の採用や組織体制の整備を進め、創業時の目標であった『トップレベルの設計事務所』にようやく一歩近づけたのではないかと感じています。

2008年3月、ＪＲ東日本グループでは「グループ経営ビジョン2020−挑む−」という新たな目標を設定しました。地球環境問題への取り組み、鉄道沿線の価値向上、生活サービス事業の積極的展開など、今後厳しい経済環境のなかでグループが存在価値を高めていくために欠かせない施策がそこには数多く掲げられています。それらを実現するうえで、ＪＲＥ設計の役割と責任は非常に大きなものだと考えます。クライアントのご期待を超えた設計成果品を創りあげ、施設をご利用になるお客さまに快適な空間をご提供することが、ＪＲ東日本グループのさまざまな事業活動のベースとなるからです。そのために社員一人ひとりが技術力を高めるとともに、組織事務所として、よりシステマティックな業務遂行体制を構築していきます。

鉄道建築設計を軸として、幅広いお客さまにご満足いただける「空間と環境の総合クリエイター」を目指して、ＪＲＥ設計はこれからも歩み続けてまいります。