カメラマンなら試したい5つの集客術【フリーランス必見】

集客するならWebサービスの駆使が大切

集客方法は「ウェブサービスを徹底的に駆使する」ことです。これをするだけで仕事を得ることができます。もちろん、最初からいきなり多くの顧客を獲得できるわけではありません。

ここで伝えたいことは、フリーランスのカメラマンとして生活をしていくのであれば、今の時代、ウェブサービスを徹底的に駆使すれば可能ですよ！ということです。どうやって駆使していけばよいのか？は、いろいろな方法があるため、順次、紹介をしていきたいと思います。

難易度が「◎」のものから実践してみるとよいかと思います。しばらく活用すればウェブサービスに慣れて、難易度が「○」「△」のブログや公式サイト設立などもできるようになるはずです（公式サイトは「外注に製作してもらう」が基本ですが…）。

具体的には、上記のような方法が代表的なウェブサービス活用術になります。他にも、インターネットを駆使して、営業代行サービスを探してみたり、日雇い求人を探してみたり…と、まだまだ集客する方法はいくらでもあります。すなわち、使い方次第・工夫の仕方次第というわけです。

カメラマンが実践したい5つの集客術

具体的に、ウェブサービスを徹底的に駆使して集客をする方法を説明していきます。「ウェブサービスを利用するのは難しい」と先入観を持っているカメラマンは多いかと思います。しかし、まったく難しいことはないので、身構えずに一読をしてみてください。そして、実践してみてください。直ぐに慣れて、徹底的にウェブサービスを駆使できるようになるはずです。

自身を売り込む公式サイトを公開

真っ先に用意したいツールです。昨今、公式サイト（いわゆるホームページ）がなければ、集客が難しい世の中になってきました。カメラマンを探している人（見込み客）が必ずインターネットで公式サイト、ブログ、SNSを検索するからです。ブログとSNSだけでもいいのでは？と感じてしまうところです。検索結果としても、SNSが最上位にくることも珍しくないため当然です。

しかし、SNSだけでは、どうにも安心感というものを得にくいのが本音ではないでしょうか。やはり、きっちりとした公式サイトが存在したほうが、見込み客へ「しっかりとしたカメラマンさんだな」と印象付けることができるため受注率が増加します。

ブログを活用して人となりをPR

簡単に始めることができるウェブサービスで、スタンダードなツールとして知名度も高いです。たまに「もうブログは古い！」という論調を見かけますが、まったくそんなことはなく、まだまだ有効活用できます。

ブログを推す理由は、やはり日記形式で情報発信できることが挙げられます。日々、カメラマンとしての活動をアップすることで、ブログを見てくれた人に、自分自身の「人となり」を伝えることができます。これは、思っている以上に重要なことなので、推させていただいた次第です。

見込み客が求めることは、基本的には以下です。

特に「怪しくない人か？」「どのような作品なのか？」は、非常に気にするケースが多いです。怪しい人に撮影をしてもらいたくもないですし、好みの作品（撮影スタイル・コンセンプト）に共感できない場合は、そもそも撮ってほしくないので。

その点、ブログは、この2つの不安を解消することができる最適なツールです。日々の撮影風景を始め「こんな仕事をしたよ！」と実績も日記形式でアップしていくことで、見込み客は親近感を覚えてくれます。結果、「良さげだから、お願いをしてみようかな」と繋がりやすくなるわけです。

Instagramなどに作品を掲載

ブログよりも簡単に手軽に始めることができるのが、InstagramやTwitterなどのSNSの活用です。昨今、若い世代は使い慣れているため、若い層の顧客確保を目指すのであれば、必須のツールと言えるでしょう。

なお、若い世代よりも少し上の世代であれば、ブログの方が効果は出る可能性があります。ともあれ、SNSは抜群の効果が期待できるため、必ず実施して集客することをおすすめします。

1つ念頭に置いておきたいのは「手軽に始めることができる」ということは、ライバルとなる他のカメラマンも活用していると考えた方が無難です。

つまり、高い効果は期待できますが、ライバルに勝利をしてこその効果であることは理解しておきましょう。例えば、Instagramであれば、どれだけ“バズることができる作品をアップできるか？”が重要になるわけです。

フリー素材サイトに写真を提供

ウェブサービスには「画像をアップして、その画像を無料で利用して問題ありませんよ！」と画像を提供できるサイトが存在します。フリー素材となるため、さまざまな人たちが、さまざまな用途で、あなたの作品を利用してくれる可能性があります。利益を得られるわけではありませんが、認知してもらう1つの方法としては優秀なツールです。

もし、無償は気が進まないというのであれば、有償で作品を売ることもできるサイトも存在します。なお、この手の画像提供サイトは、利用制限（商用に使うのはNG、アダルトサイトに使うのはNG）をかけることも可能です。したがって、どこでどのようにして使用されうるか？が心配と気をもんでいる人は、安心していただければと思います。

マッチングサービス活用し営業

マッチングサービスとは、「撮影をしてくれるカメラマンを探しているクライアント」と「撮影をしてほしいクライアントを探しているカメラマン」といった需要と供給の間を取り持ってくれるウェブサービスがあります。定期的に仕事を確保できるメリットがあります。

また、クライアントから気に入られれば、継続して撮影の仕事を発注してくれるようになるため、安定した収入も期待できます。

3つの形態でマッチングしてくれる

まずは、どのようなマッチングサービスがあるのか？を概要を簡単に紹介しておきたいと思います。いずれも一長一短があり、自分自身にあった形態で集客活動をしていくとよいでしょう。以下に、その3つの形態のマッチングサービスを紹介します。

応募型のマッチングサービス

応募型のマッチングサービスは、クライアントが募集要項を提示して、それを見たカメラマンたちが応募する形になります。弊社が運営している『比較ビズ』や『zehitomo』といったマッチングサービスのことです。

この応募型マッチングサービスは、集客手法としても多くのメリットをもたらしてくれます。基本的な流れは、とあるクライアントが募集要項を提示するため、それに対してカメラマンが条件や見積もりなどを提示します。クライアントが、その内容を吟味し依頼したい相手を一人選ぶという仕組みです。

このサービスの多くは、クライアントは無料で依頼ができることが挙げられます。したがって、非常に多くの募集が掲載されているため、探せば何かしらの仕事があることが分かるため、カメラマンとしては「仕事がまったくない！」とならないため、一種の安心感を得ることができます。

成果型のマッチングサービス

クライアントが仕事の条件を提示されているため、それを見て、問題がないと判断すれば応募する形です。最初から「報酬額」や「詳しい条件」など提示済みであり、それを理解した上で応募することになります。

クライアントは複数の応募者（カメラマン）を比較し選定。ここで、見事に選ばれることができれば、仕事を得られます。

また、一度取引があった相手とは、2回目からは個別取引が可能になり、何度もサービスの利用料金が発生しないのがメリットです。また、クライアントも有料で利用するサービスに比べて、地方にも案件が多く見つかるというメリットもあります。

派遣サービスへの登録

いわゆる「派遣登録」のことで、カメラマンとして登録をして出動を待つことになります。具体的には「fotowa」「ourphoto」「Lovegraph」などが、この派遣サービスを生業としているサイトが挙げられます。

大手の派遣会社へ入社することで、さまざまな職種で働くことができます。したがって、多種多様な経験を積める可能性は十分にあるはずです。まさにその腕の見せ所になります。

下請けカメラマンの実情

昨今のカメラマン業の状況をお話しておきたいと思います。自分の置かれている立場を理解し、より「自分自身で売り込んでいく必要がある」と感じていただけたら幸いです。下請けカメラマンは自分で集客して報酬をもらうスタイルと違って、なかなか収入が上がらないのが事実です。

下請けをしている以上、これは、どうすることもできない現実だということを理解しましょう。ではなぜ、下請けカメラマンは収入がなかなか上がらないのでしょう。

下請けカメラマンが稼げない理由

単純に「報酬が決まっているから」です。下請けのつらいところは、発注者が利益を得るために、マージンを取っており、報酬が削られてしまうことです。結果、どれだけ頑張ったとしても、発注者側の利益が最優先となるため、下請けの報酬は上がらないのです。

そもそも、下請けカメラマンとして働くとき必ず発注者と交わす契約は、報酬に関する記述もあり、お互いが納得した上で締結しているはずです。

仕事の選りすぐりができない状況下の中で、なくなく契約をしたというケースも多々あるかと思います。結局のところ、下請けとなる以上、報酬が少なくなってしまうのは、一定の理解が必要だということです。

下請けカメラマンの悲しい現実

どれだけ素晴らしい作品をお客様に提供をしたとしても、「あなた」の作品ではなく「発注者」の作品として評価されてしまう現実があります。素晴らしい作品を提供したとしても、お客様の口コミ情報は「○○写真館（発注者の店舗名）はキレイに取ってくれるよ！」となり、決して、撮影したカメラマンの名前はあがってきません。この現実は、下請けカメラマンの宿命であり、あなた自身が評価されないジレンマを抱えることになるでしょう。

このように記載をしてしまうと「下請けカメラマンはよくない！直ぐにでも独立するべき！」と感じてしまうかもしれませんが、そんなことはありません。

下請けカメラマンから独立する方法

「もう十分にスキルは身に付けた！」となれば、契約を終了し、いよいよフリーランスのカメラマンとして独立をして起業をしていけばよいと考えられます。実はこれ、王道のストーリーであり、多くのカメラマンが、この方法で独立をしています。

独立したいタイミングで、集客方法を学んでいては遅いため、コツコツと営業手法というものも合わせて勉強をしておきましょう。人生のロードマップを作る意味も込めて、計画的に営業手法を学び、独立の道を歩んで、高収入カメラマンも夢ではありません！

まとめ

独立したばかりのカメラマンにとって、実績がない以上、集客は簡単なことではありません。ブログやSNSで自分を発信するのにも、ある程度の時間と手間が必要です。それまでは、上で紹介したサービスを利用しつつ、今後の集客の武器となる実績を積み上げていってはいかがでしょうか。

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