DMの封筒選びはコストと開封率を意識して選ぶ！紙封筒と透明ビニール封筒はどちらが良いのか

封筒の中でも代表的な紙封筒

封筒と言えば紙と言えるくらい代表的な紙封筒ですが、しっかりと分析すればそこには様々な効果があるとわかります。

普段から当たり前のように使われていることも多い紙封筒ですが、そこにはどんな特徴があって、どんな効果が狙えるのかについて見ていきましょう。

簡単にわかる紙封筒のメリットとデメリット

紙封筒の良さは、安心感があることです。

この封筒は様々な場面で使われていますが、DMだけではなく自治体からのお知らせにも使われています。

言われてみなければ気づけないものですが、それだけ多くのところで使われていることが信頼感や安心感を与える効果に繋がっているのです。

多くの場面で使われているので、商材を選ばず使えるところも紙封筒のメリットです。

ひとまず紙封筒にしておけば良いと言える安心感は、ビニール封筒では得られない効果になります。

逆に紙封筒のデメリットは何かというと、コストが高く開封しないと中身を確認できないところにあります。

中身が見えることは必ずしもメリットになるものではありませんが、一目見ただけで興味を持ってもらえるインパクトを紙封筒で出すのは難しいです。

実は色々ある紙封筒の種類

紙封筒にもいろいろな種類があります。

• クラフト(茶封筒)
• ホワイトケント(白色封筒)
• カラー封筒
• プライバシー保護封筒

大きく分類するとこのように4種類の封筒があり、それぞれに特徴があるのです。

上から順にどんどん値段が上がっていき、高級感も増していきます。

主にDMで使われるのはホワイトケントで、白地なのでカラー印刷が映えます。

カラー封筒はそれ単体でインパクトがあり、社用封筒として採用されることが多いです。

プライバシー保護封筒は特殊加工によって透けなくなっており、重要なお知らせなどで使われています。

紙封筒はどんな場合に効果的なのか

オールマイティに使える紙封筒ですが、その中でも紙封筒だからこそできる使い方を紹介します。

DMで高級感を出したいなら、それだけで紙封筒を採用する理由になります。

コンプレックス系商材など、できるだけ中身を見られたくないと思えるDMでも、封入物を確認できない紙封筒が効果的です。

見た目でインパクトを出しやすいビニール封筒

紙封筒とは別にビニール封筒もDMでは数多く使われています。

ビニール封筒にはどのような特徴があり、どのような効果が期待できるのかを紹介していきます。

紙封筒に比べると高級感では劣りますが、使い方次第では紙封筒以上の効果が期待できる場合もあるのです。

ビニール封筒のメリットとデメリット

ビニール封筒のメリットは、コストが抑えられることと中身が見えることです。

他には防水性や強度に優れている点もあり、DM用の封筒としても優秀なものになります。

未開封でも中身が見えるということは、インパクトを与えやすいDMを作りやすいことにもなります。

しかも紙封筒と比べればコストを抑えられるので、多くのDMでもビニール封筒が採用されているのです。

逆にビニール封筒のデメリットとしては、どうしても高級感を演出しにくいところがあります。

実際に自分でビニール封筒のDMを受け取ったとしても、どこか安っぽさを感じてしまうことは否めません。

中身が見えることはデメリットになる場合もあります。

一目見て興味のない内容だと判断されたら、開封されずに捨てられてしまうからです。

ビニール封筒の種類をチェック

ビニール封筒には、大きく分けて2つの種類があります。

• OPPビニール封筒
• CPPビニール封筒

名前だけではわかりにくいのですが、OPPは素材のポリプロピレンを伸ばしたもので、CPPは伸ばさずそのまま加工したものです。

OPPビニール封筒は透明度が高く単価が安いのですが、伸ばして作られているので強度が弱いデメリットがあります。

CPP封筒はポリプロピレンをそのまま使っていることもあって強度は強いのですが、透明度が低く単価が高くなります。

数枚程度の紙が封入されたDMならCPPが適していますが、分厚いカタログが入ったDMだと強度不足で破れやすくなります。

そのような場合はOPPを使うなど、封入するものとコストに合わせて使い分けると良いでしょう。

ビニール封筒の活用法

ビニール封筒の特徴を生かすなら、封入物を見えるようにする方法が一番です。

ただし全ての内容が見えると、それだけで中身を察して捨てられてしまうこともあります。

そのため特典部分だけ見えるようにする使い方が効果的です。

キャッチコピー部分が大きく見えるようにしてあるなど、見るものにインパクトを与える使い方がビニール封筒の効果的な使い方になります。

中身が見えることをしっかり活用しないと、DMとしての魅力が損なわれることもあるので注意してください。

コストが安いからという理由だけで採用し、キャッチコピー部分が中途半端な見せ方になっていると雑な印象を受けます。

そうなると、いかに魅力的な内容を封入していても、そのまま捨てられてしまいかねません。

まとめ

紙封筒とビニール封筒の特徴についてまとめてきましたが、何気なく使われているように見える封筒も、どう活用するのかで大きな違いがあるとわかりました。

実際にDMを送るときにはコスト面だけではなく、どのような効果が期待できるのかを意識してみてください。

もちろん他にも意識したいところはあります。

普段何気なく受け取っているDMにも様々な工夫が見られるので、参考にしてみるとより理解しやすくなります。

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