DMを送るなら知っておきたい送付方法や注意したいポイントを紹介！

DMを送るときに使えるさまざまな業者

DMを送るときに使えるサービスは色々ありますが、ここでは代表的な4つのサービスを紹介していきます。

それぞれの業者によってメリットもあればデメリットもあるので、どのようなDMを送るのか、業者選びでこだわりたいポイントはあるのかで検討してみてください。

クロネコヤマトのメール便

ヤマト運輸が提供している「クロネコDM便」は、全国どこでも一律料金で配送してくれます。

お届けにかかる日数は地域によって異なりますが、400km圏内なら遅くとも3〜4日以内には到着するのもメリットとしてあげられます。

利用の際には契約が必要で、法人や各種団体、または個人事業主でなければ利用できないところには注意が必要です。

佐川急便のメール便

佐川急便では「飛脚メール便」と「飛脚ゆうメール便」という2種類のサービスを提供しています。

飛脚メール便は送付するDMにバーコードが付くので、佐川急便のサービスを使って追跡ができます。

送付から到着まで3〜4日以内となっているところも、メール便ならではの便利なところです。

飛脚ゆうメール便は、郵便局の「ゆうメール」を利用したサービスです。

佐川急便が代行して差出人となってくれるのですが、郵便局による配達のため追跡はできません。

ただし飛脚メール便よりも料金は安くなっているので、送付するDMによってはコストカットができます。

一度、郵便局を介するサービスなので、到着までは5日ほどになっているところも注意が必要です。

郵便局からDMを送る

郵送は昔からDMの送付方法として代表的です。

はがきや封筒での郵送なら一番安く済みますし、郵便局ではDM向けの割引サービスもあります。

DMを送る数が2,000通以上なら、はがきだと8%、封筒なら12%の割引料金で利用できます。

さらに送る枚数が上がれば割引率も上昇するので、小型のDMを大量に送るなら郵送がベストです。

ただしDMをして認められるためには、日本郵政で決められている基準を満たす必要があるので注意してください。

ほかにも郵便局では「ゆうメール」という大型のDMにも対応できるメール便サービスがあるので、合わせて活用しましょう。

DM発送代行業者を使う

DMを送るときに活用したいのがDM発送代行業者です。

この業者はDMを発送するだけではなく、印刷や宛名印字に封閉じなど、DMを作る作業も代行してくれます。

自分たちでも作れるDMと言っても、その数が増えれば作業は大変ですし、凝ったものを作るなら専門業者に任せた方が良いのです。

ある程度DMを作り慣れていて技術力もあるなら、自分たちで作った方が良いかもしれませんが、専門業者を使えば簡略化できることも知っておくと良いでしょう。

もちろんDM発送代行業者は、発送業務だけでも引き受けてくれます。

DMを安く送るために知っておきたいポイント

DMの送付方法によって料金は変わってきますが、安さだけで決めてしまってはいけません。

DMを作って送るためにはどの部分でコストが発生するのか、そして安くするためにはどういうポイントに気をつければ良いのかを知っておきましょう。

最もコストがかかるのは送料

DMで一番お金がかかるのは送料です。

一からDMを作って印刷し、送ることも含めると送料がコストの九割近くを占めることになります。

そのためDMの送付方法を検討するときには、以下にコストを抑えるのかが課題になります。

ただしDMを効果的に活用するためには、コスト以外の部分にも注意が必要です。

郵送の場合は1,000通以上、2,000通以上、5万通以上で割引サービスの内容が変わりますし、それぞれの発送業者でも送付数によって料金の割引が行われます。

宛先までの距離によって送料が変わることもあるので、よく検討するようにしてください。

到着までどれだけの猶予があるのか

DMはどのタイミングで到着するのかによって効果が変わってくることもあります。

余裕を持ったスケジュールで発送するならともかく、急なキャンペーンを知らせるために急いで送ろうとしたら、できるだけ早く到着して欲しいものです。

もしも速達で送る場合、1通あたりの送料は数倍に跳ね上がります。

できれば速達は使いたくないけど、可能な限り早く到着して欲しいなら、送付から到着までの期間が短い業者選びが重要になってくるのです。

どのような形状のDMにするのかも考える

DMの形状は様々で、封筒の種類だけでも紙封筒なのかビニール封筒なのかがあります。

無地の封筒よりも装飾されていた方が興味を持ってもらいやすくなりますが、ビニール封筒と封入方法を工夫することで同様の効果は得られます。

どれだけの情報量を載せるのか、それをどのように見せるのかを工夫することでDMのコスト削減に繋がるのです。

DMへ封入する紙の量を増やせば重量も増えます。

その数字が一定量を超えると、送料にも影響が出てくるので注意してください。

DMを作るときのコストと送るときのコストは別問題です。

ある一箇所だけに注目するのではなく、それぞれの項目とそれらを合わせたコストを見ていくようにしましょう。

まとめ

DMは上手く活用すれば、大きな効果が得られます。

逆に活用できなければ、コストばかりかかって損をするものなのです。

DMを送ることによって一定の売上を得られても、それで増えた分がDMのコスト以下だとしたら送る意味はあるのでしょうか。

もちろん知名度を上げることや、次に繋げられる要素がないわけではありません。

それでもせっかくDMを送るのですから、最小限のコストで最大限の効果を上げられることが理想です。

様々な業者を利用して相見積もりをする場合でも、それぞれのコストと効果を知っておけば話を進めやすくなります。

これまで何度もDMを作成・送付してきた人も、一度これらのことを意識して送付方法について見直してみると良いでしょう。

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