DMやチラシを作るときに使いたい6つのオファーを紹介

そもそもオファーとは？

オファーという単語自体よく見かけるものですが、具体的にどのような意味なのかを知らない人は多いです。

「おまけ」や「割引」と考えている人もいますが、それはオファーで使われる要素に過ぎません。

そこでもう少し踏み込んで、オファーの意味について考えてみましょう。

オファーとは「提案」のことですが、DMやチラシでのオファーとは購入・利用を動機付ける特典のことです。

そのための手段としておまけを付けたり割引をしたりします。

このオファーも、提供する内容によっていくつかの種類があるので紹介していきます。

金額に影響するオファー

一番目に見えてわかりやすいのは、価格や料金面でのオファーです。

ポピュラーなものだと送料無料なども、購入を動機づける強力なオファーになります。

人は無料という単語に弱いからです。

割引についてのオファーも代表的ですが、DMやチラシで活用するなら「このDMを見たあなただけに」などの特別感を付けると効果的です。

ホームページを見たと言えばサービスを受けられるオファーもあり、意識してみると至るところで使われているとわかります。

顧客に対して一番わかりやすいメリットを提案できるので、真っ先に活用したいオファーです。

プレゼントをするオファー

提供する金額を変えるのではなく、直接的なプレゼントをするタイプのオファーもあります。

来店すれば景品などの商品を提供することや、くじを引けるようにするオファーがよく用いられます。

DMやチラシと合わせて使う場合は、そのDMを持っていけば引き換えるようにすることで、どれだけの反響があったのかが確認できます

商品やサービスを直接提供するタイプのオファーは、直接的な特典がとても魅力的です。

良いものを提供すればそれだけ集客効果も期待できますが、損をしすぎることがないように気をつけましょう

クーポンを提供するオファー

DMやチラシの中には、そのお店で使えるクーポンを提供しているものもあります

これは値引きやプレゼントに近いものですが、割引が適用されるクーポンやサービスの回数券を付けることで、そのお店を利用しようという気持ちを高めてくれるのです。

クーポンを利用してもらえれば、顧客のデータ収集にも使えます。

紙媒体でのDMやチラシだけではなく、Webサイト上やアプリ上で提供されている電子クーポンなど、様々な形で活用されているオファーです。

支払い方法でのオファー

多彩な支払い方法を用意することは、それだけでオファーになります。

現金での支払いを好む人もいれば、電子マネーやクレジットカードの利用を好む人もおり、後者へ訴えかけることで集客効果が期待できるのです。

電子マネーやクレジットカードを使うとポイント還元高価が期待できます。

クレジットカードの場合は年間いくら使うとポイント還元率が上がるタイプの特典もあるので、できるだけクレジットカードで支払いたいと考えている人もいるのです。

そのため同じようなタイプの店がある場合、支払い方法を豊富に用意している店を選ぶ利用客は一定数います。

現金での支払い方法にこだわる人には刺さらないタイプのオファーですが、豊富な支払い方法を用意することは魅力になるので覚えておきましょう。

キャッシュレス決済で最大5%還元などがあるので、注目度はさらに上がっています。

期限を設けるタイプのオファー

人は限定という単語に弱いものです。

たとえば「この期間内に購入・利用すれば割引される」など条件を限定することで、そのチャンスを活用しないと損をするという印象を与えられます。

提供しているオファーはプレゼントやクーポンと同じなのですが、そこへさらに限定条件を設けることで効果をアップさせられます。

「いつも10%オフ」よりも「今だけ10%オフ」の方が、魅力的に見えてくるものなのです。

いつでもそのサービスを利用できるなら、後回しにしても良いかと考えてしまう人は多くいます。

そこで期間を限定すると「終了までには一度行ってみよう」という気持ちを引き出せます。

ちょっとした条件を追加するだけで、ここまで気持ちを動かせるオファーもあるのです。

保証などの付加価値によるオファー

知らない商品を買うときには「失敗したくない」という気持ちがどこかで働きます。

そこで効果的なのが、返金保証によるオファーです。

このタイプのオファーは、商品そのものの値段を下げる必要はありません。

もちろん返金保証を利用する人が発生すると損をしてしまいますが、実際に活用する人は全体の中で見れば少ない割合になります。

購入・利用によって大きなトラブルが発生したら話は別ですが、そうでなければ購入することで満足できる人は多いです。

保証によるオファーは付加価値そのものが目的と言うよりも、失敗するリスクへの苦手意識を軽減する効果が目的になります。

返金保証以外にも品質保証期間の延長などでも使える方法です。

まとめ

細かく見ていけば、オファーにはもっと多くの種類が見つかります。

ポイントはどのように付加価値を強調できるかです。

チラシやDMを作るときには、どの部分を強調するのかで魅力が変わってくるため、自分たちが提供している商品やサービスに合わせて、強調するオファーポイントを決めると良いでしょう。

魅力的な要素はできるだけ多く詰め込みたいと考えてしまいがちですが、全部の要素を均等に強調するとそれぞれが目立たなくなってしまいます。

ここまで来るとデザインの話になってしまいますが、それを上手く見せることもテクニックです。

適切なオファーの使い方をして、最大限の効果を発揮できるDM作成にチャレンジしてみましょう。

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