WEB会議ブースはレンタル可能です。リースやサブスクリプションなどの契約形態を選択できるため、購入を考えていない企業でも、気兼ねなく取り入れられるでしょう。いずれも契約が切れると、ブースを返却する必要があるため注意しましょう。
サブスクリプションは契約期間が定められていないのがほとんどですが、リースは長期での利用が前提です。場合により途中解約に違約金が発生することもあります。用途にあわせて選びましょう。
防音性が高く集中しやすいため、WEB会議ブース(個室ブース)の設置が広がっています。レンタルサービスを実施しているところもあり、気軽に利用できます。
この記事では、設置や利用を検討している方へ向けて、WEB会議ブースを設置するメリットや人気なWEB会議ブースを解説しています。記事を読み終わった頃には、Web会議ブースの選び方がわかります。
「Web会議ブースを利用してみたい」「自社に設置することは可能かどうかわからない」とお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
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WEB会議ブースは、通常の部屋よりも、オンライン会議に特化した設計です。「個室ブース」「集中ブース」とも呼ばれます。
特徴は防音性や遮音性などが優れているところです。周囲の環境に左右されることなく、会議に集中できます。
近年ではテレワークを導入する企業が増え、オフィスや駅など人どおりの多い場所での設置が広がっています。オフィスであればビジネスマンが気軽に利用でき、駅は買い物やお出かけなどのついでにも立ち寄れるでしょう。
WEB会議ブースが設置されることで、より利便性が高くなります。
WEB会議ブースには、以下の3つのタイプがあります。
オンライン会議を快適に行うためには、各タイプの特徴や違いを把握しておくことが大切です。以下で詳しく解説します。
フルクローズ型とは、壁・天井・床などで囲まれている状態のことで、完全個室のイメージです。完全個室の特性上、他のタイプよりも遮音性に優れており、集中的に作業ができます。
扉が完全に閉まるタイプは、他の人に見られる心配がないため、機密情報を取り扱う大切な会議にも利用できます。会議だけではなく、1人で作業に集中したいときに、フルクローズ型のブースを利用することもおすすめです。
セミクローズ型は、4面の壁で囲まれている状態です。完全個室だったフルクローズ型に対して、外界から完全に遮断されているわけではありません。フルクローズ型よりも遮音性は劣りますが、安価に取り入れられることで人気です。
オンライン会議やミーティングなどの利用に適しています。天井がないため、外界から遮断されている感覚にならず、適度な解放感がある室内です。壁は4面設置されるため、視線が気になることはありません。
オープン型は、他のタイプよりも比較的簡易的なワークブースとして知られています。3面の壁があり、室内がパーティションにより仕切られているスタイルです。視線が気になることはありませんが、周囲の声が聞こえやすいです。
オープン型は外から声をかけやすく、会議中に急用があるときに便利です。簡単な打ち合わせやプレゼンなどのシーンに利用されており、他のタイプと比較してカジュアルに使えるイメージです。
WEB会議ブースを設置することにより得られるメリットは、大きく分けて3つあります。
いずれのメリットも、オンライン会議を行っていくうえで、とても重要なポイントです。以下ではそれぞれのメリットをより具体的に解説します。
WEB会議ブースは壁が設置されているため、防音性が期待できます。完全個室であるフルクローズ型は、他のタイプよりも優れた防音性が強みです。機密情報を扱う会議でも、安心して話せるでしょう。
防音性が優れていると、周囲の環境も気になりません。雑音や話し声などが聞こえてくる心配がなく、会議に集中できるのが魅力です。
WEB会議ブースは、1人で作業に集中したいときに最適です。各タイプは壁により周囲の環境が遮断されており、視線が気になって集中力が途切れることはありません。
通常の部屋に比べると、雑音や話し声も気になりにくいという利点があります。静かな環境で黙々と作業を進められるため、効率よく業務を行いたいときに便利です。
ほとんどのWEB会議ブースは、1人用として設計されています。室内へ設置する場合でも、スペースを圧迫する心配がありません。オフィスを拡張しなくても、そのままの状態でWEB会議ブースを導入可能です。
WEB会議ブースの設置は大規模な工事が必要がなく、簡易的な作業で導入できます。タイプにより自分で簡単に設置できる場合もあるため、コストを抑えながらもWEB会議ブースを設置できるでしょう。
利便性が高いWEB会議ブースですが、設置するデメリットが大きくわけて2つあります。
WEB会議ブースを導入する場合、ある程度のコストがかかります。
WEB会議ブースは、購入して室内に設置する方法と、レンタルスペースのサービスを利用する方法があります。レンタルは購入よりも費用負担が少なく済みますが、いずれもコストが発生します。
WEB会議ブースを設置するためには、最低限のスペースが必要になります。オフィスを拡張せずに導入しやすいという利点はありますが、狭すぎると設置できません。
狭いスペースに無理やり導入すると、圧迫感の原因になります。デッドスペースを活用する場合も、窓や入り口付近に設置すると邪魔になるため注意が必要です。
WEB会議ブースの導入を検討しているものの、選び方がわからない方も多いでしょう。ここでは具体的な選び方6つを解説します。
選び方のポイントを意識することで、どのようなWEB会議ブースが最適なのかが見えてくるでしょう。
自分が行いたい作業に適したタイプなのかを確認しましょう。WEB会議ブースには大きく分けて3つのタイプがありますが、それぞれどのような業務に適しているのかが異なります。
機密情報を取り扱う場合はフルクローズ型、簡単なミーティングではセミクローズ型もしくはオープン型などが最適です。利用目的を明確にしてから探すことで、作業に適したWEB会議ブースが分かるでしょう。
WEB会議ブースは、基本的に1人用として設計されていますが、複数人で使えるものもあります。利用人数にあわせたWEB会議ブースを選ぶことで、快適にオンライン会議を行えるでしょう。
2〜4人で利用できるWEB会議ブースもあるため、場合により大きいサイズを導入することも検討しましょう。個人面談や1対1での打ち合わせに利用したい場合は、2人用がおすすめです。複数人でのプレゼンテーションには、4人用が適しているでしょう。
防音性はWEB会議ブースの最大の強みです。メーカーにより一時的にお試しで利用できる場合もあり、必要に応じて活用できます。
防音性を重視する場合、完全個室であるフルクローズ型を選択するのがおすすめです。壁や天井などによりすべて囲まれている状態であるため、雑音が入ることがありません。会議内容を聞かれることもなく、優れた防音性が期待できるでしょう。
WEB会議ブースは、社内のスタッフたちが利用するため、抗菌機能があると安心して利用できます。近年ではウイルス感染によるリスクが懸念されているため、抗菌仕様のWEB会議ブースが注目を集めています。
抗菌仕様だったとしても、掃除や消毒などを行う必要はありますが、通常よりも健康被害のリスクを低減できます。多くの人が利用するスペースだからこそ、安全性に関わる抗菌機能は重要なポイントといえるでしょう。
消防法・建築基準法に抵触しないか必ず確認しましょう。どのようなWEB会議ブースを導入するとしても、法に従う必要があります。確認をしておかないと、設置する家具や部屋の広さなどの変更を迫られる可能性があります。
セミクローズ型は、消防法に抵触するリスクが低いです。導入コストも比較的安価に済み、防音性も優れているため、心配であればセミクローズ型を選択することを検討しましょう。
WEB会議ブースには、購入・リース・サブスクリプションなどの契約形態があります。利用用途にあわせて契約形態を選ぶことで、快適にWEB会議ブースを使用できます。
リースやサブスクリプションは、ランニングコストが比較的安く、状況に応じて追加で設置も可能です。購入は、自社でWEB会議ブースを所有し、自由に利用できるという利点があります。予算や用途などを考えながら選ぶことを意識しましょう。
おすすめのWEB会議ブースを紹介します。いずれも多くの利用者から高く評価されているWEB会議ブースであり、オンライン会議を快適にしてくれる優れものです。
以下ではそれぞれの特徴や優れているポイントなども紹介します。多くのオフィスで利用されているため、気になるものがあれば利用を検討してみてはいかがでしょうか。
社名 | 3つの特徴 | 住所 |
---|---|---|
株式会社オカムラ |
| 横浜市西区北幸1-4-1 天理ビル 19F |
テレキューブサービス株式会社 |
| 千代田区有楽町1-10-1 有楽町ビル 7F |
コクヨ株式会社 |
| 大阪市東成区大今里南6-1-1 |
株式会社樹サイン |
| 志木市上宗岡3-6-18 |
参照元:株式会社オカムラ
TELECUBE by OKAMURAは株式会社オカムラが開発したWEB会議ブースです。フルクローズ型で集中しやすい環境が保たれていながらも、旧モデルのTELECUBEよりも軽量に設計されています。ドア周辺の設計も見直されており、ブースとドアの隙間を取り除くことで、手を挟んで怪我をするリスクを回避しています。吸音性能も旧モデルよりアップしており、音をより聞き取りやすい環境を実現しているモデルです。
住所:神奈川県 横浜市西区北幸1-4-1 天理ビル 19F
参照元:テレキューブサービス株式会社
TELECUBEはテレキューブサービス株式会社が開発したWEB会議ブースです。フルクローズ型で防音性と気密性に優れているのはもちろん、防火性も施されており、安全性の高さが評価されています。照明や換気などの設計が、1つひとつ工夫されているのが特徴です。全国115カ所・194台あり、営業の外回り後の会議も会社に戻ることなく、WEB会議に出席できます。法人契約・個人契約ともに15分275円で利用可能です。
住所:北海道 千代田区有楽町1-10-1 有楽町ビル 7F
参照元:コクヨ株式会社
WORKPODはコクヨ株式会社が開発したWEB会議ブースです。オープン型とフルクローズ型がそれぞれ開発されているため、用途や予算に応じて選びやすいです。カラーバリエーションも豊富で、部屋の雰囲気にマッチした製品を選べるでしょう。換気機能が優れており、誰もが安心して集中できるように設計されています。グッドデザイン賞に選ばれた実績もあるため、機能だけではなく見た目にもこだわりたい場合におすすめです。
住所:大阪府 大阪市東成区大今里南6-1-1
参照元:株式会社樹サイン
I SPACEは株式会社樹サインの価格を抑えたオリジナルWEB会議ブースです。フルクローズ型で内部からの音はほとんど外へ漏れる事が無く、安心して使用できます。ドア・背面が全面ガラス張りのため圧迫感が無く、外装はスタイリッシュで、どんなオフィスのスペースにもマッチします。サイズのカスタマイズが可能なため、どんな場所でも設置可能です。内部のテーブルの高さ調整、入口部分のガラス面への社名ロゴ・ナンバーシートなど無料で対応可能です。埼玉県志木市の工場に実機を展示しているため、気軽にお越しください。
WEB会議ブースはオンライン会議を快適にしてくれる優れものであり、多くの企業で導入されています。各タイプにより使い勝手が異なるため、今後導入を検討している場合は、用途や予算などを明確にするのが大切です。
本記事で紹介したWEB会議ブースの選び方をぜひ参考にしてください。使用用途に適したものを選ぶことで、会議や作業などの業務効率化が実現できるでしょう。
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