OAフロアとは?設置するメリット・デメリットや4つの種類を解説

最終更新日:2024年08月22日
OAフロアとは?設置するメリット・デメリットや4つの種類を解説
この記事で解決できるお悩み
  • OAフロアとは何か知りたい
  • OAフロアのメリット・デメリットを知りたい
  • OAフロアの種類を知りたい

「新しくオフィスを立ち上げるとき、フロアにどういったパネルを設置すればいいのだろう。」とお悩みの方必見。

オフィスや商業施設などにおすすめのOAフロアと呼ばれる床材を詳しく解説します。OAフロアとは、床下に配線を収納できる二重床のことで、配線をすっきりさせたり断線リスクを軽減できたりするメリットがあります。

この記事では、オフィスのフロアパネル選びに困っている方向けにOAフロアを解説します。記事を読み終わった頃には、OAフロアのメリット・デメリット・種類がわかるでしょう。

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OAフロアとは|床下に配線を収納できる二重床構造

名称未設定のデザイン (23)

OAフロア(オープンアーキテクチャーフロア)は、オフィスや商業施設などで使用される床材です。

床下に配線を収納できる二重床構造となっており配線の収納を楽に行えます。モジュール式の構造でレイアウトも柔軟に行えます。

モジュール式とは?

モジュール式とは、個々の独立した部品や要素が互換性を持ち、組みあわせて使用できるシステムや製品の形態を指します。

OAフロアを設置する4つのメリット

OAフロアを設置するメリットは4つあります。

  1. 配線が簡単に行える
  2. 配線を隠せるため見た目がすっきりする
  3. ケーブルの断線リスクを軽減できる
  4. レイアウト変更がしやすくなる

OAフロアを設置することで配線が簡単にでき、ケーブルの断線リスクを軽減できます。

1. 配線が簡単に行える

OAフロアは床の下に配線をとおすためのスペースを提供しており、配線が容易に行えます 。電源やネットワークケーブルなどの配線を床下に隠すことができるため、配線の整理や修理が容易になり、追加機器の接続もスムーズに行えます。

2. 配線を隠せるため見た目がすっきりする

OAフロアはモジュール式で構成されているため、配線を隠し見た目をすっきり見せられます。オフィスのレイアウト変更や機器の配置変更が頻繁に行われる場合に有効です。

3. ケーブルの断線リスクを軽減できる

OAフロアには、配線を保護するための専用のカバーがあります。ケーブルが床上に露出しないため、踏みつけや引っかかりによるケーブルの断線リスクを軽減できます。

断線による機器の故障や通信の乱れを防げるため、信頼性の高いオフィス環境を実現できるでしょう。

4. レイアウト変更がしやすくなる

OAフロアは床下に配置された配線スペースによって、柔軟なレイアウト変更が可能になります。配線の移動や追加が比較的容易であり、オフィスのレイアウト変更に柔軟に対応できるでしょう。

オフィスのニーズや業務の変化に応じて、効率的なオフィス環境を維持できます。

OAフロアを設置する2つのデメリット

OAフロアを設置するデメリットは2つあります。

  1. 通常のフロアよりも高額である
  2. 階下へ騒音と振動が伝わりやすくなる

デメリットを把握し、ニーズにあわないOAフロアを省けるようにしましょう。

1. 通常のフロアよりも高額である

OAフロアは通常、従来のフロアカバリングよりも高価です。モジュール式の構造や配線スペースを提供するための特殊な構造が必要であり、追加の費用がかかります。

初期の設置費用が高くなる場合があるため、予算を考慮する必要があります。

2. 階下へ騒音と振動が伝わりやすくなる

OAフロアは通常、従来のフロアカバリングよりも騒音や振動を伝えやすい傾向があります。配線スペースをとおる音や歩行時の振動が問題になるケースが多いです。

適切な断熱材や振動吸収材を使用するか、十分な注意を払って設置する必要があります。

OAフロアの4つの種類

名称未設定のデザイン (24)

OAフロアには4つの種類があります。

  1. スチールパネル型OAフロア
  2. カルシウムサルファート型OAフロア
  3. ライノリウム型OAフロア
  4. カーペットタイル型OAフロア

使用目的や環境条件に応じて、最適なOAフロアを選択することが重要です。

1. スチールパネル型OAフロア

スチールパネル型OAフロアは、床材として鋼製のパネルを使用するタイプです。 通常、床パネルは二重床構造であり、パネル上部には配線スペースがあります。

耐久性があり、大規模な配線や通信ケーブルの設置に適しています。

2. カルシウムサルファート型OAフロア

カルシウムサルファート型OAフロアは、石膏を主成分とするパネルを使用するタイプです。 防火性に優れており、遮音効果もあります。

比較的軽量でありながら高い耐荷重性を持つため、オフィスや商業施設で一般的に使用されています。

3. ライノリウム型OAフロア

ライノリウム型OAフロアは、ライノリウムなどの合成樹脂を主成分とする床材です。 防湿性や耐久性に優れており、清潔でメンテナンスが容易です。

さまざまなデザインや色が選べるため、インテリアデザインにも適しています。

4. カーペットタイル型OAフロア

カーペットタイル型OAフロアは、カーペットタイルとして知られる小さな正方形のパネルを使用するタイプです。 交換が容易でデザインや色のバリエーションも豊富です。

騒音吸収性や断熱性に優れているため、快適な作業環境を提供します。

OAフロアを選ぶ際の2つの注意点

OAフロアを選ぶ際には、2つの注意点に気をつけましょう。

  1. 必要な仕様を確認する
  2. 品質と耐久性を重視する

注意点に留意することでOAフロアの選択プロセスがスムーズに進み、最適な製品を選ぶことができます。

1. 必要な仕様を確認する

OAフロアを選ぶ前に必要な仕様を確認しましょう。 たとえば、配線の密度や通信ケーブルの種類・耐荷重性・防音性・防湿性・防火性など、必要な仕様を明確にすることが重要です。

OAフロアのメーカーやサプライヤーとのコミュニケーションを通じて、特定の要件に適した製品を見つけられます。

2. 品質と耐久性を重視する

OAフロアは長期間使用されるケースが多いため、品質と耐久性は非常に重要な要素です。 耐久性のある素材や高品質な製品を選ぶことでフロアの寿命を延ばし、将来のメンテナンスや修理の費用を削減できます。

信頼性のあるメーカーやサプライヤーから提供される製品を選択し、製品の品質に関する情報や保証に注意を払いましょう。

OAフロアを設置可能なおすすめ会社

社名 3つの特徴 住所
ステップライン株式会社
  • 創業から20年が経過している息の長い企業
  • 低コスト・高品質、短納期
  • 柔軟に対応でそれぞれに最適な工事計画の提案が可能
港区虎ノ門4-1-10 青木ビル6F
アイリスオーヤマ株式会社
  • ニーズに合わせたさまざまなOAフロアをラインナップ
  • 性能規格に準拠した業界最軽量のパネル
  • CO2排出量削減につながる製品開発
仙台市青葉区五橋2-12-1

ステップライン株式会社

ステップライン株式会社

参照元:ステップライン株式会社

  • 創業から20年が経過している息の長い企業
  • 低コスト・高品質、短納期
  • 柔軟に対応でそれぞれに最適な工事計画の提案が可能

ステップライン株式会社は創業から20年が経過している息の長い企業であり、オフィスリノベーションを得意としています。耐久性・安全性・施工性に優れた床材を利用しており、フロアもラインナップが豊富です。快適なオフィス空間を作り出してくれます。低コスト・高品質、短納期はもちろん、お客様のお悩みに応えるために柔軟に対応し、それぞれに最適な工事計画の提案が可能です。

企業情報

住所:東京都 港区虎ノ門4-1-10 青木ビル6F

アイリスオーヤマ株式会社

アイリスオーヤマ株式会社

参照元:アイリスオーヤマ株式会社

  • ニーズに合わせたさまざまなOAフロアをラインナップ
  • 性能規格に準拠した業界最軽量のパネル
  • CO2排出量削減につながる製品開発

グループの総合力を活かして、OAフロアだけでなく天井・LED照明・家具・AIカメラなど多様な設備の導入をトータルで担当してくれます。フリーアクセスフロア工業会の性能規格に準拠した業界最軽量のパネルで、施工効率が高いです。脱炭素社会の構築に寄与することを目指し、CO2を吸収し固定化(貯蔵)する木材を活用したOAフロアや、石灰石を主原料にしたOAフロアなどCO2排出量削減につながる製品開発に努めています。

企業情報

住所:宮城県 仙台市青葉区五橋2-12-1

まとめ

OAフロアは、オフィスを快適にし従業員のストレスを減らすのに欠かせません。配線がすべて下に収納されることによってできることも増えるため、配線の多さにお悩みの経営者の方は検討してみてはいかがでしょうか。

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比較ビズ編集部
執筆者

比較ビズ編集部では、BtoB向けに様々な業種の発注に役立つ情報を発信。「発注先の選び方を知りたい」「外注する際の費用相場を知りたい」といった疑問を編集部のメンバーが分かりやすく解説しています。

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