ブラックハットSEOは古い対策!5つの具体例や主流の対策を紹介!

SeekNext合同会社
監修者
SeekNext合同会社 代表 兼 CEO 佐藤 潤嗣
最終更新日:2023年05月10日
ブラックハットSEOは古い対策!5つの具体例や主流の対策を紹介!
この記事で解決できるお悩み
  • ブラックハットSEOの例にはどんなものがある?
  • ブラックハットSEOはなぜいけないの?
  • 正しいSEO対策の方法は?

「ブラックハットSEOと聞くけど、具体的にどんな対策なんだろう...」という方必見!

この記事ではブラックハットSEOの理解を深めたい方に向けて、概要や具体的な方法を解説。最後まで読めば、ホワイトハットSEOとの違いを理解できます。

今主流のSEO対策も解説するので、上位表示を獲得したい方はぜひ参考にしてください。

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  • 検索アルゴリズムの変更でサイト流入が減ってしまった
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ブラックハットSEOとは

スーツの男性注意

ブラックハットSEOとは、検索エンジンの隙をついて検索結果の上位表示を狙う方法です。Googleの対策が弱い時代に流行したSEO対策でもあります。手法の一例として、被リンクの購入や自作自演のリンクなどが挙げられます。

Googleは度重なるアップデートで対策強化を図り、低品質なサイトや記事の順位下げに成功しています。ブラックハットSEOにより上位表示を獲得する確率は、非常に低くなりました。

【代表例5つ】ブラックハットSEOの方法

過去に流行したブラックハットSEO対策について、次の5つを解説します。

  • ペイドリンク
  • リンクプログラム
  • ワードサラダ
  • キーワードスタッフィング
  • クローキング

今ではGoogle側の対策が強化され、ブラックハットSEOでの上位表示はGoogleからペナルティを受ける可能性が非常に高いです。

ペイドリンク

ペイドリンクとは、リンクを購入して上位表示を狙う手法です。以前Googleのアルゴリズムは、リンクの質を見極められず、リンクの数が多いほど上位表示されやすい傾向にありました。

リンクの数を増やすことがSEO対策とされていたため、大量にリンクを購入するペイドリンクが流行したのです。現状Googleはアップデートにより、リンクの質を見極めるアルゴリズムを構築しています。

リンクプログラム

リンクプログラムとは、PageRankの転送を目的として表示ランキングを操作する方法です。例えば、AとBの2サイトを作り、AサイトからBサイトへ大量の被リンクを飛ばし上位表示を狙います。

Tiwitterの相互フォローのように、サイト同士で被リンクし合いリンク数を集める行為も該当します。自分サイトとは関連性の低いサイトからの被リンクでも良かったのです。

ワードサラダ

ワードサラダとは、特定のキーワードを何度も文章に盛り込みランキングを上げる方法です。現在のGoogleは、前後の文章から文脈まで理解していますが、以前は文脈まで理解できませんでした。

Google側でスパム行為への対策が不十分だったため、日本語の文章が支離滅裂であってもキーワードをたくさん含める行為が発生しました。

キーワードスタッフィング

キーワードスタッフィングとは、本文以外の場所に上位表示を狙いたいキーワードを散りばめ、Googleから評価を受けようとする方法です。titleやmetaタグ、HTMLのソースコード内など至るところにキーワードを入れ、関連性の高いサイトや記事と理解してもらう狙いがあります。

titleやmetaタグにキーワードを入れることはSEO対策で重要であるものの、盛り込み過ぎに注意が必要です。キーワードを大量に散りばめる行為は、Googleからペナルティを受ける恐れがあります。

クローキング

クローキングとは、同じURLでGoogleとユーザーへの表示情報を意図的に変える方法です。流行した背景には「Flash」を利用した方がユーザーを惹きつけやすい利点があったためです。

ただし「Flash」を使うと、Goolgeからの評価が下がる傾向にあり、Googleとユーザーの表示画面を変えるクローキングが流行りました。クローキングもGoogleのガイドラインに違反した行為なため、行わないようにしましょう。

ブラックハットSEOを避けるべき理由3つ

× スーツの男性

過去のGoogleの対策強化もあり、現代でブラックハットSEOを行うのは得策ではありません。Googleはユーザビリティの向上を第一の目的としているため、Googleの方針に背くサイトや記事はランク外に飛ばされます。

過去のGoogleのアップデート情報を踏まえ、避けるべき理由を3つ解説します。

  • 過去に流行ったSEO対策
  • Googleのガイドラインに沿わないSEO対策
  • リスクしかないSEO対策

過去に流行ったSEO対策

1つ目の理由は、現代のGoogleには通用しない過去に流行したSEO対策であるためです。Googleはスパム行為への強化対策として、ペンギンアップデートやパンダアップデートを行ってきました。

この2つのアップデートに加え、2017年2月には、日本語検索の精度向上を図ったアップデートも実施されています。度重なるアップデートの結果、ブラックハットSEOを実施していると思われるサイトや記事の掲載順位を下げています。

Googleのガイドラインに沿わないSEO対策

ブラックハットSEOは、Googleが公表している「検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド」に反した行為であるためです。実際に「避けるべき行為」として、次のような事例が挙げられています。

  • PageRank の獲得を目的に別のサイトからリンクを購入する
  • 関連するすべてのサイトに対してリンク リクエストをスパム的に送信する

Googleはスパムに関するポリシーを明確に定めているため、ブラックハットSEOは避けるべきです。

リスクしかないSEO対策

本記事で解説したブラックハットSEOは、Googleのスパムに関するポリシーのなかで、全て違反行為と明記しています。Googleは違反サイトや記事へのペナルティとして、掲載順位を下げる、検索結果に表示させないなど対策を実施すると公表しています。

ブラックハットSEOに取り組むことは、上位表示から遠のきサイト運営を継続できないリスクを背負うことです。リスクしかないSEO対策と認識し、取り組まないことが大切です。

今の主流はホワイトハットSEO

ホワイトハットSEOとは、Googleの方針に沿ってサイト運営やコンテンツを作成するSEO対策です。過去のアップデートにより悪質なサイトやコンテンツは排除され、ユーザーにとって有益と評価された内容が上位表示されています。

Googleの対策が強化されブラックハットSEOが有効だった領域は狭まっているため、ガイドラインに沿ったSEO対策が大切です。

ホワイトハットSEOのポイント5つ

こどものひらめき

基本的なホワイトハットSEOを5つ解説します。

  • 検索エンジンを理解する
  • Googleクローラーに発見される
  • インデックスに登録される
  • ユーザーに有益なコンテンツを作成する
  • SEO対策を測定する

上位表示を獲得するためには必須の知識なため、必ず押さえておきましょう。

検索エンジンを理解する

ホワイトハットSEO対策に取り組むにあたり、検索エンジンの仕組みへの理解は欠かせません。記事が検索結果に表示されるまでの仕組みは、次の流れです。

  1. Googleに公開したサイトや記事を発見してもらう
  2. Googleは発見したコンテンツをGoogleのデータベースへ保管する
  3. Googleの評価指標により順位が決められ、検索結果に表示される

この流れは重要なため、必ず覚えておきましょう。

Googleクローラーに発見される

公開したコンテンツを検索結果に表示してもらうには、Googleに発見される必要があります。Googleは「Googleクローラー」というシステムを使い、公開されたコンテンツを発見し内容を理解したうえで、検索結果に表示しています。

Googleに発見されないと検索結果に表示されないため、サイトマップの送信や内部リンクの貼り付けなどの対策が必要です。

インデックスに登録される

Googleはユーザーの検索に対し、Google独自のデータベースに蓄積された情報から最適なコンテンツを選び、ユーザーの検索結果に表示しています。データベースから最適な情報を抜き出しているため、公開したコンテンツが登録されることが大切です。

データベースに登録されることを「インデックス登録」といい、「Google Search Console」を使うとインデックス登録のリクエストや確認などできます。

1〜3の流れは、「Google 検索の仕組み」で詳細に解説されています。

ユーザーに有益なコンテンツを作成する

ユーザーの検索意図を理解しユーザーが求めるコンテンツを作ることも、ホワイトハットSEOのポイントです。コンテンツの質を高めることで、ユーザーの滞在率が高まる、他サイトから被リンクを獲得できる、SNSで拡散されるなどの効果を期待できます。

Googleはユーザーにとって有益なコンテンツを上位表示しているため、ユーザーの滞在率や情報の拡散などは大切なSEO対策です。

SEO対策を測定する

ホワイトハットSEOをさらに強化するために、ユーザーの行動分析からSEO対策を測定することも大切です。ユーザーの行動分析ツールとして「Google Search Console」や「Google Analytics」が代表的です。

ユーザーがサイトに訪れた経路やサイト内での行動、ユーザーが検索したクエリなどが分かります。行動からコンテンツの内容を深掘りしたり、関連性の高い記事を公開したりとユーザービリティを向上できます。

まとめ

本記事では、ブラックハットSEOについて解説してきました。改めてブラックハットSEOのポイントを振り返りましょう。

  • Googleのガイドラインに沿っていない
  • Googleに見つかるとペナルティを受ける
  • Googleとユーザーに不利益でサイト運営者にとってリスクしかない

Googleはガイドラインに沿ったサイトやコンテンツを大前提としているため、遵守すべきことを確認しておきましょう。SEO対策を業者に依頼する時は、ブラックハットSEOの内容を踏まえ検討することが大切です。

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監修者のコメント
SeekNext合同会社
代表 兼 CEO 佐藤 潤嗣

福岡県のホームページ制作会社代表。福岡県出身。趣味はフットサル。システム会社、ホームページ制作会社に勤務した後、SeekNext合同会社を立ち上げる。福岡を中心に全国のサイト制作・運用に携わっている。中小企業はもちろん大手企業との制作実績あり。制作したホームページは100件以上。SEO対策やSNS運用でも実績あり。動画制作や名刺・チラシ・パンフレット・パッケージデザインなども手がける。

本記事で紹介されているような「ブラックハットSEO」と呼ばれる対策は絶対にやめるべきだと声を大にしてお伝えしたいです。確かに、10年以上前はGoogleのクローラ(AI)がそこまで優秀ではなかったので、「ブラックハットSEO」で上位表示が取れました。しかし、現在ではクローラはかなり優秀です。基本的にSEOを簡単に上げるような裏技的な方法は無くなりました。

それはGoogleの背景も考えれば、理解できます。GoogleもGoogleの検索エンジンを使ってもらわなければ商売になりません。その際に「ブラックハットSEO」を用いて上位表示されたサイトが大量に発生するとユーザーにとって良くありません。そうなるとユーザーはGoogleで調べても求める情報が検索できないと考え、Googleの検索エンジンを使わなくなります。それを防止するためにGoogleは「ユーザーが本当に求めている情報」だけを上位表示するようになりました。

そのため、良質なコンテンツを分かりやすく、適切な形で発信することが最適なSEO対策といえます。SEO対策は数ヶ月、場合によっては1年単位で対策する根気のいる作業にはなります。初心者の方だと現在行っている対策が適切なものかどうかを判断することが難しい場合もあると思いますので、その際は専門業者に相談してみることをおすすめします。
比較ビズ編集部
執筆者

比較ビズ編集部では、BtoB向けに様々な業種の発注に役立つ情報を発信。「発注先の選び方を知りたい」「外注する際の費用相場を知りたい」といった疑問を編集部のメンバーが分かりやすく解説しています。

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