複合機のリース期間は?平均年数とリース期間終了後に関して

株式会社ビジネスクロース
監修者
株式会社ビジネスクロース 代表取締役 山口嘉太
最終更新日:2023年05月22日
複合機のリース期間は?平均年数とリース期間終了後に関して
この記事で解決できるお悩み
  • 複合機のリース期間とは?
  • 複合機の費用相場いくら?
  • リース期間終了後に関して知りたい

「複合機をリース契約したいが期間はどれくらい?」とお悩みの方必見!

オフィスでの仕事にとってなくてはならないOA機器の代表格がコピーやFAX、スキャンを1台でできる複合機です。自前で購入している企業も中にはありますが、多くのオフィスはリースを活用しています。

本記事では、複合機のリース期間や平均年数とリース期間終了後について解説します。 これから複合機をリース契約を考えている方はぜひ参考にしてください。

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複合機(コピー機)のリース期間は平均何年か

オフィスで使われることが多い複合機ですが、ほとんどは期間が定められているリース契約によって機器が導入されています。こうしたリース期間については、借りる企業側が自由に設定できるわけではないので、リース会社が提示する期間を確認して契約することになります。どのようにその期間が設定されているのか、相場と合わせてチェックしてみましょう。

複合機の耐用年数に関して

複合機のリース期間については、リース会社が勝手に決めているわけではなく、法律的な裏付けを基にして決められています。税務が関係してくる契約なので、国税庁が機器の耐用年数を決めていて、その耐用年数をベースとして減価償却をしないといけないからです。

複合機の耐用年数は5年と定められています。そのため、リース会社は5年のうちに減価償却する必要があります。この耐用年数と減価償却期間によって、リース期間が計算されるというわけです。

複合機のリース期間の上限

リース期間は、国税庁で定めている耐用年数によって決まりますが、その計算式は「耐用年数×120パーセント」となっています。この式によって求められた年数以下のリース期間とすることになっています。複合機の場合は耐用年数が5年ですので、最大で7.5年のリース期間を取ることができます。

そのため、実際の契約においては、リース期間の上限は7年ということになります。多くの会社は、余裕を持って6年という契約をしていたところもありましたが、最近はギリギリの7年までのリース期間設定をするところが多くなっています。

複合機のリース期間の下限

リース期間の下限についても、耐用年数との関係で決められることになります。その計算式は、「耐用年数×70パーセント」です。ここで出てくる数字よりも長い年数をリース期間として設定することになります。そのため、複合機の耐用年数である5年を当てはめると、リース期間の下限は3年です。

こうして出てくる上限と下限がそのままリース契約の基本となっていることが多く、最短で3年契約、最長で7年契約までができるというわけです。この範囲内であれば、リース会社や借りるオフィス側の都合によって変えることができます。

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リース期間でリース料の率が上下する

リースは、相手を信用して機器を貸すという契約ですので、借りる側の経営状況によって若干のリース率の差が出てきます。

リース率もしくは利率とは

一括支払いで購入した場合の金額に多少上乗せして支払いをしてもらう手数料の割合のことを指します。大企業でいくつもの複合機を同時に納入するようなところでは、利率が低くなる傾向があります。

とはいえ、契約相手によって極端にリース率が変わるというほどでもなく、たいていは0.1パーセント前後の差でしかありません。それよりもリース率の差をもたらすのは、リース期間の長さとなっています。

会社によってその利率は多少異なりますが、相場としては、以下のような利率が多いです。

リース期間 リース率
7年契約(最長) 1.3から1.4パーセント
6年契約 1.6から1.7パーセント
5年契約 1.9から2.0パーセント
4年契約 2.5から2.6パーセント
3年契約(最短) 3.1から3.2パーセント

こうして見ると、4年契約と5年契約との間の利率の差が最も大きくなることが分かります。そのため、よりお得にリース契約を結ぶには、5年以上の期間設定をした方がいいということになります。もちろん、それぞれのオフィスの事情がありますし、長く設定した場合にはそれだけのリスクが伴いますので、実情に合わせて検討する必要があります。

リース料金についてもっと詳しく知りたい方は、下記リンクをご覧ください。

複合機(コピー機)のリース期間が終了した場合

リース契約で定めた期間が終了した場合には、いくつかの選択肢があります。以下の4つからそれぞれ解説していきましょう。

  • リース契約を更新する:最新機種に交換してもらう
  • リース契約を更新する:そのまま同じ機器を使用する
  • 今まで使っていた機器を買い取る
  • リース会社に複合機を返してオフィスには置かない

リース契約を更新する:最新機種に交換してもらう

最も一般的なのは、新たにリース契約を更新して最新機種に交換してもらうという選択肢です。機能性により優れた機器を使えますし、省エネ性能に勝っていることが多いのでコスト削減にもつながります。また、故障のリスクが減ってメンテナンスの心配もしなくて済みます。

リース契約を更新する:そのまま同じ機器を使用する

2つ目の選択肢は、そのまま同じ機器を使用するという条件で契約を更新するという内容です。機器が古くなっているので性能の低さや、故障の心配が強くなるというデメリットがあります。

一方で、使い慣れた機器を使い続けられるので現場の混乱が少ないという良さがあります。また、リース料金がかなり安くなるというメリットも見逃せません。契約によりますが、10分の1くらいまで料金が下がるので、ランニングコストをぐっと下げられるのは会社にとってありがたいことと言えます。

今まで使っていた機器を買い取る

また、今まで使っていた機器を買い取るという方法もあります。やはり、使い慣れた機器をそのまま使い続けられます。それに、毎月リース料を支払わらわなくて良くなりますので、ランニングコストを下げられます。すでに中古状態となっている機器ですので、買取価格も安めになっていてお得です。

一方で、故障したらすべて自分たちの責任となりますし、メンテナンスも自分たちでする必要が出ています。リース契約の場合は、定期的にリース会社がメンテナンスに来てくれることが多いですが、そうしたサービスがなくなります。

リース会社に複合機を返してオフィスには置かない

リース会社に複合機を返してオフィスには置かないという選択肢もあります。お金がかからないという意味では一番優れていますが、オフィスの必需品とも言える複合機がなくなるのは業務に支障が出ることが多いです。

ただし、完全にペーパーレス化を図ろうとしている会社や、異なるタイプの機器を導入しようと考えている場合には、リース契約の終了と共に複合機をなくしてしまっても良いでしょう。

まとめ:複合機(コピー機)のリース期間は平均何年か

このように、複合機のリース契約を結ぶ際には、料金に差が出てくることや、期間終了後の扱いについて考えると、期間設定を真剣に検討しなくてはいけません。一般的には5年から6年の期間を設定する会社が多いです。料率の話にも出てきたように、リース率が低くなってお得ですし、最新機種に変更するのに適した期間となるからです。

「比較ビズ」なら、無料見積もりでリース会社をスピーディーに探せますので、是非利用してみてください。おすすめのリース会社についての下記リンクを用意したので、そちらも参考にしてください。

監修者のコメント
株式会社ビジネスクロース
代表取締役 山口嘉太

東京都千代田区出身。オフィス機器販売店を5年間経て株式会社ビジネスクロースを設立、代表取締役就任。累計1,000社以上の中小企業のオフィス機器周りをサポートし、コスト削減を実現。現在は、外資系企業、上場企業のオフィス機器も担当。オフィス機器の他に、営業コンサルティング、営業研修など幅広い分野で活動中。

複合機のリース年数は3年〜7年の間でお客様でお選びできます。保守、メンテナンスは5年まで対応のメーカーや、7年まで対応できるメーカーもあり、複合機を導入するメーカーによってメンテナンス期間が異なりますので、メーカーのメンテナンス期間に応じたリース契約の年数をお選び頂くことがいいでしょう。リース期間終了後は、一般的に4パターンの流れがあります。

?再リース・・・(月々のリース月額料金×12)÷10の料金で同じ機械を使い続ける。
?買取・・・月々のリース料金×3カ月分をリース会社へお支払いすれば買取できる。
?新しい機械へ切り替える(メンテナンスの料金が下がる)
?リース会社へ返却(今後使用しない人向け)

リース期間終了後の事は、数年先の事ですので導入する前に考える事も難しいですが、コストメリットを重要する場合は、印刷枚数が増え続ける企業は短いリース期間、印刷枚数が少ない、急激に印刷枚数が増えない企業は長いリース期間がいいでしょう。
比較ビズ編集部
執筆者

比較ビズ編集部では、BtoB向けに様々な業種の発注に役立つ情報を発信。「発注先の選び方を知りたい」「外注する際の費用相場を知りたい」といった疑問を編集部のメンバーが分かりやすく解説しています。

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