ECサイトで利用できる決済サービス7選!選ぶポイントや決済代行会社の選び方を解説
- ECサイトで利用できる決済サービスは?
- ECサイトの決済代行会社の選び方とは?
- 決済方法を選ぶポイントは?
ECサイトを運営するときにどの決済サービスを選ぶのかはとても大切です。
この記事では「ECサイトで利用できる決済サービスがわからない」と思っている方に5つの決済方法をご紹介。ECサイトの決済代行会社の選び方なども詳しく解説します。
決済サービスの選ぶポイントや年代別の利用傾向についても紹介するので、ぜひ参考にしてください。
もしも今現在、
- どのECプラットフォームが適切かわからない
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ECサイトで利用できるオフライン決済サービス3選
ECサイトで買い物をするときには、オフライン決済とオンライン決済の2種類があります。
ここでは3種類のオフライン決済とメリット・デメリットを紹介します。
- 代金引換
- コンビニ払い
- 銀行振込
決済方法で迷っている場合の参考にしてください。
1. 代金引換
代金引換は、宅配業者が持ってきた商品と代金を交換するサービスです。代金引換のメリット・デメリットを解説します。
代金引換のメリット
代金引換は、商品を受け取ったときに支払いが行われるため、商品の評価や確認が直接できます。事業者も直接料金をもらえるため、取り損ねることがありません。
ユーザーや事業者にとってトラブルを未然に防げるため、比較的安心して利用できる方法です。
代金引換のデメリット
代金引換のデメリットは、手数料が高い点です。手数料の負担が大きい場合があります。
代金引換には配達時の受け取り拒否の可能性があります。購入者に受け取り拒否をされた場合、返送にかかる配送料や手数料は発送元であるお店の負担です。
代金引換は直接やりとりを行うため、住所や顔を知られる可能性があり、女性に好まれない傾向にあります。商品のターゲットが女性の場合は注意が必要です。
2. コンビニ払い
コンビニ払いは、商品にコンビニ払い用紙が同封されている場合や、ECサイトでの購入時にコンビニ会社を選択して支払う方法です。
コンビニ払いのメリットとデメリットを解説します。
コンビニ払いのメリット
コンビニは全国各地にあり、24時間営業のところがほとんどのため、いつでも利用できるのがメリットです。
クレジットカードを持たない人も利用できるため、ユーザーはECサイトの商品を気軽に購入できます。即時に入金確認できることもECサイト運営者にとってのメリットです。
コンビニ払いのデメリット
コンビニの会社と交渉し、審査を経て契約に至ってからシステムを連携するという、複雑な手続きを踏む必要があります。
事業者1人でサイトの情報を登録したり、契約内容の確認を行ったりすると時間がかかるため、ECサイト運営にかける時間が減る可能性があります。
3. 銀行振込
銀行振込は、ユーザーがECサイトで商品を購入後、EC事業者が指定する金融機関の口座に商品の代金を振り込む決済サービスです。
銀行振込のメリット・デメリットを解説します。
銀行振込のメリット
銀行振込は決済した直後に口座から支払われるため、いくら使ったのか使った日付がわかりやすい決済方法です。クレジットカードや後払い決済のように後から請求がきません。
銀行振込は代金引換やクレジットカード決済などと同じで代金の未払いを防げます。
銀行振込のデメリット
銀行振込のデメリットは、銀行に行かないと決済ができないことです。振込手数料がかかる場合があるため商品を購入した方は料金以上に支払う可能性があります。
年末年始のように会社や金融機関が休みの場合は、振込の時期によって商品の発送が遅れる可能性があるでしょう。
ECサイトで利用できるオンライン決済サービス4選
オフラインの決済方法を紹介しましたが、次はオンライン決済サービスを4つ紹介します。
- クレジットカード決済
- キャリア決済
- 電子マネー決済
- ペイジー決済
それぞれメリット・デメリットを解説します。
1. クレジットカード決済
クレジットカード決済は、お客様の信用に基づいて後払いで商品を購入できるサービスです。クレジットカードのメリット・デメリットを紹介します。
クレジットカード決済のメリット
ユーザー側は家にいながら商品を購入できる方法のため、使いやすいというメリットがあります。
クレジットカード決済を決済方法として選ぶユーザーが多いため、導入しないのは大きな機会損失です。サイト運営者にとっては即時決済のため未払いのリスクがないというメリットもあります。
クレジットカード決済のデメリット
クレジットカード決済のデメリットは、クレジットカードの不正利用が起こった際に、返金の義務が発生する可能性があることです。
不正利用があった場合、多くのケースではユーザーが保護されるため、販売した商品の代金を返金しなければなりません。
ユーザーと対面する実店舗と違って、クレジットカードを利用したのが本人なのかどうか、確実にチェックできないのがデメリットといえるでしょう。
2. キャリア決済
キャリア決済とは、ソフトバンクやauなどキャリアの携帯電話料金とECサイトで購入した代金をまとめて支払う決済サービスのことです。
キャリア決済のメリット・デメリットを解説します。
キャリア決済のメリット
ユーザーはクレジットカード情報を送信する必要がなく、スマホ料金との合算で請求されるため、支払いの手間がかかりません。
ECサイトにとってもキャリア決済を導入することによって、販売機会増加につながります。
キャリア決済のデメリット
キャリア決済導入のデメリットは、クレジットカード決済よりも多額の手数料がかかることです。
大手キャリア以外の格安スマホを利用している方は利用できません。実店舗で利用できないことが多いため、キャリア決済を必要としているユーザーが少ない可能性があります。
3. 電子マネー決済
電子マネー決済は、SuicaやICOCAなどの交通系ICカードで支払うことが多いです。交通系ICカード以外にも、nanacoやWAONなどの電子マネーも人気が高いです。
電子マネー決済のメリット・デメリットを紹介します。
電子マネー決済のメリット
電子マネー決済のメリットは、還元率が高いことです。還元率が高いため、利用しているユーザーも多いでしょう。
商品を購入するだけではなく、ポイントを効率よく獲得できます。
ユーザーがポイントを稼ぐ目的でECサイトを活用する可能性があるため、利用者が増えるでしょう。
電子マネー決済のデメリット
電子マネー決済のデメリットは、多くの電子マネーがチャージ式であることです。 チャージしなければ決済できないため、高額商品を購入するのには向いていません。 利用するごとにチャージが面倒と感じるユーザーには向いていません。
4. ペイジー決済
ペイジー決済とは、1つの決済に応じて支払い番号が発行される仕組みのことです。
ペイジー決済のメリット・デメリットを解説します。
ペイジー決済のメリット
銀行窓口に並ばなくても、ATMやスマホなどから簡単に支払いができ、ユーザーにとってメリットの大きい方法です。
入会手続きが不要で24時間365日使えるため、支払いの際に窓口やレジに並ぶ必要がありません。
ペイジー決済のデメリット
ペイジー決済のデメリットは、あまりユーザーに認知されていないことでしょう。そのため、せっかく導入しても「やり方がよくわからない」という理由で選ばれないことがあります。
ECサイトの決済代行会社の選び方3選
ECサイトを始めるときには、決済代行会社を選ぶ必要があります。選び方を理解していないと、顧客損失につながったり、トラブルに迅速に対応できなかったりします。
ECサイトの決済代行会社の選び方は下記の3つです。
- 自社のシステムに対応している会社を選ぶ
- サポート体制が整っている会社を選ぶ
- 手数料を比較して選ぶ
それぞれ特徴を解説します。
1. 自社のシステムに対応している会社を選ぶ
ECサイトの決済代行会社を選ぶ際には、自社のシステムに対応している会社を選ぶことが大切です。
システムの連携が円滑にできるシステムを選ぶことで、よりスムーズな決済処理が可能になり、システムのトラブルも回避できます。
2. サポート体制が整っている会社を選ぶ
ECサイトの決済代行会社の選択では、サポート体制が整っている会社を選ぶことが重要です。
サポート体制が整っている会社を選ぶことで、トラブル時に迅速な対応ができ、ビジネスに支障をきたすことが回避できます。
たとえば決済システムが障害を起こした場合、24時間体制のサポートがある会社を選ぶことで迅速な対応が可能になり、ビジネスの停滞を最小限に抑えられます。
ECサイトの決済代行会社の選択においては、サポート体制が整っていることや、安定した企業運用が大切です。
3. 手数料を比較して選ぶ
ECサイトの決済代行会社を選ぶときには、手数料を比較して選びましょう。
手数料が高い会社を選ぶと収益性が低下します。手数料を比較して低コストな会社を選ぶことが重要です。
収益性を低下させないためにも、各決済会社を比較して選びましょう。
ECサイトの決済方法を選ぶ際のポイント2選
ECサイトの決済方法を選ぶ際のポイントを理解しておくことで、自社のECサイトに適した決済方法を選ぶことが可能です。
ここでは、ECサイトの決済方法を選ぶ際のポイントを2つ紹介します。
- 費用対効果を考える
- ターゲットの年代を合わせる
それぞれ詳しく解説します。
1. 費用対効果を考える
ECサイトの決済方法を選ぶ際には、費用対効果を考慮することが重要です。
決済方法によって手数料の費用が異なります。また、決済方法によっては実際の利用に応じて使い勝手やセキュリティなどの技術的な問題も起こる可能性があります。
クレジットカードを利用する場合、手数料は高くなる一方で支払いが簡単でセキュリティも高いのがメリットです。電子マネーを利用する場合は手数料が低くなりますが、支払いが不便な場合もあります。
ECサイトの決済方法の選択は、費用対効果を正確に比較・判断することが大切です。
2. ターゲットの年代に合わせる
ターゲットの年代に合わせることが決済方法の選択には大切です。ターゲットの年代は、決済方法に対する使いやすさや好みに影響します。
ターゲットが若い世代の場合、モバイル決済アプリを使った決済が好ましいです。若い世代でスマホを持っていない人は少ないため、モバイル決済アプリを活用する傾向が高いです。
ターゲットの年代に応じた決済方法の選択が、顧客満足度や売上アップに向けた有効な手法です。
【年代別】ECサイトで選ばれる決済方法
消費者庁が令和2年にキャッシュレス決済に関する意識調査結果詳細を発表しています。
調査結果では、20代から60代の過半数がキャッシュレス決済をよく利用していると回答しています。70代以上は46%という結果です。20代から70代の全年代で1番利用頻度の高い決済方法は、クレジットカードでした。
調査結果から、ECサイトではクレジットカード決済の導入は必須といえるでしょう。
「今後、あなたがキャッシュレス決済を利用する上で事業者などに期待することや、こうした点が改善されればより使うようになるのではないかという点は何ですか」という質問に対して、割引率やポイント還元率の向上と答えている人が多かったです。
ECサイトを運営するときには、割引やポイント還元率を考えた上で決済方法を導入しましょう。
まとめ
ECサイトで利用できる決済方法やECサイトの決済代行会社の選び方、決済サービスの選ぶポイントなどを紹介しました。
ECサイトに導入できる決済方法は多数ありますが、クレジットカード決済を導入するにしても、自社でやるには多大な手間と労力が求められます。そのため、決済代行会社の利用が望ましいですが、さまざまな決済代行会社があり自社に最適なところを選ぶだけでも大変です。
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・ターゲット
・掛かる費用
・期待する売上
の3者を見比べて、総合的に判断するのが良いでしょう。
また、合わせて決済導入の際のセキュリティリスクも、必ず事前に検討する様にしましょう。導入においては、ASP型ショッピングサイトから提供される手段、決済会社から提供されるAPIを利用する手段、自社での開発など様々な方法が考えられますが、情報漏洩時の自社の責任範囲をきちんと確認してから導入の可否を検討するのが肝要です。
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もしも今現在、
- どのECプラットフォームが適切かわからない
- 継続的な運用・更新ができるか不安
- ECサイトへの流入が増えない
上記のようなお困りがありましたら、比較ビズへお気軽にご相談ください。比較ビズでは、複数のWeb制作会社に一括で見積もりができ、相場感や各社の特色を把握したうえで業者を選定できます。見積もりしたからといって、必ずしも契約する必要はありません。まずはお気軽にご利用ください。
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