SSL化の費用相場は?内訳や導入の流れをわかりやすく解説
- 常時SSL化の費用相場はどれくらい?
- 常時SSL化の費用の内訳とは?
- 常時SSL化を導入する流れは?
「SSL化とは何?」「SSL化にかかる費用は?」とお悩みの方、必見です。SSL化の費用相場は、ドメイン型は無料から数千円、企業型は年間5万円から8万円、EV型は年間20万円以上となります。
この記事ではSSL化の費用内訳や導入の流れを解説します。最後まで読むとSSL化にかかる金銭的・労力的コストを把握でき、導入を検討できるでしょう。
「常時SSL化を導入したいが費用が気になる」という方はぜひ参考にしてください。
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- サイトをリニューアルしたい
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ssl化とは?
よく聞くIT用語ではありますが、具体的にどんな意味かを知ることで、その役割や必要性を認識する助けとなります。自社サイトをSSL化した場合と、そのまま放置した場合の違いを見て、作業を行う動機付けとすることもできます。
ssl化の概要
SSLとは「Secure Sockets Layer」の略で、オンライン上で行われる通信を暗号化することによって、セキュリティーレベルを上げる仕組みを指しています。サイトにアクセスしてきたユーザーは、会員情報や決済情報の入力など、個人情報を送信することがあります。
こうした情報を暗号化するのがSSL化というわけです。
ssl化の目的
インターネット上には、やり取りされている個人情報や機密情報を読み取って不正利用する悪意を持った第三者がいます。また、不正アクセスによって、改ざんや情報漏えいを図る人もいるのです。
そこで、SSL化によって通信内容を暗号化して、他人から盗み取られないようにします。この仕組みによって、ユーザーがクレジットカードなどの重要な決済情報をサイト上で送信したとしても、安全にやり取りできるようになります。
ssl化をしないとどうなる?
SSL化をしていないサイトは、情報を盗み見られてしまう可能性が高くなります。そのため、情報漏えいなどのセキュリティー上の問題が起こる確率がとても高くなります。
こうした状況を防ぐために、ほとんどのブラウザではSSL化がされていないサイトを開く時には、安全ではないという表示が出るようになっています。設定によっては、そもそもアクセスすらできないということもあります。
こうした警告が出れば、ユーザーはサイトへのアクセスをためらいますので、当然アクセス数が落ち込んでしまいます。せっかくの自社サイトが、SSL化をしていないがためにアクセスを稼げないという事態に陥ってしまうのです。
SSL化のメリット
ユーザーも運営側も安心して利用できる
セキュリティが強化されることで、ユーザーには安心して利用してもらうことができます。会員登録をしてもらったり、アンケートやクレジットカードによる購買も気軽にできるようになります。
運用側としても、情報漏えいなどのリスクを減らすことができます。セキュリティー上のトラブルが起きてしまうと、賠償も含めて大きな損害を被ることになりますので、危機管理という面からも大きな利点を持つ方策だと言えます。
SEO対策に効果的
さらに、SEO対策という観点からもメリットがあります。SSL化がなされていないサイトは検索エンジンからの評価が下がってしまいます。
一方で、しっかりと対策を施すことで、安全なサイトとして評価され、検索結果を押し上げる結果となります。よりアクセスを得るための一つの手段ともなりますので、安全面以外のメリットも得られるのです。
サイトssl化の費用
実際に自社サイトをssl化する際の費用をチェックしてみましょう。SSLにもいくつかの種類があり、それにより費用も変わってきますので、どのシステムを採用するかを考える助けにもなります。
費用の内訳
SSL化するに当たっての費用は、SSLサーバー証明書の発行と作業手数料の二つがメインです。このうち、SSL証明書にはいくつかの種類があります。
- ドメイン型
その一つがドメイン型と呼ばれるもので、費用は低めで無料になることもあります。
- 企業認証型
企業認証型は信頼性が高い証明書ですが、費用も高くなります。
- EV認証タイプ
さらにEV認証タイプは、さらに信頼性がアップしますが、価格もかなり高いのが特徴です。
これらの証明書を取って、サイトをSSL用に変えていくための作業手数料がかかります。これを代行業者にしてもらうケースと、自社で内製することがあります。
費用相場
証明書の価格は、ドメイン型であれば無料から数千円と低めです。企業型は年間5万円から8万円程度が相場です。EV型は年間20万円程度、場合によってはそれ以上の価格となります。
作業手数料はサイトの規模によって大きく変わりますので、一概に言えませんが数万円から数十万円程度かかることが多いです。
SSLを導入するためには?
具体的にサイトをssl化する場合のプロセスを見てみましょう。作業内容を見て、内製できるか代行業者に依頼した方が良いかを判断できます。
SSL証明書の発行
ドメインやレンタルサーバー事業者、証明書発行書事業者などから購入します。利用しているレンタルサーバーなどで導入することができます。
証明書を購入することで、ssl化されていることが分かる「https」のURLに変更されます。
コンテンツ修正
サイト内の画像やスクリプトなどを、元のhttpからhttpsに変更します。これをしないと、画像の表示などがされなくなってしまいますので、切り替え前にすべて変更しておかないといけません。
リダイレクト設定
httpにアクセスしてきたユーザーが、新しいhttpsサイトに移行できるように、リダイレクト設定をします。サーバーによって多少設定の仕方は異なりますが、htaccessへの記述をするだけで設定ができることが多いです。
代行業者への依頼
証明書の発行やコンテンツの修正、リダイレクト設定などすべてを行うとなると、結構な作業量となります。また、ミスがあるとコンテンツが表示されないなどの不具合が生じることもあるのです。
そのため、内製に自信がないのであれば、実績のある代行業者に依頼するのがベストです。「比較ビズ」では、SSL化のノウハウを持つ業者が多数登録されていて、一括比較できるようになっています。
相見積もりを出しやすく、よりお得な料金で依頼できるのがメリットです。
まとめ
ssl化はサイト運営に当たって必須とも言える作業です。ユーザーからの信頼を得るためにも、できるだけ早く取り入れるようにしましょう。
迅速に作業を完了するためにも、効率よく切り替え作業を行える代行業者を利用するのがおすすめです。そのために役立つのが「比較ビズ」で、豊富なノウハウを持つ業者を楽に見つけられるのがメリットです。
お客様の強みを引き出す集客に強いホームページやECサイトを制作。SEO対策からSNS、広告運用など、成果を確実に出すための継続的なWEBマーケティング・運用サポートも行い、クライアントのWEBを使った事業展開を手厚くサポート。経済産業省認定の情報処理支援機関として、よりお客様に沿った形でのIT導入も行っている。
お使いのレンタルサーバーを確認し、対応していたら必ず導入しましょう。ただし、この場合でもサイト内の画像やスクリプトなどを、httpからhttpsに変更するコンテンツ修正作業は必要となります。
レンタルサーバーに自動導入の機能が無い場合や、より信頼性が高い企業認証型やEV認証タイプの導入には、専門的な知識が必要です。設定やコンテンツ修正などの作業、また不具合への対応なども考えると、実績のある代行業者に依頼する方がコスト的にもおすすめです。
比較ビズ編集部では、BtoB向けに様々な業種の発注に役立つ情報を発信。「発注先の選び方を知りたい」「外注する際の費用相場を知りたい」といった疑問を編集部のメンバーが分かりやすく解説しています。
もしも今現在、
- サイトをリニューアルしたい
- 定期的な更新が難しい
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