Instagramの広告費用の目安は?単価の変動に関しても解説!
- Instagramの広告費用の目安はいくら?
- 広告の種類はいくつ?
- 広告の料金体系はいくつ?
「Instagramで広告を配信したいけど、相場がわからない...」という方必見!
この記事では、Instagramで広告を配信したい方に向けて、広告の種類や費用の目安を解説。最後まで読めば、広告を配信する際のポイントもわかります。
Instagramの広告費用の変動についても解説しているので、お悩みの方はぜひ参考にしてください。
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Instagramの広告費用の目安
Instagramの広告費用の目安は、次の表のとおりです。
費用発生の条件 | 相場の目安 | |
---|---|---|
CPM(Cost Per Mille) | 表示回数1,000回毎 | 0.2〜0.6円 |
CPC(Cost Per Click) | 1クリック毎 | 40〜100円 |
CPI(Cost Per Install) | 1インストール毎 | 100〜200円 |
Thruplay | 15秒以上の再生毎 | 100〜200円 |
料金体系が4種類あり、相場の目安は各料金体系により異なります。相場の目安に幅があるのは、キーワードやジャンル、トレンドなど、さまざまな要因によって単価が変動するためです。
Thruplayは、InstagramやFacebook広告限定のシステムで、広告が15秒以上再生されると課金される仕組みです。動画再生が15秒を迎える前に視聴者が離脱すると、広告料金は発生しません。
Instagramでは9種類の広告を活用でき、各広告には特徴があります。
Instagramの広告は9種類
Instagramの広告は、全部で9種類あります。
- フィード広告
- リール広告
- カルーセル広告
- ストーリーズ広告
- コレクション広告
- 発見タブ広告
- ブランドコンテンツ広告
- ショッピング広告
- アンケート広告
各広告の特徴は、下記の記事に紹介しております。広告を出す方法や広告をバズらせる方法も解説しているため、ぜひ参考にしてください。
広告費用の料金体系と算出方法
Instagramには、次の4つの料金体系があります。
- クリック毎に課金タイプ(CPC)
- 表示1,000回毎に課金タイプ(CPM)
- アプリのダウンロード毎に課金タイプ(CPI)
- 15秒以上の視聴毎に課金タイプ(Thruplay)
算出方法や特徴を、解説します。
1. クリック毎に課金タイプ(CPC)
CPCは「Cost Per Click」の略称で、1クリック毎に料金が発生するタイプです。費用は40〜100円程度が相場ですが、クリック回数により費用が変動します。
算出や特徴は次のとおりです。
算出方法 | 広告コスト÷クリック回数 |
---|---|
特徴 | クリック数が多いとCPCは安くなる |
広告コストの予算を10万円、クリック回数が1万回とすると、CPCは10円になります。たくさんのクリック回数があると、効果的な広告配信を実現可能です。
2. 表示1,000回毎に課金タイプ(CPM)
CPMは「Cost Per Mille」の略称で、広告がユーザーに1,000回表示される毎に料金が発生するタイプです。費用は500〜1,000円が相場ですが、表示回数により費用が変動します。
算出方法や特徴は次のとおりです。
算出方法 | コスト÷表示回数×1,000回表示 |
---|---|
特徴 | 表示回数が多いとCPMは安くなる |
広告コストの予算を10万円、表示回数が10万回とすると、CPMは1,000円になります。表示回数が多いほど、低予算で認知度を高める広告配信が可能です。
3. アプリのダウンロード毎に課金タイプ(CPI)
CPIは「Cost Per Install」の略称で、アプリがインストールされるたびに料金が発生するタイプです。費用は100〜200円が相場ですが、インストール数により費用が変動します。
算出方法や特徴は次のとおりです。
算出方法 | 広告コスト÷インストール数 |
---|---|
特徴 | インストール数が多いとCPIは安くなる |
広告コストの予算を10万円、インストール数が1,000回とすると、CPIは100円になります。アプリの認知度が高く獲得ユーザー数が見込める場合に、高い費用対効果を期待できます。
4. 15秒以上の視聴毎に課金タイプ(Thruplay)
Thruplayは15秒以上の視聴毎に料金が発生するタイプで、InstagramとFacebook特有のシステムです。料金発生のタイミングが「15秒以上の視聴」のため、ユーザーが14秒で広告から離れると料金は発生しません。
算出方法や特徴は次のとおりです。
算出方法 | 広告再生回数×単価 |
---|---|
特徴 | 単価が高いと再生回数が低くなる |
単価は、Instagramのシステム上で自動的にオークションが行われて決定します。
高額な入札価格を提示する競合がいる場合は単価が高くなる可能性があります。
広告の費用対効果を高める料金体系の選び方
広告の効果を高めるための料金体系の選び方を、解説します。
- CPC(Cost Per Click)の場合
- CPM(Cost Per Mille)の場合
- CPI(Cost Per Install)の場合
- Thruplayの場合
CPC(Cost Per Click)の場合
次の項目に該当する人は、CPC(Cost Per Click)での広告配信が向いています。
- ユーザーにアクションを起こして欲しい
- ユーザーを自社サイトに誘導したい
- 自社サイトのアクセス数を増やしたい
CPCはクリック回数を獲得しやすいよう最適化されるため、ユーザーの反応を得たい、自社サイトに誘導したい人に適しています。
CPM(Cost Per Mille)の場合
次の項目に該当する人は、CPM(Cost Per Mille)での広告配信が向いています。
- たくさんのユーザーに広告を広めたい
- 自社の投稿をたくさんの人に見てもらいたい
- 自社商品やサービスを知ってもらいたい
CPMは表示回数が伸びやすいよう最適化されるため、認知度向上を目的とする人に適しています。
CPI(Cost Per Install)の場合
次の項目に該当する人は、CPI(Cost Per Install)での広告配信が向いています。
- 自社アプリを新規顧客にインストールしてもらいたい
- 改良版のアプリを開発したため、既存顧客に活用してもらいたい
CPIはアプリの特徴や強みもあわせて配信できるため、アプリの販売促進やインストール数を伸ばしたい人に適しています。
Thruplayの場合
次の項目に該当する人は、Thruplayでの広告配信が向いています。
- ユーザーが自社商品やサービスをゆっくり見れる配信をしたい
- ユーザーに躍動感や素材感を届けたい
- ユーザーの注目度を高めたい
Thruplayは静止画では伝えにくい情報を配信できるため、動画を通して商品やサービスの情報を届けたい人に適しています。
広告費用の単価に関する注意点
広告費用の単価の注意点に関して、次の2つが挙げられます。
実際の広告配信時に困らないためにも押さえておくとよいでしょう。
- 競合が多いと単価が上がりやすい
- トレンドにより変動しやすい
競合が多いと単価が上がりやすい
Instagramの広告単価は競合数が多いと高額になりやすくなります。ユーザーの画面が広告で埋め尽くされないよう、自動的なオークション方式で広告を選別しているためです。
オークション方式の評価項目は、入札価格やコンテンツの品質など複数あります。競合が多いことでコンテンツの品質や入札価格が高額になるため、単価が上がりやすいです。
トレンドにより変動しやすい
Instagramの広告単価はトレンドにより変動します。トレンドはたくさんの人が注目しているため集客力が高く、広告配信したい人が増加するためです。
トレンドが上昇することで単価も上がり、トレンドが収束すると単価も下がる傾向にあります。トレンドを追いかけて広告配信をしたい人は、タイミングが重要です。
個人で広告を配信する際のポイント
個人で広告を配信する際は、次のポイントが大切です。
- 費用対効果を高めるために、広告配信を複数回行う
- 新しい情報やニッチな情報の配信を行う
InstagramはAI(人工知能)を用いて配信の最適化を図っています。AIは「学習」を繰り返して最適化を探るシステムです。1度の配信だけでは学習が不足するため、費用対効果を高めるためには広告配信を複数回行う必要があります。
Instagramの特徴として「ユーザーに役立つ・発見がある」コンテンツは高評価を受けやすいです。効果的に広告配信するためには情報の新しさも考慮するとよいでしょう。
まとめ
本記事では、Instagramの費用に関して解説しました。改めて、ポイントを振り返りましょう。
- Instagramの広告費用は、数十円〜数千円を目安に考える
- Instagramの広告は全部で9種類ある
- 広告費用の料金体系は全部で4種類ある
- 広告単価は「競合の多さ」や「トレンド」により変動する
Instagramのユーザー数は非常に多く、広告配信による認知度の向上や新規顧客の獲得など、ビジネスの発展を見込めます。広告の費用対効果を高めるためにも、料金体系や特徴を踏まえることが大切でしょう。
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