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食べログ開発における9つの機能の費用相場|人気グルメサイトの作り方を解説

株式会社アンドソリューション
監修者
株式会社アンドソリューション 代表取締役 太田 寛
最終更新日:2023年02月13日
食べログ開発における9つの機能の費用相場|人気グルメサイトの作り方を解説
この記事で解決できるお悩み
  • 食べログサイトの開発費用とは?
  • 食べログが人気の理由を知りたい
  • 食べログのようなサイト作成の成功法は?

「食べログのようなグルメサイトが作りたい…」という方必見!

この記事ではグルメサイト・クチコミサイトの構築を考える企業担当者に向けて、食べログサイトの機能と開発費用、集客力の秘密を解説。 最後まで読めば、サイトに搭載するべき機能や利用者に支持されるサイト設計方法が分かります。

食べログとの差別化の図り方も紹介するので「これから新規参入したいけれど勝ち抜いていけるか不安」という方もぜひ参考にしてください。

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「食べログ」のようなグルメ・クチコミサイトの開発費用(早見表)

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食べログのようなグルメサイトの開発費用について、規模別に概算費用を紹介します。開発費用がどの程度かかるかを把握し、サイト作成にお役立てください。

  費用相場
グルメサイトとして最低限の機能のみの場合 約85万〜200万円
グルメ+クチコミサイトとして最低限の機能のみの場合 約150万〜450万円
グルメ+クチコミサイトとしてひととおりの機能を網羅した場合 約300万〜850万円
食べログと同等のレベルでサイトを構築する場合 約2,300万〜4,100万円

同じ「グルメサイト」でも最小は85万・最大は4,100万と、約50倍もの差が出る結果に。「どのような機能を実装するか」「機能はどこまでこだわるのか」で開発すべき内容が大きく異なります。

必要な機能と不要な機能の振り分けが大切

自分が作りたいグルメサイトのイメージを確立し、必要な機能と不要な機能を振り分けておくことで、開発会社に適切に指示できます。

開発を依頼した後に「思ったよりも高くついてしまった」「安かったけど、機能が足りない・使いづらい」と後悔はしたくないでしょう。サイト設計で失敗しないために必要となる知識や戦略を、グルメクチコミサイトのNO.1である「食べログ」を用いて解説します。

グルメサイト「食べログ」とはどのようなサイト?

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引用:食べログ

食べログは、カカクコムグループが運営するグルメ・クチコミサイトです。月間利用者数1億1,000万人の圧倒的な集客力を誇り、競合として知られる「ぐるなび」と比較しても「食べログ」が名実共にNo.1の存在です。

「ランキングとクチコミで探せるグルメサイト」のコンセプトどおり、日本全国の飲食店情報が登録され、ユーザーが写真・感想などのクチコミを投稿できるのが特徴。ただのグルメ情報発信サイトではなく「クチコミサイト」といわれる理由でもあります。

食べログの支持率は業界トップ

飲食店を利用したいユーザーだけではなく、顧客を集客したい飲食店から高い支持を得ているのも食べログの特徴です。

飲食店経営者を対象にしたある調査によれば「集客にもっとも効果を感じられる施策」のNo.1は、14.6%の支持を得た「食べログへの掲載」です。自社ホームページやチラシよりも、食べログ掲載の方が集客に貢献していることがわかります。

参照:飲食店の集客方法・アイデアを独自調査。SNSの活用とイベント企画で悩み解決!

食べログのビジネスモデルと収益柱

食べログは主に次の2つのビジネスモデルで収益をあげています。

  • 食べログプレミアムサービス
  • 飲食店向けの店舗有料掲載サービス

ひとつずつ下記で解説します。

食べログプレミアムサービス

1つ目は、登録者数160万人を誇る、月額300円の「食べログプレミアムサービス」です。

プレミアムクーポンの配信、ランキング検索など、無料ユーザーとの差別化をうまく図ることで、収益の柱として成長させることに成功しています。

飲食店向けの店舗有料掲載サービス

もうひとつの柱が、飲食店向けの「店舗有料掲載サービス」です。月額1万円〜10万円までの4つのプランが用意され、ゴールデンタイムに優先表示させることでネット予約を獲得しやすくできるのが特徴です。

「ネット予約手数料」「サイト・アプリ内広告」などとあわせ、ユーザー・飲食店双方から、まんべんなくマネタイズできる仕組みが確立されています。

食べログの9つの機能と開発費用相場

食べログのメインとなる機能は次の9つがあります。各機能の開発費用相場もあわせて参考にしてみてください。

  開発費用相場
1. 飲食店検索・情報管理機能 50万〜200万円
2. メニュー管理機能 15万〜45万円
3. クチコミ機能・評価機能 40万〜90万円
4. 画像掲載機能 20万〜60万円
5. ユーザー情報管理機能 20万〜60万円
6. 予約機能 50万〜200万円
7. プロモーション機能 40万〜90万円
8. お気に入り機能 30万〜60万円
9. メルマガ配信機能 30万〜70万円

各機能を下記で深堀りします。

1. 飲食店検索・情報管理機能 : 50万〜200万円

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引用:食べログ

ユーザーのニーズに応じて全国の飲食店情報を検索できる機能が、飲食店検索機能です。

場所やペット可などのこだわり条件、ユーザー評価のランキング、グルメ著名人のおすすめなど、多彩な切り口で好みの飲食店を簡単に探せるのが食べログの魅力です。

飲食店側から見ると、営業時間・所在地・電話番号などの飲食店情報を掲載する機能があります。

  • 開発費用 50万〜200万円

こだわり方で費用が大きく変わる

機能開発の費用に50万〜200万円と大きな開きがあるのは、こだわるポイントによって費用が変動するからです。飲食店検索・管理機能はグルメサイトの一番のベースとなる部分であり、大まかに分けると次の機能があります。

  • ユーザー側の「飲食店検索機能」
  • 飲食店側の「ログイン機能」「情報更新機能」
  • 管理者側の「飲食店情報管理機能」

特に、飲食店検索の部分をどのぐらいまでこだわるのか、どのような情報を表示させるのかで大きく費用に差が出ます

2. メニュー管理機能 : 15万〜45万円

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引用:食べログ

飲食店が自店のメニューやコースを掲載する機能です。料理名や料理内容、写真などが掲載できます。

  • 開発費用 15万〜45万円

3. クチコミ機能・評価機能 : 40万〜90万円

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引用:食べログ

食べログの代表的な機能が、飲食店のクチコミ機能です。ユーザー自ら飲食店の感想・写真・評価を投稿できるのはもちろん、他ユーザーが投稿したクチコミを参考に飲食店を選べます。

クチコミ詳細ページには、違反報告、いいねボタン、お気に入りユーザーのフォロー機能が用意されており、SNSのようなユーザーの動機付けを促進します。

飲食店に対する評価機能は、ユーザーひとりひとりが飲食店に対する評価をおこなうことでお店全体の評価点数が決まる仕組みです。評価点数はユーザーがお店を選ぶ基準の一つであり、重要な指針です。

  • 開発費用 40万〜90万円

4. 画像掲載機能 : 20万〜60万円

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引用:食べログ

ユーザーや飲食店が料理やメニュー、外観や内観を撮影し投稿できる、画像掲載の機能です。画像の投稿から管理までをおこなっています。

お店の評価と同じくユーザーがお店を選ぶ際の大きな指針となる機能です。料理や店内の写真を見て「訪れてみたい!」と思った方も多いでしょう。

  • 開発費用 20万〜60万円

5. ユーザー情報管理機能 : 20万〜60万円

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引用:食べログ

ユーザー登録・ログイン・プロフィール編集など、一部機能を利用するのに必須となるユーザー情報を管理する機能です。

ユーザー登録の手間を省いて集客力を高めるため、食べログではFacebookをはじめとする主要なWebサービス連携機能を備えています。便利である一方で、開発視点で考えると他のサービスとの連携を増やすほど開発費用は高くなっていきます

  • 開発費用 20万〜60万円

6. 予約機能 : 50万〜200万円

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引用:食べログ

ユーザーがインターネット経由で飲食店を予約し、飲食店がその予約情報を管理するための機能です。食べログの収益源のひとつでもあり、できるだけ多く予約を獲得したい飲食店にとっても有益な機能です。

予約機能の構成はおおまかに次のとおりです。

  • ユーザー予約機能
  • 予約通知機能
  • 予約状況管理機能
  • カレンダー管理機能

予約ができれば最低限の機能として使用できますが、使いやすさを考慮してカレンダー管理機能をはじめとした拡張機能を実装すると開発費用も高くなります。

  • 開発費用 50万〜200万円

7. プロモーション機能 : 40万〜90万円

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引用:食べログ

飲食店がキャンペーン・クーポンなどを、食べログで告知できる機能です。

  • 開発費用 40万〜90万円

8. お気に入り機能 : 30万〜60万円

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引用:食べログ

気に入った飲食店や一度行った場所を、後で確認できるようにお気に入りに保存する機能です。美味しかったお店や、また行きたいお店などが一目でわかるため、ユーザーのリピーター化につながる機能といえるでしょう

  • 開発費用 30万〜60万円

9. メルマガ配信機能 : 30万〜70万円

ユーザーや飲食店にメルマガでお知らせをおこなう機能です。

メルマガ配信の予約と送信をおこなう機能であり、配信するユーザー数の上限によって費用に大きな開きが出ることが考えられます。

  • 開発費用 30万〜70万円

その他の機能

細かくは紹介しませんが、食べログには上記9つの機能以外にも利便性の向上や良質な情報を届ける機能が多く搭載されています。

例として次が挙げられます。

  • グルメ記事を作成するための記事作成機能
  • Tポイントなどの各種ポイントとの連携機能
  • 「お店のこだわり」情報管理機能
  • 近くのお店紹介などのレコメンド機能
  • 食べログスマホアプリ

より多くのユーザーや飲食店の方に利用してもらうため、メイン機能以外にもさまざまな工夫をしていることがわかります。サイト設計の際は、搭載したい各機能に優先順位をつけて、費用と相談しながら導入を検討するといいでしょう。

食べログのようなクチコミサイト構築の概算費用

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食べログのメイン機能が把握できたところで、レビューサイト・クチコミサイトを構築するための開発費用をパターンごとに紹介します。

最低限のグルメサイトを構築する場合

グルメサイトの開発に最低限必要な機能は「飲食店情報の登録&検索ができること」です。主に下記の機能が必要となるため、合計約85万〜200万円程度の開発費用になると予想されます

  費用
デザイン・制作 30万〜50万円
ユーザー情報管理機能    20万〜60万円
飲食店検索・情報管理機能 50万〜100万円
メニュー管理機能 15万〜45万円
開発費用相場(合計) 85万〜205万円

最低限のグルメクチコミサイトを構築する場合

ユーザーからの口コミや・投稿・評価なども含めた、より一般的なグルメサイト・クチコミサイトの最低限の構成機能は下記内容となります。開発費用は合計で、約150万〜450万円程度です。

  費用
デザイン・制作 30万〜70万円
ユーザー情報管理機能   20万〜60万円
飲食店検索・情報管理機能 50万〜200万円
メニュー管理機能 15万〜45万円
画像掲載機能 20万〜60万円
クチコミ機能 40万〜90万円
開発費用相場(合計) 145万〜455万円

最近のグルメサイトは飲食店情報のみを表示しているサイトは少なく、ユーザーからの口コミもあわせた「飲食店とユーザー双方で作っていく形式」が一般的です。

グルメクチコミサイトとしてひととおりの機能を網羅する場合

グルメクチコミサイトとして最低限必要な機能とともに、あると便利な予約機能やお気に入り機能などを網羅した場合の構成は下記のとおりです。開発費用は約300万〜850万円程度になると予想されます。

  費用
デザイン・制作 50万〜100万円
ユーザー情報管理機能 20万〜60万円
飲食店検索・情報管理機能 50万〜200万円
メニュー管理機能 15万〜45万円
画像掲載機能 20万〜60万円
クチコミ機能 40万〜90万円
予約管理機能 50万〜200万円
プロモーション機能  40万〜90万円
メルマガ配信機能 30万〜60万円
お気に入り管理機能 30万〜60万円
開発費用相場(合計)  295万〜865万円

食べログと同等のレベルでサイトを構築する場合

食べログと同等のレベルでサイトを構築しようとした場合、開発費用は概算で約2,300〜4,100万円程度です。大手サイトと同様の機能を備えると、費用が大幅に跳ね上がることがわかります。

特にGPS連動の飲食店検索機能、クレジットカード決済付きの予約機能などは難易度が高く、実装することで開発費用に大きく影響します。他にも、膨大なトラフィックを捌くためのインフラ環境構築への考慮が必要です。

上記開発費用はメイン機能に加え、その他機能の実装、インターフェースデザインの作り込み、SEO対策費用なども考慮した場合、妥当な金額といえるでしょう。

一般的な開発費用の相場

一般的な機能を持つレビューサイト・クチコミサイトを構築するのであれば、システム開発会社に開発費用300万円程度から依頼できます。

システム開発会社は専用のミドルウェアを自社開発して工数を減らしているため、リーズナブルな費用で開発依頼と品質の担保ができるのがメリットです。

近年ではレビュー・クチコミ・ポータルサイトの構築を得意とするシステム開発会社も増えています。

食べログ人気の秘密は?

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食べログのビジネスモデル、サイト機能を表面だけ真似してもレビューサイト・クチコミサイトとしての成功は望めません。食べログがここまで成功した秘密を探ることによって、自社が進む方向性が見えてくるでしょう。

食べログが実践している次の2つの秘訣を紹介します。

  • ユーザーファーストのサービス
  • 徹底したSEO対策

ユーザーファーストのサービス

後発サービスである食べログが、ぐるなびを上回る成長を遂げた理由は「食べログが徹底したユーザーファーストの戦略を貫いたから」といわれています。

収益柱である有料会員を増やすためには多くのユーザーを取り込む必要があるため、ユーザーの役に立つ施策・サイト改善をおこなってきました。食べログの合言葉となっている「失敗しないお店選び」は、ユーザーファーストの精神が由来です。

一方、ぐるなびの収益柱は「飲食店」であり、IT活用やメニュー開発支援などを提供しています。

グルメサイトの方向性は大きく分けて2つ

ユーザーファーストの食べログ、飲食店ファーストのぐるなびのように、グルメサイトの方向性は大きく2つに分類できます。

「ユーザーの役に立つ飲食店を紹介する」サービスと「飲食店の役に立つようにユーザーを紹介する」サービスでは、装備する機能も異なります。

他にも「小規模で運営しているお店」か「膨大な顧客を誇るチェーン店」のどちらを収益の柱にするかで、方向性にも大きな差が出てくるでしょう。

徹底したSEO対策

食べログの流入経路の約72%が検索エンジン経由です。各コンテンツに徹底したSEO対策を施し、月間PV18億ともいわれる圧倒的な集客力を獲得しています。

実際に「ランチ」「ラーメン」「レストラン」とエリア・地名を組みあわせたビッグキーワードでは、ほぼすべて10位以内表示を実現。

クチコミサイトとして代表的な食べログですが、集客をクチコミだけに頼っているわけではないことがわかります。

食べログと差別化を図るために意識したいポイント

「ユーザーファースト」である食べログの成功ポイントは取り入れる価値がありますが、大手サイトにSEOで対抗するのは非常に困難と考えられます。

食べログの集客施策に手薄な領域や、大手サイトと差別化を図るために意識したいポイントを2つ紹介します。

SEO以外から集客する

SEOで集客するのではなく、他のルートでユーザー誘致を図ることも大切になります。

ヒントになるのは、比較的新しいグルメサイト「TERIYAKI」です。TERIYAKIは検索エンジンからの流入が約19%にとどまっている一方、SNSからの流入が約20%、ブログ・自社関連サイトからの参照元流入が47%を占めています。

SEOでも集客したい場合、全国のグルメ情報を基盤としても食べログに追いつくのは難しいでしょう。狙い目として、食べログではロングテールキーワードが比較的開拓されていないことが挙げられます。

検索ボリュームの少ないキーワードでSEO上位がとれる工夫をするといいでしょう。

特化型のサイトにする

地域の特化、シチュエーションの特化など、ユーザーや飲食店を一部に特化したグルメサイトはまだまだ開拓の余地があります。今後新しくグルメサイトを立ち上げた際でも、十分狙えるゾーンでしょう。

成功するグルメサイト、クチコミサイト構築のポイント

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成功するグルメクチコミサイト構築のポイントを紹介します。食べログのビジネスモデル、成功の秘密、サイト機能、構築費用相場など、今まで解説してきたことを踏まえて参考にしてみてください。

目標・ターゲットの設定

どのような層のユーザーをどのくらい獲得するのか、レビューサイト・クチコミサイトの目標・ターゲットを設定するのが重要です。

いきなり食べログと同じような全方位グルメクチコミサイトを構築しても、大手競合が多数存在するため、成功する確率は低いでしょう。

立ち上げたばかりのサイトでは掲載飲食店の数やクチコミ件数で勝負できないため、明確な目標やターゲットを設定したビジネスモデルの確立が必要です。

差別化できるアピールポイントの確立

サイト構築の際は、他社と差別化できるアピールポイントを明確にしておかなければなりません。

差別化のポイントとして、エリアに限定したサービスを徹底することが挙げられます。他にも、料理ジャンルに特化する「Retty」のようにSNSと連携した「実名クチコミ」で信頼性を高めるような戦略も効果があるでしょう。

集客に向けた戦略の構築

ターゲット・アピールポイントが明確になれば、集客に向けた効果的な施策も自然と見えてきます。基本的なSEOを怠るわけにはいきませんが、ロングテールキーワードを念頭に置いておくのも重要です。

若年層をターゲットにする場合、食べログが手薄なSNS活用を徹底するといいでしょう。

適切なシステム開発会社の選定

目標・ターゲット・アピールポイント・戦略が決まれば、理想的なサイトに具現化してくれる「システム開発会社」の選定に移ります。

前述でも触れましたが、レビュー・クチコミ・ポータルサイト構築を得意とする開発会社は少なくありません。やりたいことが明確になっていれば、適正な費用相場でしっかりとしたサイトを構築してくれるでしょう。

優良なシステム開発会社を見極めるためには下記の項目を確認するといいです。

  • 適切な提案ができるか
  • しっかりとコミュニケーションできるか
  • 難しいことをわかりやすく説明できるか

システム会社選定で失敗しないために、ぜひ参考にしてみてください。

まとめ

圧倒的な集客力で大きな成長を遂げた食べログ。本記事では、食べログの成功の秘密、サイト機能の分析、サイト構築の費用相場とともに、成功する飲食ポータルサイトのポイントを紹介しました。

サイト作成において、パートナーとなるシステム開発会社の選定が重要です。判断に迷ってしまう場合は、『比較ビズ』に相談してみてはいかがでしょうか

『比較ビズ』では、必要事項を入力する2分程度の手間があれば、優良なシステム開発会社を探せます。複数のシステム開発会社に無料で相談できるのも嬉しいポイントのため、ぜひ利用してみてください。

監修者のコメント
株式会社アンドソリューション
代表取締役 太田 寛

2015年に中野区でシステム開発会社として会社を設立。「ユーザは何を求めているか?」「本当は何をしたいのか?」などユーザビリティ・マーケティング両面から御社のサービス開発をサポート。「開発&大きな付加価値」を追加できるような企画・提案を行う。

これはグルメサイトの開発だけにかかわらない話ですが、同じ「グルメサイトを開発してほしい」と言っても、システムの見積もりが会社によって大きく変わる原因は、この記事にあるように「どんな機能が必要か?」「どのぐらいこだわるのか?」にプラスして「どのぐらいの負荷(ユーザ数)を想定してるのか?」で大きく変わってきます。

正しい見積を取るためには、システム開発会社側でのヒアリング力はもちろん、発注されるお客様側にも「どんなサイトを作りたくて、どんな機能が必要で、最終的にこのぐらい大きくしたい」と具体的なイメージを持っておいていただくことでより正確な見積もりが出しやすくなります。
比較ビズ編集部
執筆者

比較ビズ編集部では、BtoB向けに様々な業種の発注に役立つ情報を発信。「発注先の選び方を知りたい」「外注する際の費用相場を知りたい」といった疑問を編集部のメンバーが分かりやすく解説しています。

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