ホームページ作成費30万円と50万円で出来栄えは変わる?予算別に解説
- ホームページ作成は予算30万円・50万円で出来栄えは変わる?
- 予算30万円でどのようなホームページが制作できる?
- 予算50万円でどのようなホームページが制作できる?
「ホームページを予算30万円〜50万円で作成した場合の完成度を知りたい」という個人事業主や中小企業の担当者、必見です。
30万円のホームページでは、一般的な名刺代わりのホームページを作成することが可能です。50万円のホームページでは、15ページほどのサイトからマーケティングの設計をすることができ、集客も見込めます。
この記事では、ホームページの作成を検討している担当者向けに、30万円〜50万円の予算で制作できるサイトを解説します。記事を読み終わった頃には、自社に合ったホームページ作成費用をイメージできるでしょう。
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ホームページ作成費用は工数で決まる
ホームページ作成費用は作成にかかる工数によって決まります。
- 工数
ホームページが完成するまでに経る工程の数
ホームページの原価のほとんどは人件費
ホームページの作成費用は工数で決まるとお伝えしましたが、その原価のほとんどは人件費です。通常の製品のように、仕入れた材料を加工して生産するという形ではないため、原価はそれぞれの工程を担当する作業者の人数によって決まります。
工数がかかるほど人件費が増える
ホームページ作成の工程にはいくつもの種類があります。
- ディレクション
ディレクションという依頼時から完成まで進行を管理する段階
- レイアウト
レイアウトなどデザインを決めるという工程
- コンテンツ制作
ホームページのコンテンツを制作会社に任せる場合は、コンテンツの制作についても一つの工程として費用が発生
- システム開発
設計をもとにプログラミング言語でソースコードを書くコーディング、その後のCMS構築などのシステム開発の工程
- SEO対策
SEO対策まで依頼するのであれば、これについても一つの工程として別途費用が発生
以上がホームページ作成の基本的な工程ですが、テンプレートのデザインを用いて必要最低限のホームページにするなら、少ない工程と作業人数で安く抑えることも可能でしょう。
逆に、凝ったホームページにしてSEO対策までしっかりやるとなると、工数が増えるとともにそれを担当する作業者の人数も増えるため、人件費が大きくなるわけです。
そのため、ホームページの作成費用の具体的な相場をお伝えすることは難しいです。安く抑えるなら10万円以下の費用でも可能ですが、内容を充実させればさせるほど工数と作業人数が増えるため、数百万円かかることも珍しくありません。
予算30万円で作成できるホームページとは
ここからは予算30万円でどのようなホームページが作成できるのかを見ていきます。
予算10万円程度なら、テキスト中心のシンプルなホームページが限界です。ページを少し追加するだけでも簡単に10万円は超えてしまいます。
一方、予算が30万円あれば、ある程度のページの追加と更新作業まで含めることも可能な為、ホームページの運営によって売り上げに結びつけることも可能です。具体的なイメージとしては、以下のようなホームページが作成できます。
- テンプレートではないオリジナルデザインのホームページ
- 会社概要や沿革などからなるコーポレートサイト
- 更新の必要のない名刺代わりのホームページ
ただし、SEO対策による集客や売り上げアップのためのリスティング広告まで求めるとなると、30万円では厳しいでしょう。テンプレートではないオリジナルのホームページは作れるものの、頻繁に更新して集客を狙うにはもう少し予算が必要です。
予算50万円で作成できるホームページとは
予算が50万円あれば、名刺代わりの会社紹介のようなものだけでなく、集客を狙うホームページの作成も可能です。具体的にどのようなことが可能なのか、以下で詳しく見ていきましょう。
15ページ程度のページ数
予算50万円なら、ホームページのページ数も15ページ程度まで制作できるでしょう。15ページあればマーケティング設計も可能で、検索結果で上位表示を狙うこともできます。
CMSの制作も可能
「よくある質問」や「お知らせ」などのCMSの制作も可能です。
- CMS
簡単にホームページの更新ができるシステムのこと
初心者でも比較的簡単にホームページを運用できるようになります。CMSのメリット・デメリットや導入ポイント、おすすめのCMS10選など詳しく知りたい方は以下の記事を参考にして下さい。
オリジナルデザイン
テンプレートを使用しない完全オリジナルデザインのコーポレートサイトも可能です。
予算30万円でもオリジナルのデザインを用いて作成することは可能ですが、予算に限界があるため、ほとんどのケースではテキストや画像などの素材は依頼者が用意しなければなりません。
その点、予算50万円なら素材まで用意してもらうことも可能で、企業のイメージをオリジナルの表現でアピールできるように作成してもらえます。
ネットショップもなんとか可能
ショッピングカートと決済システムを導入したネットショップの開設もなんとか可能な予算です。しかし、商品数100点以上の本格的なECサイトを構築するとなると、50万円では予算オーバーとなる可能性が高いでしょう。
ホームページの作成目的によって適切な予算感が変わる
ホームページの作成費用の決まり方と、30万円と50万円の予算別で作成可能なホームページのイメージをお伝えしました。上記と重なる部分がございますが、もう一度まとめてみましょう。
予算30万円の場合
30万円あれば、テンプレートではないオリジナルのホームページをなんとか作成できるレベルです。しかし、ページ数が限られますし、テキストや画像などの素材は自社で用意しなければならないことがほとんどでしょう。
更新の必要のあまりない名刺代わりのコーポレートサイトでよいのなら、十分といえます。
予算50万円の場合
予算が50万円あればできることはかなり広がります。ページ数も15ページ程度まで増やすことができますし、更新して運営していくことも可能です。
やり方次第では十分売り上げアップにつなげられるでしょう。必要以上の機能はいらないというのなら、予算は50万円で問題ありません。
ただし、冒頭にもお伝えした通り、ホームページ作成費用には相場というものがあってないようなものです。工数と作業人数で決まるといっても、制作会社の規模によって費用は大きく異なります。
まとめ
いずれにせよ、ホームページを作成する目的を明確にし、その目的を実現するのに必要な機能をはっきりさせることが大切です。目的が明確になれば、相見積もりを取った時に適正な価格が見えてきますし、納得できる仕上がりになる確率も高まるでしょう。
なお、弊社が運営しているマッチングサイト『比較ビズ』ではホームページ制作の実績が豊富なホームページ制作会社が数多く登録しています。
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2009年:(株)リクルートに新卒で入社。営業部署・企画部署にて責任者を務める。(在籍中は、MVPやマネジメント賞など、多数受賞。)
2013年:(株)データX(旧:フロムスクラッチ)の創業期に転職。営業や新卒・中途採用の責任者を務める。
2014年:アソビュー(株)に転職。その後、営業責任者、新規事業責任者、事業企画を歴任。
2015年:(株)Pro-D-useを創業。取締役副社長(現任)に就任。新規事業の立上げ〜収益化、成果を上げる営業の仕組み作り、採用〜組織の構築、Webマーケティングを主軸とした売れる仕組み作り、業務システムの導入・運用、融資を中心とした資金調達〜財務のコンサルティングを得意としている。
また、個人でも中小企業の融資を支援するサービス「中小企業の融資代行プロ.com」を運営するなど、一貫して中小企業を支援することを生業にしている。
ホームページは会社にとって重要な媒体でもありますし、もし仮に思い通りのホームページができなかったとしても誰も責任は取ってくれませんので、発注する側の皆さまもある程度の知識は勉強されてから発注することが求められます。そのため、金額の「高い」「安い」の他にも、きちんとコミュニケーションが取りやすい制作会社を選んで、相談することが大切です。
またホームページ制作の多くのケースで、制作会社に全てを丸投げする方もいらっしゃいますが、ホームーページを作成する際には、「テキスト情報」「写真」「デザインの具体的な希望」などは全て自分で巻き取るくらいの気概で臨むとうまくいくでしょう。
比較ビズ編集部では、BtoB向けに様々な業種の発注に役立つ情報を発信。「発注先の選び方を知りたい」「外注する際の費用相場を知りたい」といった疑問を編集部のメンバーが分かりやすく解説しています。
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