ホームページのセキュリティ対策を種類別に解説!対策強化の外注先も紹介
- ホームページのセキュリティ対策不足のリスクは?
- ホームページのセキュリティ対策とは?
- セキュリティ対策を依頼できる外注先は?
ホームページのセキュリティ対策を怠ると、サイバー攻撃やマルウェア感染のターゲットとなる可能性が高まります。情報漏洩やホームページ改ざんなどのリスクが生じるため、早急な対応が必要です。
この記事では、ホームページのセキュリティ対策や対策強化を依頼できる外注先などをまとめました。最後まで読めば、ホームページのセキュリティ対策について理解できるでしょう。
ホームページのセキュリティ対策にお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
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ホームページのセキュリティ対策不足によって生じるリスク
企業規模を問わずホームページのセキュリティ対策強化は不可欠です。近年は大企業がさまざまなセキュリティ対策を講じている影響もあり、中小企業が攻撃対象となるケースも増えています。
今までサイバー攻撃やマルウェア感染の被害にあっていなかったとしても、早急な対策強化が必要です。セキュリティ対策を怠っていた場合、以下3つのリスクが発生します。
- 情報漏洩が発生する
- ホームページを改ざんされる
- サイバー攻撃やマルウェア感染のターゲットにされる
攻撃者からターゲットにされるリスクが高まると、情報漏洩の発生やホームページの改ざんなど、自社にとってさまざまな悪影響が生じる点を理解しておきましょう。
リスク1. 情報漏洩が発生する
ホームページのセキュリティ対策を怠ると、情報漏洩が発生する確率が高くなります。攻撃者は機密情報を確実に取得できる企業を狙っており、中小企業をターゲットにするケースも珍しくありません。
仮にセキュリティ対策の不備が原因で顧客の個人情報が流出した場合、社会的信用低下やイメージダウンは避けられないでしょう。取引先や顧客からの信頼を失い、多額の利益損失に悩まされます。
リスク2. ホームページを改ざんされる
セキュリティ対策を怠ると、ホームページが改ざんされる可能性も高まります。不正アクセスや乗っ取りによって、第三者に画面を不正操作できる状態を作られているためです。
商品やサービスに関してサイト訪問者へ間違った情報が掲載されると、顧客からの信頼を失います。失った信頼を取り戻すには多くの時間が必要です。
ホームページの改ざんによって損害が発生した場合はSNSで悪評が拡散され、リピート率や収益が急速に低下します。今後の企業経営が大変厳しい状況に追い込まれ、最悪の場合は倒産の可能性も発生するでしょう。
リスク3. サイバー攻撃やマルウェア感染を仕掛けるターゲットにされる
攻撃者からターゲットの対象にされると、さまざまなリスクが生じます。たとえば、脆弱性を突いた攻撃を仕掛けられた場合、サーバーダウンによってホームページは閲覧できません。復旧するまで情報を伝えられず、商品やサービスを販売する機会を失います。
不正アクセスによってホームページにマルウェアを仕掛けられた場合、個人情報が流出する可能性が高まるため、注意が必要です。仮にクレジットカード情報が流出すると、顧客に多額の賠償金を支払わなければなりません。顧客からの信頼も失い、収益が急激に減ります。
スムーズな企業運営の実現や顧客との信頼関係を維持するためにも、セキュリティ対策の強化が必要です。
ホームページを狙った主なサイバー攻撃を6つ紹介
ホームページの脆弱性を突き、情報漏洩やサーバーダウンなどに追い込むサイバー攻撃は以下の6つです。
- SQLインジェクション
- クロスサイトスクリプティング
- DDos攻撃
- バッファオーバーフロー攻撃
- ゼロデイ攻撃
- ランサムウェア
攻撃の特徴を1つひとつ把握しておきましょう。
SQLインジェクション
SQLインジェクションは、脆弱性を抱えるホームページを狙ったサイバー攻撃です。攻撃者は氏名や連絡先、アカウント情報など、個人情報の入力フォームに不正なSQL文を注入します。
たとえば、データベース上の会員情報を表示するSQL文を注入されたとします。攻撃者のPC画面にはアカウント情報や、クレジットカード情報も表示されます。ECサイトの運営やサブスクリプションサービスを提供する企業は特に注意が必要です。
クロスサイトスクリプティング
クロスサイトスクリプティングとはホームページの脆弱性を突き、記述言語であるHTMLに悪質なスクリプトを埋め込む攻撃です。
ホームページを閲覧したユーザーが問い合わせフォームやアンケートに個人情報を入力した場合、埋め込まれたスクリプトが作動します。攻撃者が用意した悪質なサイトにユーザーを誘導し、個人情報を盗む流れです。
攻撃者にはユーザーのIDやホームページの閲覧回数、訪問履歴などをまとめたCookie情報も付与されるため、セッションハイジャックが発生する可能性も高まります。
IDやCookieを活用してセッション画面を乗っ取り、ユーザーに代わって通信をおこなうなりすまし行為です。
DDos攻撃
DDoS(Distributed Denial of Service)攻撃とは、複数のデバイスを活用して大量のアクセスやデータを送り、サーバーダウンへ追い込む攻撃です。
サーバーダウンによってホームページが閲覧できなくなると、検索エンジンでの順位に影響を及ぼします。ECサイトを運営している場合は商品を販売できず、多額の利益損失や顧客ロイヤリティの低下に悩まされるでしょう。
DDoS攻撃は複数の機器を利用してサーバーに負荷をかけるため、IPアドレス制限だけでは防ぎきれません。
正常なアクセスとも区別がつきにくく、DDoS攻撃のアクセスのみを検知して排除するのは困難です。
バッファオーバーフロー攻撃
バッファオーバーフロー攻撃とは、バッファが対応できる保存容量以上のデータを大量に送り、機能不全の状態へ追い込む攻撃です。中央省庁もバッファオーバーフロー攻撃によって、サイト改ざんの被害にあっています。
サーバーの脆弱性を突き、サーバー内部に悪意のあるコードを含んだデータを大量に送る点がDDos攻撃との違いです。バッファオーバーフロー攻撃ではメモリのスタック領域やヒープ領域に大量のデータを送信し、コードの書き換えやプログラムの制御をおこないます。
DDos攻撃はサーバーにキャパシティ以上のアクセス要求を大量に送り、アクセス過多によってサーバーダウンへ追い込む攻撃です。
ゼロデイ攻撃
ゼロデイ攻撃とはソフトウェアやシステムの脆弱性を反映した修正パッチを配布する前に、脆弱性を突いた攻撃を再び仕掛けることです。脆弱性の情報や対策が公開された当日に攻撃を仕掛けられるため、ゼロデイ攻撃と呼ばれています。
修正パッチを適用するまでのタイムラグを突いたサイバー攻撃のため、対策を講じるのが難しい攻撃です。近年は未知の攻撃に対する対応力に優れたAIを搭載したWAFが登場しており、ゼロデイ攻撃への対策が進みつつあります。
ランサムウェア
ランサムウェアとはPCの画面ロックやファイルを暗号化し、状態を元に戻す代わりに身代金を要求するマルウェアです。ネットワーク機器の脆弱性やトロイの木馬と組み合わせての内部侵入など、標的型攻撃として知られてきました。
近年はSQLインジェクションやクロスサイトスクリプティングと併用し、ランサムウェアをホームページに仕掛ける手口も増えています。ランサムウェアに感染すると、個人情報流出やホームページの改ざん、データの破壊など、多大な利益損失を覚悟しなければなりません。
攻撃者に身代金を払ったとしても、ホームページやデータファイルが元に戻る保証もないため、日頃から対策強化に励む必要があります。
ホームページのセキュリティ対策を種類別に紹介
情報漏洩やホームページ改ざんの脅威を抑える方法はさまざまです。ホームページのセキュリティ対策を強化する方法を以下3つの種類に分けて紹介します。
- 自社で対応する場合
- 新たなツールを導入する場合
- 外注先へ依頼した場合
自社で複数の方法を実施しても効果が見込めない場合、新たなツール導入や外注先のサービスを利用しましょう。
自社で対応する場合
新たなツール導入や外注先を頼らず、自社でセキュリティ対策強化を図る方法です。最小限のコストで情報漏洩やホームページ改ざんのリスクを抑えられます。すぐに実行できるセキュリティ対策は以下の5つです。
- SSLサーバ証明書の取得
- 定期的なアップデートの実施
- アカウント管理とアクセス権限の徹底
- 不要なアプリやプラグインの排除
- 無料アクセスツールの活用
複数の方法を組み合わせると、サイバー攻撃やマルウェア感染への対策を強化できます。
SSLサーバ証明書の取得
SSL(Secure Sockets Layer)とは、インターネット上での通信のやりとりを暗号化する技術です。情報の中身を識別するのは難しく、たとえ外部に情報が漏れたとしても解読ができません。個人情報の入力をフォームに求める際も情報を暗号化できるため、安心感を与えられます。
ホームページをSSL化するには、自社が利用しているレンタルサーバーのホームページでSSL証明書の取得申請をしなければなりません。
これからホームページを立ち上げる場合は、独自SSLを利用するのがおすすめです。SSL証明書によってホームページ所有者を確認できるため、サイトの信頼性を高められます。
定期的なアップデートの実施
システムやプログラムを定期的にアップデートしましょう。アップデートはセキュリティホールの修正も含まれており、脆弱性攻撃のリスクを最小化できます。
古い状態のままでは新しいサイバー攻撃やマルウェアに対応できません。情報漏洩やホームページ改ざん、サーバーダウンなど、さまざまなリスクが生じる可能性が高まります。バージョンアップの通知がきた段階で、速やかに更新作業へ移りましょう。
Wordpressを利用している場合は本体のバージョンアップと共に、プラグインのバージョンアップも実施します。自動アップデートを有効にしておけば、毎回更新作業をする必要はありません。
アカウント管理とアクセス権限の徹底
従業員が使用するアカウント情報の管理を徹底しましょう。アカウント情報が盗まれると第三者が従業員になりすまし、ホームページへの不正アクセスを試みます。
IDaaS(Identity as a Service)は社内で利用するシステムやクラウドサービスのアカウント情報をまとめて管理できるシステムです。アカウント情報が盗まれたとしても、多要素認証によってなりすましによる不正アクセスを防げます。
自動プロビジョニング機能を搭載していれば、アカウント情報の整理をシステム側へ一任可能です。退職者が出た際もアカウント情報の放置によって、セキュリティホールが発生する心配はいりません。
不要なシステムやプラグインの排除
業務でほとんど利用していないアプリケーションは、すぐに排除しましょう。不正アクセスやアカウント情報盗取のきっかけになる可能性があります。「いつか使うかもしれない」ことを考慮して残しておいたとしても、セキュリティホールにつながるため、排除するのが賢明な対応です。
同様に使用頻度が低いクラウドサービスやSaasがある場合も、すぐに解約をしましょう。ホームページにWordpressを使用していた場合は、不要なプラグインを削除しましょう。プラグインの数が多いほど、脆弱性攻撃を招くリスクが高まります。
ログデータの取得と無料アクセスツールの活用
システムやWebアプリケーションのログデータを取得し、不正アクセスの有無を把握します。収集したログデータからは内部不正の有無も確認できるため、定期的にデータを取得することが重要です。
アクセスツールを活用するのも有効な手段です。ホームページの閲覧履歴や回数、侵入経路を解析できれば、不正アクセスの有無を把握できます。取得したデータはSEO対策へ活かせる点も魅力です。
Google アナリティクスや忍者アクセス解析など、無料で利用できるアクセス解析ツールも多いため、積極的に活用しましょう。
新たなツールを導入する場合
新たなセキュリティツールを導入し、不正アクセスやサイバー攻撃の脅威を抑えます。ホームページのセキュリティ対策強化につながるツールは以下の4つです。
- UTM
- WAF
- MDM
- IDaaS
ツールの特徴をみていきましょう。
UTM
UTM(Unified Threat Management:統合管理)を導入するメリットは、複数の機能を搭載している点です。1台導入することで、さまざまな脅威に対する対策を講じられます。主な搭載機能を以下の表にまとめました。
内部システムへの不正アクセスやスパムメールによるマルウェア感染などを防ぎ、ホームページへ被害が及ぶリスクを避けられます。
WAF
WAF(Web Application Firewall)とは、Webアプリケーションの脆弱性を突く攻撃への対処に特化したセキュリティツールです。ファイアウォールやIPS/IDSで防げないサイバー攻撃へも対処できます。WAFの導入によって防げるサイバー攻撃を以下にまとめました。
- SQLインジェクション
- クロスサイトスクリプティング
- DDos攻撃
- バッファオーバーフロー攻撃
- OSコマンドインジェクション
近年はクラウド型WAFも登場しており、低予算で導入を検討できます。AIを搭載したWAFを導入すると未知の攻撃に対する対応力が大幅に向上し、ゼロデイ攻撃やファイルレスマルウェアなどの検知も可能です。
MDM
MDM(Mobile Device Management)とはスマートフォンやノートPCなどを一元管理するシステムです。遠隔操作機能が充実しており、端末の紛失や盗難した際の情報漏洩を抑えられます。
リモートロックによって、管理者が遠隔操作で画面をロックするため、第三者が不正操作しても、内部ネットワークへ侵入できません。ローカルワイプ機能によって一定回数パスワードの入力を間違えると、端末内のデータを消去します。
仮想デスクトップ機能を搭載していれば、端末内にデータを保管しない状態の構築が可能です。閲覧できるサイトを制限する機能も搭載しており、マルウェア感染やアカウント情報流出を避けられます。
IDaaS
IDaaS(Identity as a Service)とは、業務で使用するSaaSや社内システムに活用するアカウント情報を管理するためのシステムです。以下の表にIDaaSが搭載する機能をまとめました。
- ID管理
- シングルサインオン
- 多要素認証
- アクセス制限
- プロビジョニング
- Active Directory連携
従業員のアカウント情報が流出すると、ホームページを改ざんされるリスクだけではなく、機密情報の漏洩やデータの破壊など、さまざまなリスクが生じます。IDaaSの利用によってアカウント情報の管理やアクセス制限をおこない、ホームページへの不正アクセスを防ぐのが重要です。
シングルサインオンによって、単一のパスワードを安全に使い回せる状態を確立し、ログイン作業の手間を省きます。
外注先へ依頼した場合
セキュリティ対策に関して専門的な知識や豊富なノウハウを持つ外注先を活用した場合に利用できる方法です。以下3つのサービスを提供する企業に協力を依頼します。
- フォレンジック調査の実施
- ペネトレーションテストや脆弱性診断の実施
- ホームページの運用代行サービスを活用
フォレンジック調査やペネトレーションテストの実施によって脆弱性を可視化でき、素早い対応につなげられる点がメリットです。ホームページの運用代行サービスを活用すると、検索エンジンでの上位表示実現も期待できます。
フォレンジック調査の実施
フォレンジック調査とは不正アクセスやマルウェア感染など、セキュリティインシデントが発生した際、原因や被害状況を究明するための調査です。モバイル端末やネットワーク機器、外部メモリなど、さまざまな機器のログデータを解析し、犯人の特定や証拠収集に活用します。
フォレンジック調査によって可視化できる主な内容を以下にまとめました。
- 不正アクセスの有無や被害状況の特定
- サイバー攻撃の有無や被害状況の特定
- マルウェア感染の有無
- ランサムウェア感染の有無
- 意図的な情報漏洩の有無と犯人の特定
- データ改ざんの調査
- 改ざんされたデータの復元
デジタルデータはハッシュ値やログデータの改ざんによって同一性を保つのが難しいため、自社でフォレンジック調査をおこなうのは困難です。フォレンジック調査を実施する場合は、専門的なノウハウや知識を持つ企業に依頼しましょう。
ペネトレーションテストや脆弱性診断の実施
ペネトレーションテストとは、ホームページやWebアプリケーションへの侵入をホワイトハッカーへ依頼し、情報漏洩に直結する脆弱性がないかを判断するためのテストです。想定されるサイバー攻撃が発生する確率や被害状況も把握できます。
セキュリティ対策は自社の売上に直結するわけではないため、多くの予算を割けません。早急に対応が必要な脆弱性だけを可視化し、限られた資金の有効活用とセキュリティ対策の強化の両立につなげられます。
脆弱性テストは、脆弱性やセキュリティ上の問題点を診断するテストです。OSやサーバー、ミドルウェアなど自社のIT資産全般を診断し、セキュリティ上の課題を可視化します。
ホームページの運用代行サービスを利用
外注先に自社ホームページの運用代行を依頼する方法になります。メリットは、自社よりも高度なセキュリティ対策を望める点です。
多くの企業が安心してホームページの代行を任せられるよう、サイバー攻撃やマルウェア感染に関する対策を強化しています。
デジタルマーケティングに関して豊富なノウハウを持つ企業も多く、SEO対策による検索エンジンでの上位表示実現が望める点も魅力です。露出量増加によって、新規顧客獲得や企業認知度向上が期待できます。
自社のリソースをコア業務に集中して割く体制も構築できるため、ホームページの運用代行サービスを利用するのも1つの選択肢でしょう。
ホームページのセキュリティ対策強化を依頼できる3つの外注先
ここまでホームページのセキュリティ対策を強化する方法を述べてきました。セキュリティ対策に関するノウハウが不足している場合、どのように対策を進めるべきかわからない方もいるでしょう。
高い実施効果が望める対策をおこなうためにも、専門的な知識を持つ企業に依頼するのが有効です。ホームページのセキュリティ対策強化に関連するサービスを提供している企業は、以下の3つです。
- セキュリティ会社
- Web制作会社
- コンサルティング会社
自社が利用したいサービスの内容に応じて、選択すべき外注先は変わります。
セキュリティ会社
新たなセキュリティツールの導入や各種調査を依頼する場合、セキュリティ会社を利用します。セキュリティ会社を利用するメリットは、対応力に優れている点です。豊富なノウハウを持つ人材が多数在籍しており、自社に合ったツールや調査の提案が期待できます。
セキュリティ対策の現状分析や今後の対策に関して提案が得られる点も魅力です。さまざまな対応が望める一方、多くの内容を依頼すると外注費用が高騰します。セキュリティ対策に割ける予算は多くないため、解決したい優先順位を決めておくことが重要です。
良質な提案が得られるよう、セキュリティ対策の支援実績が豊富な企業を選びましょう。
Web制作会社
ホームページの運用代行サービスを依頼したい場合は、Web制作会社を選択します。メリットは、セキュリティ面以外のメリットも望める点です。
SEOに関する知識を豊富に持っており、検索エンジンでの上位表示によって不特定多数の方へ効果的に情報を発信できます。SNSや口コミによる拡散効果も期待できるため、宣伝に多額の広告費を割く必要はありません。
サイバー攻撃やマルウェアに関する情報を日々収集しており、高いレベルでのセキュリティ対策も期待できます。すべてのWeb制作会社がホームページの運用代行サービスを提供しているわけではありません。ホームページ上で運用代行に対応しているかを確認しましょう。
コンサルティング会社
自社に合ったツールや現状の問題点を把握したい場合、コンサルティング会社を活用します。メリットは、客観的な視点に基づく提案が得られる点です。
コンサルタントは多くの企業に携わっており、各企業のセキュリティ対策の問題点や必要なツールを見極める目に優れています。自社のセキュリティ対策や予算を正確に汲み取った提案を望める点が魅力です。
反面、コンサルタントはあくまで提案やアドバイスをする立場です。フォレンジック調査やホームページの運用など、実務の代行を依頼できるわけではありません。コンサルティング費用も高く、ミスマッチが発生すると無駄な費用を支払う可能性が高くなります。
まとめ
今回は以下の4点を述べました。
- ホームページのセキュリティ対策不足によるリスク
- ホームページを狙ったサイバー攻撃
- 種類別のホームページのセキュリティ対策
- セキュリティ対策を依頼できる外注先
サイバー攻撃を仕掛けられた場合、機密情報漏洩やデータの消失、顧客からの信頼喪失など、さまざまなデメリットが生じるため、早急に対策を取ることが重要です。
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