洗面所のクロス張替え費用はいくら?おすすめのクロスの選び方を解説!
- 洗面所のクロス張替え費用はどのくらい?
- 洗面所のクロスを選ぶポイントは何?
- 洗面所におすすめのクロスは?
洗面所のクロス張替えを検討している場合「どのような製品を選んだらいいのか」「費用が高額にならないか」と心配になる方も多いでしょう。洗面所のクロス張替えは、面積やクロスの種類によって大きく変動します。
この記事では、洗面所のクロス張替えにかかる費用の相場とクロスの選び方について解説します。おすすめのクロスもいくつか紹介するため、これから洗面所のクロス張替えを依頼したい方はぜひ参考にしてください。
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洗面所クロスの張替え費用は4万円〜7万円
洗面所のクロスの張替え費用は、4万円〜7万円です。クロスの張替え費用には、クロスの価格だけではなく、剥がしたクロスの処分費用や家具の移動費用などが含まれます。
洗面所には洗濯機や洗濯パン、洗面台などの家具が設置されており、クロスの張替えの際に移動することが少なくありません。家具の移動がある場合にはクロスの張替え費用が4万円前後、家具の取り外しや移動が多い場合には7万円前後の費用がかかります。
洗面所クロスの張替え費用を左右する3つの要素
洗面所クロスの張替え費用は、以下の3つの要素によって左右されます。
- 面積
- クロスの種類
- フロア施工の有無
1. 面積
洗面所の面積が大きくなれば、必要なクロスの量や仕事量が多くなるため費用が高くなります。一般家庭の洗面所は、床面積約4?が標準です。洗面所の壁紙・クロス張替えには、床面積に応じて天井と扉を除いた壁4面の面積を合計した壁紙・クロスが必要です。
床面積4?の洗面所の場合、必要なクロスの面積は以下のとおりです。
クロスの面積 | |
---|---|
天井 | 4? |
壁4面 | 18?〜20? |
合計 | 22?〜24? |
一般家庭とマンションでは天井の高さがやや異なるため、住んでいる家や部屋の天井までの高さを測ることが重要です。
2. クロスの種類
洗面所で使用されるクロスによっても、張替え費用は変動します。よく使用されるクロスには以下の2種類があり、価格帯も異なります。
1?あたりの価格 | |
---|---|
量産スタンダードクロス | 700円〜1,200円 |
高機能ハイグレードクロス | 1,000円〜1,500円 |
前述の例では必要なクロスの面積が24?のため、量産型クロスを使用した場合の費用は最大で28,800円です。高機能ハイグレードクロスを使用すると、最大で36,000円の費用がかかります。
洗面所のクロス張替えを業者に依頼した場合、施工費用や諸経費がクロスの料金と同程度になり、合計が5万円〜7万円であることも覚えておきましょう。
3. フロア施工の有無
洗面所のクロス張替え費用は、フロア施工の有無によって大きく変わります。フロア施工とは洗面所の床材のことで、以下の3つが主流です。
- フローリング
- クッションフロア
- フロアタイル
水回りである洗面所では、耐水性やメンテナンス性に優れ比較的安価に張替えできるクッションフロアが人気の素材です。
施工費用相場は、クロス張替えと同時であれば15,000円〜25,000円です。クロス張替えと一緒に行うことで費用が抑えられる可能性が高いため、施工業者にフロア施工も行えないか相談してみましょう。
洗面所クロスをDIYで張り替えると費用は2万円前後
洗面所のクロス張替えは、DIYで行うことも可能です。DIYの場合、クロスの料金に加え工事費用が3,000円前後となります。クロスの張替え費用を半分程度に抑えられるでしょう。
ただし、DIYと業者による施工では下地材の交換や壁の補修、最終的な仕上がりに差が出てしまうがおそれある点に注意が必要です。
DIYによる施工に不備があれば、壁やクロスの劣化が早くなり頻繁な張替えが必要になってしまうおそれがあります。施工に自信がある方以外は、施工業者に張替えを依頼するのが無難です。
洗面所クロスを選ぶ6つのポイント
洗面所で使用するクロスは、慎重に選ばなければなりません。クロスによって機能が異なるため、どのような機能を持った製品を選ぶか決める必要があります。洗面所クロスを選ぶ際に考慮すべき機能は以下の6つです。
- 防水機能
- 防汚機能
- 抗菌機能
- 消臭機能
- 防カビ機能
- デザイン性
1. 防水機能
洗面所は、家の他の場所と比べて水に濡れる可能性が高い場所であるため、クロスには防水機能が必須です。
洗面台で手を洗ったり、洗濯機を使ったりすることで、壁に水滴がつくのは避けられません。防水機能がないクロスでは、水が染み込み破れたり見た目が悪くなったりします。
洗面所で使用されるクロスの多くには撥水加工が施されているため、水が染み込まずふき取ることが可能です。防水機能によって、アレルギーの原因となるカビが生えるのも防げます。
2. 防汚機能
洗面所は、水回りの設備が多いため防汚機能が付いたクロスを使うのは賢い方法です。防汚機能が付いたクロスは、汚れがついてもすぐにふき取ってきれいにできるため、常に清潔な状態を保てます。
汚れがつきにくい、汚れがとどまりにくい、汚れても掃除がしやすいなど、防汚機能のあるクロスごとに特徴が異なるため、どのような機能を求めているかによって製品を慎重に選びましょう。
3. 抗菌機能
洗面所は雑菌が繁殖しやすい場所であるため、抗菌機能を備えたクロスを使用するのがおすすめです。抗菌機能のあるクロスは、人間に対して有害な菌の繁殖を防ぐ効果を発揮します。
子供がいる家庭では、アレルギーや病気の原因となる菌を抑制する抗菌機能つきクロスが効果的です。抗菌だけではなく、抗ウイルス機能があるクロスも販売されています。
4. 消臭機能
洗面所は湿気が多く、雑菌が繁殖しやすい環境であるため、消臭機能のあるクロスを使う方も多くいます。嫌な臭いは定期的に掃除をしても取りにくく、壁ににおいが吸着することも少なくありません。
消臭機能が付いたクロスは、消臭剤や化学反応による臭いの分解によって、洗面所をいつも快適な空間に変えてくれます。とくに日光との化学反応を用いたクロスは、消臭機能が半永久的に続くのがメリットです。
5. 防カビ機能
洗面所で大きな悩みの種となるカビを防止するクロスも販売されています。洗面所は水回りの設備が多いだけではなく、浴室からの湯気が流れてきて常に湿気が多い状態です。少し掃除を怠ると、すぐにカビが発生しアレルギーの原因となります。
防カビ機能付きのクロスに張替えれば、洗面所に発生するカビから解放され快適に過ごせるでしょう。調湿機能が付いたクロスを使用すると、湿度が調整されカビが生えにくくなるメリットもあります。
6. デザイン性
洗面所では、防水機能や防カビ機能も重要ですが、クロスのデザイン性も忘れてはなりません。機能性だけではなくデザイン性を重視してクロスを選ぶことで、毎日使っても飽きない空間を作れます。
高級感を出したいのであれば、白ではなく色味があるものを選ぶのが最善です。洗面台や洗濯機、床、天井とのバランスを考慮して色を決めましょう。洗面所に光が入りにくい間取りであれば、白や明るい色のクロスにすることで室内を明るくできます。
洗面所で人気のクロス4選
洗面所で人気のクロスはたくさんありますが、中でもとくに評判のいい3つを紹介します。
- リリカラ LB-9402:スタンダード
- サンゲツ FE74527:ハイグレード
- リリカラ LL-5108:ハイグレード
1. サンゲツ FE74527:ハイグレード
サンゲツ FE74527は、洗面所向けハイグレード壁紙・クロスです。デザインも高級感にあふれ、洗面所を一気に明るい雰囲気にしてくれます。
モダンなレリーフ調デザインでフィルムを使用した汚れ防止壁紙です。汚れ防止機能のほかに防菌・防カビ機能、抗菌加工もされています。
2. リリカラ LB-9402:スタンダード
リリカラ LB-9402は、1907年に創業され、現在ではインテリア事業で高名なリリカラ株式会社が販売する洗面所向け壁紙・クロスです。
シンプルでどのような洗面所にもマッチするデザインを採用しています。表面強度アップ、防カビ機能付きです。耐クラック機能が付いているため、壁を守るのにも役立ちます。
3. リリカラ LL-5108:ハイグレード
リリカラ LL-5108は、リリカラ株式会社の洗面所向けハイグレード壁紙・クロスです。シックなデザインが大きな特徴で、洗面所全体が高級ホテルの雰囲気に変わります。
準不燃生壁紙で、火事に強いのも大きなメリットです。防カビ機能付きで洗面所を清潔な状態に保てます。
洗面所のクロス張替えは相見積もりで業者を選ぼう
洗面所のクロス張替えは、使用するクロスや面積、人件費などによって大きく変わるため、相見積もりを取ることが重要です。相見積もりは複数の業者から見積もりを取ることで、適正価格を提示する業者を見極める助けになります。
相見積もりを取る際に、1番安い施工業者がいいわけではない点に注意が必要です。希望に合ったクロスを選んでくれるか、口コミはどうかなどを調査したうえで、施工業者を選ぶようにしましょう。
まとめ
洗面所のクロス張替えは、4万円〜7万円の費用がかかります。洗面所の面積やフロア施工の有無によって価格は変動するため、相見積もりを取って適正価格を知ることが重要です。
防水機能、防カビ機能、消臭機能など、希望する機能を決めてクロスを選べば、理想的な洗面所になるでしょう。
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洗面化粧台の取外し・再設置の作業は設備配管の脱着が必要なため、一般的には設備業者に依頼をします。作業日の朝に洗面化粧台を取外し、それから壁・天井のクロスとクッションフロアの張り替えを行い、夕方に洗面化粧台の設置という流れで1日で作業を終えることも可能です。
リフォーム業者に依頼をすれば、これらの工事をスムーズに最短工期で行うことが出来ると思います。
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