株式会社藏家

広島県に生まれ、小学6年生の時大阪に引っ越してきました。
高校卒業後、大阪芸術大学付属大阪美術専門学校に入学。
浪速短期大学（現大阪芸術短期大学）の通信課程を受講し、昼は専門学校、夜は通信教育の勉強を続けていました。
専門学校・短大の通信課程卒業後、大阪芸術大学2回生に編入し、建築学科で建築を学びました。

大学卒業後は設計の仕事に就きたくて、リフォーム会社に入社しました。
しかし、最初は営業を命じられ、外壁塗装の飛び込み営業をしました。高い目標を設定され、休日もなく、契約が取れずに怒られる毎日。心が折れそうになりましたが若かったのでしょうね。がむしゃらに仕事をこなし精神的に鍛えられた6ヶ月間でした。その後、念願のリフォーム設計の部署に異動しましたが、現場のことがさっぱり分からず、図面を描いているというよりも指示されるまま絵を書いているという感じでした。そんな毎日に将来の不安を感じてきました。そして、「現場を知るしかない」と一念発起し会社を退職して大工の職業訓練校に1年間通うことに。卒業後は工務店で現場監督などを経験し、現在の事業につながる自然素材を使った家づくりに巡り合いました。
そして、現在に至ります。

第一は自然素材を活かした家づくりを大切にしていることです。
また、お客さまはもちろん、現場の職人さんとコミュニケーションを深くとることも大切に考えています。どのような家を建てるかをプランニングする際には、理想の形や間取り、色や素材にいたるまで、徹底的にヒアリングしています。建てるだけでなく、その後に住むことまでを考えた家づくりに徹することを徹底しています。
私たちの家づくりのモットー。たとえばキッチンや建具、洗面などに既製品を使わず、すべてオーダーメイドで造作していきます。建具や窓は現場監督が枠図や納まり図面を描きます。既製品の場合はカタログを見れば寸法が分かるので大工さん任せでも大丈夫ですが、オーダーメイドの枠図を描くには現場の状態を理解しておく必要があります。そこが苦労する点だと思いますが、現場に納まったときの喜びはひとしおです。
また、お客様の笑顔を見られる時が一番の喜びです。

吉野杉・桧
紀州杉・桧
珪藻土
無垢材など